待望のニューフェース PocketPC がやってくる

第10回 PocketPC は
誰のために生まれ変わったのか?

2000年4月12日版

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■ はじめに

 さて、今回でなんと 10回にわたって、新しい WindowsCE プラットフォーム、PocketPC の紹介を行ってきた。次回からは、実機を利用してのレビューを行っていきたいのだが、まっずは、これまでの紹介を通して、私自身が感じたことをまとめてみたい。


■ 非常にアグレッシブなプラットフォーム: PocketPC

 具体的なマシンは、PocketPC を採用したメーカーから出荷されるのを待たないと分からないのだが、PocketPC というプラットフォームは、Palm-sizePC の中途半端が多かったソフトウエアに比べると、実に王道を進んでいると認めざるを得ないと思う。

 Palm-sizePC の登場から、約2年が経過した間の CPU パワーの増大もあるだろうが、その間に、ブラウザは、デスクトップと比較して遜色ない機能を持っているし、電子メールも IMAP4 がサポートされ、Word/Excel も、機能は縮小版だろうが、ファイルの互換性は保っているようだ。

 さらに、デスクトップ Windows にもまだ標準ではバンドルされているとは言いがたい、Windows Media Player の最新版と、Microsoft Reader、Microsoft Money などが添付される。非常に機能的には盛りだくさんの PDA が登場することになる。


■ 誰が一番嬉しいか?

 さて、こうした高機能は、どんなユーザーにとってもっとも利益が大きいだろうか。もちろん、Palm-sizePC を利用しているすべてのユーザーにとって、利便性向上が図られているわけだが、やはり、一番嬉しいのは、外を出歩く、ビジネスマンという気がしてならない。

 というのも、電子メールの受信機能の強化や、連絡先の使い勝手向上などは、まさに、この原稿を書いている私自身がほしいと思う機能ばかりだからだ。

 PocketPC ハードウエアにステレオ端子がついていれば、電車の中では MP3 ファイルで好きな曲を聴くことができる。レンタル CD 屋で、シングル CD を借りてきては、デスクトップの PC でエンコードすれば、いつでも好きな曲を持ち運べる。MD プレーヤーなんか持ち運ぶ必要はない。CF があれば、MD プレーヤーなんかよりもっと多くの曲が持ち運べる。

 電車の中での暇つぶしがさらに必要なら、Microsoft Reader でその日のニュースや、論文などに目を通すことができる。Internet 上のニュースが見たいなら、Pocket Internet Explorer を利用すれば、IE5.0 のお気に入りに登録されているページの最新情報にざっと目を通すこともできる。

 利用時間さえ身近が、ちょくちょく見る必要がある、予定表も WindowsCE Version 3.0 の採用により、高速に動作してくれるはずだ。現在は遅くてつらいのだが、高速になれば、やはり予定表は、手帳より、PDA の方が便利だ。

 米国版では、これに、Pocket Streets がついているが、日本語版では、各メーカーに頑張っていただいて、ぜひ 駅すぱーとなどの乗換え案内ソフトを ROM にバンドルしてほしい。限定版でなく、ぜひ製品として使えるものがよい。その分、価格が上がってもよいではないか。


■ 次回の記事は?

 というわけで、まずは、PocketPC がやってくるというテーマで、全9回、4/19 に米国で登場する PocketPC の話題をまとめてお送りした。

 この後は、できれば実機を入手していろいろ試してみたいと思う。

 また、あわせて、米国のサイトなどに掲載されるだろう PocketPC の情報のダイジェストなどを精力的に提供していきたいと考えている。

 やはり、反響が多いと、ユーザーサイドにたつ WindowsCE FAN としては頑張りようも変わってくるので、ぜひ、ハードウエアの掲示板などで励ましのコメントなども待っています。

第11回へ続く→


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■ 更新状況

  • 2000/4/10 (月) けいたん

Written by けいたん

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