アジア最大のPCイベント WORLD PC EXPO 2000

高速コンパクトフラッシュメモリ
レキサーメディア

2000年11月4日版

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■ 高速メモリカード レキサーメディア

 以前、WindowsCE FAN のニュースリンクとして、テーマを取り上げたことがあるので、ご存知の方も多いかもしれないが、世の中には、「8倍速」を歌ったユニークなメモリカードがある。米国のレキサーメディアというところが開発・販売している、8倍速コンパクトフラッシュメモリがそれで、下記のような特徴がある。

  1. 書き込み速度が従来のメモリカードに比べて、2倍 〜 8倍速で行える
  2. 書き込み時の消費電力が少ないため、バッテリの持ちがよくなる
  3. USB インターフェースを内蔵しており、後述する簡単なケーブルで PC と接続可能
  4. その分高価で、128MB 容量で 3万円中 〜 後半と、従来品の 1.5倍 〜 2倍

 これらの特徴について、会場でのデモシーンを交えながら、解説していこう。

■ 特徴1 書き込み速度が高速?

 書き込み速度が、従来品に比べて、8倍速と歌う、レキサーメディアだが、実際のところはどの程度高速なのだろうか? インターネット上で、検索してみると、おおむね市販の SunDisk や、ハギワラシスコム (日立チップ) のものと比較し、2倍 〜 3倍となっている結果が多いようだ。(関連リンク参照)

 まあ、レキサーメディアがうそを言っているわけではなく、従来品でも、古いメディアに比べて書き込み速度は改善されていると考えるべきだろう。そうした最新のメモリメディアに比べても、レキサーメディアはさらに高速であるというわけだ。

 ちなみに、レキサーメディアの展示員の方によると、年内にも 12x という12倍速品を発表するそうだ。今度はさらに速いぞとのこと。

オリンパスブースでは、デジカメを片手に持ったお姉さんが、他社のメモリカードで撮影した場合と、レキサーメディアの場合の記録時間の違いをストップウォッチで計測。最近の 300万画素クラスのものでは、十秒単位で差がでる。ちなみに、XGA のキャノン A5 でも体感で感じられるくらい記録は速くなる。

 下記の関連サイトなどを見ていただければ分かるとおり、メモリカードへの書き込みは高速でも、読み出し速度は従来品とほとんど変わらないという結果が得られている。読み出しが高速になれば、と思ってレキサーメディアを買うのは、高価なだけであまり意味がない。

■ 特徴2 書き込み時の消費電力が少なく、バッテリの持ちがよい

 今ひとつありがたみが少ない高速化なのだが、書き込み時間が半分で済むと言うことは、実は、デジカメなど書き込み用途がメインの利用方法の場合、消費電力が半分になるということを示している。

 実際、私も、最近の取材には、レキサーメディアの 128MB メモリカードを利用しているが、デジカメは2年前のキャノン A-5 を利用したままで、1本の充電池で、60枚 ⇒ 130枚くらいまでは余裕で撮影ができるようになった。1日展示会を歩くと、丸々2本使い切っていた (あるいは不足していた) のが、撮影枚数を2倍近くにしても、1本でぎりぎり足りるかどうかというところまで使えている。

 レキサーメディアのサイトを読むと、デジカメ用に最適! と書かれているし、オリンパスと言うデジカメメーカーと提携した理由も納得できる結果だ。

 ただし、読み込みの速度は同じであるため、必ずしも低消費電力とは言い難い。実際に Jornada 548 を MP3 プレーヤーとして利用する際に、MP3 ファイルをいれて使ってみたが、ハギワラシスコムなどに比べて、劇的に消費電力が伸びたという印象は受けなかった。(正確に測定したわけではない。調べてみたいと思うほど改善されていないということだ)

■ 特徴3 USB インターフェース内蔵で、簡単に PC と接続可能

 ノートパソコンであれば、レキサーメディアに PCカードアダプタをつけて、PCカードスロットに差し込めば、それで HDD として認識されるためすぐに利用が可能だ。しかし、デスクトップ PC の場合、別売の CFリーダーなどを購入する必要があり、CFメモリカードの読み取りは、面倒である。

 こうした要望に対して、レキサーメディアでは、メモリカード自体に USB のインタフェースを内蔵してあるのだと言う。このため、下記のような簡単なケーブルで、PC と接続できるとのことだが、あんまりありがたみは感じなかった。

非常に小さなアダプタで接続が可能。でも、出先で使う時にはノートパソコンを持ち運んでいるわけだし、今のところ、わたしには必要性がない。

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Written by けいたん

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