ソニーCLIE PEG-NX70V 第8回 豊富かつ魅力的なバンドルアプリケーションその3 〜メモリースティックおよび音楽まわり〜

このページをDeliciousに追加 このページをはてなブックマークに追加 このページをYahoo!ブックマークに追加

2002年11月4日(月)版

ソニーCLIE PEG-NX70V 第8回 豊富かつ魅力的なバンドルアプリケーションその3 〜メモリースティックおよび音楽まわり〜

XScale PXA250 200MHz搭載のPalm互換機、CF/MSの2スロット内蔵

← 戻る  

本稿は「ソニーCLIE PEG-NX70V 第1回 PEG-NX70V がやってきた」の続きとなります。

■ はじめに、おわびを…

 前回のしめくくりで、「次回は無線LANを…」などと書いてしまったが、期待させてしまって申し訳ない! 実は筆者自宅のADSLの乗り換えに伴って、インターネットから遮断されてしまい、無線LANの検証が不可能になってしまったのだ…。もうすぐ乗り換え先のADSLが開通するはずなので、それまでいましばらくお待ちいただきたい!
 ということで、後に予定していたメモリースティックへのデータ転送と、音楽機能についてを、先にレビューしていきたい!

■ CLIE PEG-NX70V バンドルの音楽プレーヤー「Sonic Stage」見た目は最高!だけど…

 CLIE PEG-NX70Vで音楽を再生するには、メモリースティックに楽曲ファイルを入れる必要があるが、その一般的な方法は「Sonic Stage 1.5」をPCにインストールことだ。
 Sonic Stage 1.5は一言でいえば多機能な音楽再生ソフトで、各種ファイルの再生、ファイルフォーマットの変換、音楽CDの作成、外部デバイスへのファイル転送等を行うことが出来る。このソフト、非常にソニー的で画面デザインが非常にかっこいい。また使っていてなかなか楽しい。しかし、CLIE PEG-NX70Vと連携して使用するには一つ問題がある。それは、Sonic Stage 1.5を使ってCLIE PEG-NX70Vに楽曲を書き出すためには、「MGメモリースティック」が必要となるのだ。MGメモリースティックは、通称白メモリースティック、一言でいえば著作権保護機能つきのメモリースティックなのだが、やはりその分、通常の青メモリースティックよりも値段が2割ほど高い。
 しかし、CLIE PEG-NX70V自体は青メモリースティックでも音楽の再生は可能だ。そう、単にSonic Stage 1.5が使えないにすぎない。ということで今回は、青メモリースティックで音楽を聴くまでの下準備を紹介してみようと思う!


画面だけでなく、「動き」もかっこいいぞ!
青メモリースティックではエラーが…

■ MS ImportとMS Export

 CLIE PEG-NX70VにはMemory Stick Import(以下「MS Import」)とMemory Stick Export(以下「MS Export」)というソフトウェアがバンドルされており(MS Importは本体にインストール済み)、これらを用いることでPCからCLIE PEG-NX70Vに挿入されたメモリースティックにデータを転送することが可能になる。前者でCLIE PEG-NX70VからPCへ接続を行い、後者でPCからCLIE PEG-NX70Vのメモリースティック内にデータを送り込む、といった仕組みでデータのやり取りを行うのだ。

非常にシンプル、MS Export。

■ MS Exportをインストール

 MS Exportそれ自体は、CLIE PEG-NX70VでなくPCにインストールする、非常に小さなプログラムだ。画面デザインはシンプルで、上記Sonic Stage 1.5などと比べると、ちょっと物足りなさを感じる。まぁ「実用ソフト」はシンプルにこしたことはないのだけれど。ただ、シンプルが故に操作は簡単だ。メモリースティックに転送したいPC上のファイルをドラッグ&ドロップするなりで読み込んで「インストール」ボタンを押すだけだ。動作も軽快。
 またMS Exportには、ファイルの拡張子によって、転送先のフォルダを振り分ける機能がついている。例えば、CLIE PEG-NX70Vにインストールされている「Audio Player」(次回のレビューで紹介する予定だ)でmp3ファイルを聞くには、メモリースティック内の「PALM\PROGRAMS\MSAUDIO」というフォルダにファイルを転送する必要があるが、拡張子設定を行っておくことで、自動的に目的のフォルダに転送を行うことが出来るのだ。

■ MS Exportを用いないファイル転送

 実はパソコン上で、MS Exportを用いなくも、メモリスティックにファイルを転送することは可能だ。MS Import実行中のCLIE PEG-NX70Vは、PC上の一つのリムーバブルディスクとして認識される。わかりやすく言えば、CLIE PEG-NX70Vが俗に言うメモリースティックリーダーとして動作し、メモリースティックへ直接アクセスができるようになるということだ。(但しCLIE PEG-NX70Vの本体内のメモリにはアクセスできない。)
 通常のHDD上のファイル操作と全く同じ、慣れ親しんだ方法が使えるという点で魅力的な点も多いこの直接アクセスであるが、転送先のフォルダについては注意を払う必要がある。Palm端末のアプリケーションは、例えば上記Audio Playerのように、再生するファイルは「PALM\PROGRAMS\MSAUDIO」というフォルダに置かねばならない、いったような制約があるものが多いためである。PCのように「強引にファイルを探して、読み込ませる」といった動作は不可能な場合が多い(つまり、アプリケーション認識するデータファイル用フォルダが固定で定められている)ので、この点ご注意いただきたい。もっとも、Pocket PC の「Windows Media Player」でも、音楽ファイルは「My Documents」フォルダにコピーしないと動作しない。この辺は、PDA ならではの制約点なのではないだろうか。

 次回は実際にCLIE PEG-NX70VでMP3を再生だ!
 



ソニーCLIE PEG-NX70V 第8回 豊富かつ魅力的なバンドルアプリケーションその3 〜メモリースティックおよび音楽まわり〜

Reported by きとぷん


Last-modified: Sun, 24 May 2009 23:45:30 JST (3122d)