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NECエレクトロニクスフォトレポート2
消費電力半分のワンチップ P/PC
VR4181デビュー

1999年06月14日版

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(この記事は、NECエレクトロニクス フォトレポートの続きです)

■ NEC の Palm-sizePC? VR4181のワンチップソリューション、電力消費は従来の半分

 NEC は、現在、Palm-size PC を発表していない。

 ところが、NEC グループの NEC Electronics 社が、会場前面に、Palm-size PC のモデルを展示していた。

 と、「これは、NEC も Palm-size PC に参入か?」と思いきや、そういうわけではないらしい。

 前回の記事でも、すでに述べたように、こうしたプラットフォームは、例えば、カシオなどに提供され E-500 のような形で、カシオで生産されたりする。あくまで提供するのは、VR4181 という CPU と、それを利用した評価用ボードなのである。

 さて、前置きはおいておいて、VR4181 は、VR4121 のパフォーマンスはそのままか、そこそこで、消費電力を半分に抑えた低消費電力モデルである。Palm-size PC の場合、最も電力を消費するのは液晶パネルであろうから、ここだけが半分になっても、Palm-size PC 全体から見ると 25% 程度の改善でしかない。

 しかし、E-100 のように液晶画面を消した状態で、 MS Audio プレーヤーなどを利用しているユーザーにとっては効果が大きいだろう。

 また、従来の VR4121 などと比べてもっともアピールする点は、上記の写真にもあるように、CPU コア以外に P/PC の実現に必要となるようなチップセットを、すべて1つにまとめてしまった点にある。これは Palm-size PC のさらなる小型軽量化にも結びつくほか、もっと全然違うデバイスにも、VR4181 を搭載した製品が登場してくる可能性がある。

 まだ発表されたばかりとあって、この VR4181 を利用した具体的な製品予定は明らかにされなかったが、今年の秋から冬に各社から発表される次世代の Palm-size PC の多くがこのチップを採用することになるに違いない。

 マイクロソフトもこのチップを高く評価しているようで、副社長のキーノートスピーチなどでも名前を挙げて、「CPU の進化とはこういうことだ」というような内容の話をしていたのが印象的だった。

その他、みたこともないデバイスが続々登場


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■ 更新状況

  • 1999/06/14 (月) 写真を追加
  • 1999/06/11 (金) 作成

Written by けいたん

(C)1999 Windows CE FAN

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