イベントレポート 21世紀 夢の技術展

セガ/遊べるインテリア
「フィッシュ・ライフ」

2000年8月6日版

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■ はじめに

 前回は、セガのブースについての印象についてまとめたが、今回は、その中の展示で、個人的にもっとも面白かった、遊べるインテリア「フィッシュ・ライフ」を見てみよう。

 実際に家族ぐるみで遊んでいた人たちの中には、

 「これ、どこで買えるの?」
 「いくらなの?」

 とか聞いている人もおり、かなりウケていたと思う。決して、狭義の「ゲーム」ではないのだが、いつまでも遊ぶことが出来る、ペット感覚のソフトウエアだ。

 「魚、ペット」というキーワードが続くと、詳しい人なら、往年の Mac ソフト「アクアゾーン」や、NECから発売されているインテリア製品「魚八景/魚八景ジュニア」などを連想する人もいるかもしれないが、セガのフィッシュライフは、その延長線上にありながら、それでいて、新次元の楽しさを持つ最高のインテリア・ソフトウエアだ。

※ すべての写真はクリックすると拡大することができます。

■ 遊べるインテリア 「フィッシュ・ライフ」はこんなソフト

 まずは、この2枚の写真を見てほしい。

 ぱっと見た印象は、単なる魚の泳いでいる環境ソフトや、スクリーンセーバーのようなものに見えるのではないだろうか。単純なスクリーンセーバーソフトと考えてもよく出来ている。

 魚の動きは、一定のものではなく、それぞれの魚が非常に個性的な動きをする。えさが落ちてくれば、みんなでそのえさをつつこうとするし、飽きると、ぷいとどこかへ泳ぎ去ってしまう。

 その様は、非常にリアルで、業務用のインテリア 「魚八景ジュニア」 と比較しても決して劣るものではない。

 しかし、フィッシュライフの真髄は、実はここから先だ。

 フィッシュライフの展示にあたっては、こんなパネルがつけられている。パネル写真は、上に掲載したが、せっかくなので、その内容を紹介してみよう。


人と魚たちの、
新しいふれあいのかたち

  • 画面を指でふれるとさまざまな変化が起こります
    魚に直接触れた場合と、魚以外の場所に直接ふれた場合など変化が異なります。
  • 画面上部の波が動いている部分にふれるとエサが出ます。

と、書かれたとおり、タッチパネル面を触ることで、魚たちといろいろ戯れることができる。この自然な感覚は、何ともいえず新鮮なものだ。

※ ストリーミングではないため、ダウンロードしてからご覧ください。ダウンロードするには、上記のリンクを右クリックしてから、「ファイルに保存」を選択します。

 その例をいくつかお見せしたい。

■ 指でつつくと膨れる

 ビデオにあるように、指でつんつんすると、魚がぷっと膨れたりするぞ。

■ ドレミファ・フィッシュモード

 ある特定の操作をすると、魚たちが鍵盤になる。

 

■ うるるんフィッシュモード

 時には、魚の顔が漫画調になったりもする。

■ お絵かきフィッシュモード

 タッチパネルに魚の絵を書くと、その絵が動き始めるぞ。しかも、その動きのまたリアルなこと、リアルなこと。。。(^_^)

※ ビデオは、すべてインターネットビューカムで撮影したものです。圧縮形式に最新のコーデックを利用しているため、再生時の最初の1回のみインターネット上から、コーデックのオート・ダウンロードを行いますので、再生までしばらくお待ちください。

■ 終わりに

 冒頭に書いた質問の答えだが、現状は、このセガのフィッシュライフは個人では購入することは難しい。これは、魚たちをリアルに泳がせるため、専用チップを用いて作製されているため、フィッシュライフのハードウエア自体が高価になってしまうためだ。これだけのクオリティのものを作るためには、まだまだ Dreamcast や、現在の PC では実現が難しいのだそうだ。(PlayStation2 ではどうかと思ったが、さすがに質問できなかった)

 このため、フィッシュライフは、まず全国のセガの直営店にデビューすることになる。

 続いての展開はまだまだ未定らしいが、こうした製品は例えば、病院の待合室や、インテリアショップの店頭、会社の待合室など、いろいろなところで利用できる可能性を秘めている。

 性質上、ぱっとブームになるような商品には思えないが、ふと気が付くと、意外と身近なところで見かけることができる商品になるかもしれないだけに楽しみだ。


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■ 更新状況

  • 2000/8/6 (月) けいたん

Written by けいたん

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