ソニーCLIE PEG-NX70V 第11回 ワイヤレスLANに挑戦〜その1 セッティング編

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2002年11月12日(火)版

ソニーCLIE PEG-NX70V 第11回 ワイヤレスLANに挑戦〜その1 セッティング編

XScale PXA250 200MHz搭載のPalm互換機、CF/MSの2スロット内蔵

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本稿は「ソニーCLIE PEG-NX70V 第1回 PEG-NX70V がやってきた」の続きとなります。

■ まずはCLIEのセッティングから

 純正ワイヤレスLANカード「PEGA-WL100」を使うためには、CLIE PEG-NX70Vに「Wireless LAN環境設定ユーティリティ」をインストールする必要がある。どうやらこのソフトウェアの中にデバイスドライバが含まれているようで、同ユーティリティが未インストールの状態で「PEGA-WL100」をCLIE PEG-NX70Vに挿してもカードを認識できず、当然利用は不可能だ。Wireless LAN環境設定ユーティリティのインストール方法は、通常のアプリケーションとなんら変わらないのでご安心を!

PEGA-WL100付属CD-ROMのインストーラ画面

■ ワイヤレスLANカード設定 〜下準備

 さて、無事にWireless LAN環境設定ユーティリティのインストールが済んだ状態でワイヤレスLANカードをさすと、CF Utilityが起動、自動的にカードを認識する。このあたりは、P-in Comp@ctの場合と一緒。さぁ、次はネットワークの設定だ。
 まずはラウンチャから「環境設定」を起動、その中の「ネットワーク」タブで各種設定をすることとなる。Wireless LAN環境設定ユーティリティのインストールにより、「サービス」の一覧に「Wireless LAN」という項目が追加されているのがわかる。迷うことなくタップ。プロファイルの設定を行おう。 


ワイヤレスLANカード認識!
サービス一覧に、新たに「Wireless LAN」登場。

■ ワイヤレスLANカード設定 〜プロファイルの設定

 プロファイルの設定項目は、PC用ワイヤレスLANカードのそれと殆ど変わらない。まずはSSIDとWEPキーの設定。通常無線LANを利用する際には、セキュリティの観点からもSSIDやWEPというものを設定するのだが、今回はとにかく無線LANを利用してみることが先決なので、割愛! (ちなみにSSIDとは無線LAN上のネットワークを識別するコード、WEPは通信の暗号化を行うものだ。これらをきちんと設定しないと、あなたのワイヤレスネットワークは覗き、ただ乗りされ放題に・・・) 
 ちなみにプロファイルは複数作成することが可能なので、自宅とオフィスでそれぞれ無線LANを使っている場合にも安心。
 そして今回はアクセスポイント(無線LAN対応ルータ)を経由しての利用なので、「Infrastructure」モードを選択。

これは悪い例。きちんとSSIDとWEPキーの設定を!

■ ワイヤレスLANカード設定 〜高度な設定

 今回は無線LAN対応ルータのDHCP機能を使い、CLIE PEG-NX70VとPCそれぞれにIPアドレスを自動的に割り当てたのでここまでの設定で準備完了なのであるが、手動設定を行う「高度な設定」画面も用意されている。この画面では、IPアドレス、DNSアドレス、および省電力モードの設定が可能だ。IPアドレス、DNSアドレスは通常のPCのNICのそれと変わらないので特に説明の必要はないと思うが、ポイントは「省電力モード」。
 デフォルトでは省電力モードはON。その名から推測できるように、この状態では最大電力での通信を行わない。当然発する電波は弱くなり、通信状態は幾許か悪化するはずだ。どうやら環境によっては、省電力モードを解除してやらないとブチブチ接続が切れるという障害も報告されているらしい。運良く筆者の環境では省電力モードONでも全く問題なし。まぁ狭いワンルームマンションという環境的な要因もあるだろうが…


基本は「自動」でいいはず。
手動設定も可能。

■ ワイヤレス環境の出来上がり!

 さぁここまでの設定すればCLIE PEG-NX70Vのワイヤレス環境は完成だ! (長々と書いてきたが、実は筆者の環境で必要だったことは、Wireless LAN環境設定ユーティリティのインストールのみ。特にSSIDもWEPキーも設定していなかったからだが、上述したようにセキュリティ面で非常に危険なのでオススメはできない) 早速NetFrontを利用してWebにアクセスしてみる。未接続の状態でURLを入力すると、「接続しますか?」と問われるので、もちろん「OK」をタップ。接続は5秒程度で完了。
 …っと、しばらくネットサーフィンをしてみたが、やはり言うまでもなくPHSからのアクセスに比べると遥かに快適だ。PDAという画面描写性能の問題もあり、PC並みのスピードで「パッ」とは表示されないが、「サクッサクッ」と表示はされるので(この表現の違い、お分かりいただけるだろうか…)十分実用範囲内だ。

 逆に特筆すべきは、Palmならではの起動速度の速さを活かして、ふと思いついたときに気軽にWebにアクセスできることであろう。筆者の場合、家にいるときは基本的にPCの電源は入れっ放しで、何時でもWebにアクセスできるようにしてはいるのだが、流石に家をでる直前や寝る前は電源を落としてしまう。だが、電源を消した直後に、「明日の天気はどうなんだろう?」「今日の出かけ先には、結局どの駅で乗り換えればよかったんだろう?」といった疑問がふと沸き起こり、PCの電源を落としてしまったことを後悔することがしばしばある。実は最近はPCの「休止状態」モードのおかげでそんなときのストレスはかなり減ったが、それでも、このCLIEの立ち上がりにはまったくかなわない。) 筆者的にはそんな時に、即座に、そしてそれこそベッドの中でも玄関でもすぐにWebへのアクセスができてしまうCLIE PEG-NX70VとワイヤレスLANカード、PEGA-WL100のタッグは非常に役に立ちそうだ!

次回も無線LAN関連。今度はワイヤレスHotSync機能等をレビューしてみようと思う!



ソニーCLIE PEG-NX70V 第11回 ワイヤレスLANに挑戦〜その1 セッティング編

Reported by きとぷん


Last-modified: Sun, 24 May 2009 23:45:30 JST (3739d)