CLIE PEG-NZ90 レビュー 第2回 〜写真で比較! CLIE PEG-NZ90 vs CLIE PEG-NX70V

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2003年2月24日(月)版

CLIE PEG-NZ90 レビュー 第2回 〜写真で比較! CLIE PEG-NZ90 vs CLIE PEG-NX70V

200万画素カメラ搭載のモンスターCLIE


本稿は「CLIE PEG-NZ90 レビュー 第1回 〜恒例のパッケージ紹介!」の続きとなります。


■ でかいっす、NZ90…

 兎にも角にも、予想以上に大きかったCLIE PEG-NZ90。前モデルであるCLIE PEG-NX70Vも、発売当時はかなり大きく感じたものであるが、今改めて比較してみると、それがスリムに感じるほどである。「大きくなった」と表現したが、正確に言うと「厚みが増した」というべきであろうか。写真を見ていただければお分かりかと思うが、CLIE PEG-NX70Vと比較して上部の厚みはおおよそ1.5倍ほど。CLIE PEG-NX70Vの上部にはカメラに加えメモリースティックスロットや赤外線ポート、そしてCFカードスロットまでつめこんであったものだが、一方CLIE PEG-NZ90はというと、見事にカメラのみ。写真でみると銀色の(そして厚さの原因となっている)部分が、ちょうどカメラ部にあたる。フラッシュ内蔵の代償は少なくなさそうだ。

今回はCLIE PEG-NZ90をCLIE PEG-NX70Vと写真で比較しながら、その中身を追ってみるぞ!

■ 左サイド


 まず、左側面を比較してみよう。CLIE PEG-NX70V(右側)をみてみると、写真下部からCAPTUREボタン、リモコン端子、ジョグダイヤル、BACKボタン、HOLDスイッチ、と続いている。対するCLIE PEG-NZ90(左側)はというと、赤外線ポート、ジョグダイヤル、BACKボタン、VOICE RECボタン、そして最後に小さくRESETボタン(の穴)と続く。操作の要となるジョグダイヤルの位置はそれほど変わっていないため、前モデルに慣れた人もこの点ではすんなり乗り換えが可能だろう。また注目すべきはVOICE RECボタン。CLIE PEG-NX70VでCLIE史上初めて搭載されたボイスレコーダ機能であるが、今回新たにVOICE RECボタンが搭載されたことで、さらに使い勝手が向上している。電源OFF状態からでも、このボタンを押すことで電源ON→ボイスレコードが開始されるのだ。レスポンスも非常に良好(ボタン押下から録音開始まで1秒かかるかかからないか、といったところ)だ!

■ 右サイド

 大きく違うのが、右側面だ。CLIE PEG-NX70Vの右側面には一切ボタンやインターフェースがなく、すっきりしていたものだが、CLIE PEG-NZ90では一変。下部から見ていくと、メモリースティックスロット(写真では青メモリースティックが入っている)、POWERスイッチ、HOLDスイッチ、バッテリスロット、リモコン端子、そしてCAPTUREボタン。ここで注目すべきは、バッテリスロットだろう。着脱式のバッテリが搭載されたことにより、予備のバッテリパックを利用することで、充電器に頼らず長時間の利用が可能になる。これは旅や出張のお供に携えるような使い方をする場合には、非常に便利だ。他方、CLIE PEG-NZ90の目玉でもあるカメラのフラッシュは、非常に電池を食う。その欠点を補うという意味でも、着脱式のバッテリというのは歓迎できよう。
 CAPTUREボタンは前モデルのそれと同等の機能で、一度押すと電源ON→撮影モードに入り、もう一度押すことで撮影が可能、といったものだ。

■ 背面


 次は背中をみてみよう。まず大きなインパクトを与えるのは、CLIE PEG-NZ90(左側)のカメラだろう。CLIE PEG-NX70VではCFカードスロットが邪魔してこのように画面と180度の位置にカメラを持っていくことはできなかったのだが、CLIE PEG-NZ90ではそれが可能となっている。ただ、注意が必要なのはCLIE PEG-NZ90のカメラは画面と一体整形となっており、CLIE PEG-NX70Vのように独立して角度を変えることはできない、という点。このあたりの作りは、後日改めてご紹介しよう。
 またCLIEロゴの下に、ゴム蓋のようなものが見えると思うが、これはクレードルとの接続コネクタである。クレードルと接続する際には、この蓋を開け、コネクタを接続する形となる。さらにその下部にある穴はスピーカ。ちなみに、フラッシュの上部の穴がマイクとなる。

■ いよいよ前面

 いよいよオープンスタイルでの外見を比較してみよう。上述のようにCLIE PEG-NZ90のカメラは可動式でないため、オープンスタイルでは常にカメラは「自分撮りモード」になってしまう。
 ほかにパッと目に付くのは、スタイラス収納位置が変更になったこと。CLIE PEG-NX70Vのスタイラス収納位置は、「落としやすそうでこわい」といった話をしばしば耳にしたものだが、個人的な感想では、CLIE PEG-NZ90の収納位置のほうがそのような恐れが高い気がする。というのも、スタイラスの側面がむき出しとなっており、たとえばカバンの中で何かとこすれようものなら、いとも簡単に抜け落ちてしまいそうだからだ。ただ、実際にまだそのような紛失にはあっていない。
 あと写真ではわかりにくいが、キーボード下部にCLIE PEG-NZ90のポイントの一つであるカードリーダ(Felicaリーダ)部がある。ここにカードをかざすことで、カードの残額や履歴が見られる、というものだ。この機能も、次回あたりにご紹介してみようと思う。


 また大きく変わった部分として、キーボードの作りがある。CLIE PEG-NZ90は全体的にキーが四角くなったことに加え、いくつかのキーのサイズが大きくなっている。キー配置自体には変更ないものの、ボタンの質感・クリック感は結構違い、CLIE PEG-NX70Vのキーボードに慣れた身には、結構新鮮に感じる。どちらが優れているか、に関してはしばらく使ってみてから判断を下そうと思う。

■ 忘れてはならない下部

 下部の作りの変化も忘れてはならない。CLIE PEG-NX70Vの下部にはクレードル接続用の端子があるのみであったが、CLIE PEG-NZ90の下部にはCFカードスロットとアプリケーションボタンが位置している。ちなみにアプリケーションボタンとは、Palmユーザーにはおなじみの「予定表」「アドレス」「To Do」「メモ帳」の4つのクイック起動ボタンのこと。この写真ではわかりにくいが、画面側の下部に4つ並んでいる。これによって、CLIE PEG-NX70Vの欠点であった「ターンスタイル時にアプリケーションボタンが利用できない」という問題を克服しているというのがポイントだ。ちなみにこのアプリケーションボタンは、ターンスタイル時のみに有効だ。

■ 微妙な作りの甘さが気になってしまったり…


 さて、今回はあらゆる角度からCLIE PEG-NZ90を前モデルCLIE PEG-NX70Vと比較してみたが、いかがだっただろうか。大きく、重くなってしまっているのは紛れもない事実なのであるが、それと引き換えに、前モデルでは味わえなかった「頑丈な作り」を感じるのもまた事実。あくまでもこれは感覚の問題で、果たして本当に頑丈かといわれれば何とも言えないのであるが、少なくとも、あまりにも華奢に感じてしまったため、どうもガシガシ使い倒すのに抵抗があったCLIE PEG-NX70Vと比較して考えれば、多少は雑な使い方もしてみようかという気にさせてくれる。 ただ、最後に残念な点を一点。写真を見ていただければ一目瞭然であるが、ディスプレイパネルが閉じきらないのだ… 全体的に隙間がわずかに開いてしまっているのに加え、右側のほうがさらに浮いてしまっている。CLIE PEG-NX70Vではこのような問題はなく、しっかり閉じきっていてくれている。実用上の問題はなく些細なものではあるのだが、こういったツメの甘さは一度気にしだすととまらないといった部分もあるので要注意だろう。

次回からは、機能面での特徴を紹介していくぞ!



CLIE PEG-NZ90 レビュー 第2回 〜写真で比較! CLIE PEG-NZ90 vs CLIE PEG-NX70V


Reported by きとぷん


Last-modified: Sun, 24 May 2009 23:45:30 JST (3101d)