museaのチョットかわった位置づけ 「infogate」と「M-stage」って?

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2002年11月28日(木)版

museaのチョットかわった位置づけ 「infogate」と「M-stage」って?

Pocket PC 2002/CF TypeII/薄型14.8mm/軽量180g/エントリ(入門)マシン

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■ NTTドコモの Pocket PC 2002 端末「musea(ミュゼア)」のチョットかわった位置づけ

 以前のレビューでも少し触れたとおり、musea(ミュゼア)には単なるPocketPC2002端末とは別の、NTTドコモのPHSの販促物であるという側面がある。NTTドコモとしては、ユーザーにmuseaとNTTドコモ製PHS(例えばP-in memory等)を組み合わせて使ってもらい、その通信料およびコンテンツ料金で収益をあげようという狙いがあることは明白だ。
 そのためmusea本体それ自体は、お買い得感のある価格設定がされている。同社のH/PC(ハンドヘルドPC)、シグマリオン/IIもPHSとの抱き合わせによる低価格販売がなされていたが、ビジネスモデルとしてはそれと同じであろう。

赤丸印が「通信編」。その量は100ページにもわたるぞ!

■ マニュアルのうち多くを占める「通信編」

 museaのマニュアルを手にとって驚いたのは、その「通信編」に割くページの多さだ。実にマニュアルの総ページ中、その1/3以上を「通信編」に割いているのだ。このあたりに前述したNTTドコモの思惑、いや、むしろmuseaのアイデンティティが見え隠れしている。
 ではNTTドコモはどのようにして、我々 ユーザーにPHSを使わせようとしているのだろうか?その答えの一つが「infogate」や「M-stage」といったコンテンツ/サービスにある。

■ infogateとM-stage

 さてそれでは、その「infogate」「M-stage」とは何なのか?
 一応NTTドコモとしてのサービス定義上は

  • infogateは「PDA向けポータルサービス」
    (museaマニュアルより)
  • M-stageは「ドコモのマルチメディアサービスの統合ブランド」
    http://www.nttdocomo.co.jp/p_s/mstage/ より)

となっている。そして「M-stage」はさらに細分化され、
  • コンテンツメニュー/アプリケーションメニュー
  • M-stage book
  • M-stage Vライブ
  • M-stage visual
  • M-stage music
  • 位置情報コンテンツ
  • M-stage ビジュアルネット

黄色印が「infogate」と「M-stage」アイコン。
メニューの一番左上、特等席だ。

 これら7つの個別のサービスの集合体となっている。これらのうち青色の上記4つが、museaで楽しむことができるサービスだ。
 museaにはこれらのサービスにスムーズにアクセスするためのお膳立てがされている。「musea menu」(以前のレビューを参照)に真っ先に目に飛び込む、まさにその名の通りの「M-stage visual」と「infogate」アイコンだ。
(「M-stage book」と「M-stage Vライブ」に関してはmusea発売後スタートのサービスであったので、標準ではクライアントソフトはバンドルされていない。)

■ ちょっと複雑な関係

 実はこれら「infogate」と「M-stage」、一筋縄ではいかないふくざつな関係が、その間にはある。何がわかりにくいかを改めてまとめるとともに、それに対する筆者なりの結論を考えてみた。

 まず内容的に「infogate」は、「M-stage」サービス中の「コンテンツメニュー/アプリケーションメニュー」と同じものとして考えたほうがよい、ということだ。言い方を変えれば「コンテンツメニュー/アプリケーションメニュー」の別名が「infogate」であるとも言える。そして「infogate」および「M-stage」の各サービスを利用するには「infogate利用料」(100円/月:2002年11月現在)を支払う必要があるということだ。

 つまり、「サービス」という観点では「M-stage」の中にコンテンツポータルとしての「infogate」が存在しているといえるのだが、片や「契約・料金」という観点では「infogate契約・利用料」が「M-stage」よりも上位に位置しているのだ。わかりにくい構図だ?!(少なくとも筆者は混乱した。)

 「infogate」という単語を「コンテンツポータル」と「契約名」の二つの側面をきっちり分けて考える、これが筆者の出した結論である。

 ちなみにこのあたりは筆者が頭を悩ませながら調べたことであり、NTTドコモ側にはまだ未確認であることをご容赦頂きたい。なんとか時間を見つけて是非真相をお伺いしたいところだ。

 結局、今回は具体的なサービス内容に踏み込むところまで行かなかったが、次回はこれらのサービスの具体的な紹介、可能であれば実際の利用までをご案内したいところ!



museaのチョットかわった位置づけ 「infogate」と「M-stage」って?


Reported by きとぽん


Last-modified: Sun, 24 May 2009 23:45:30 JST (3100d)