ソニー CLIE「PEG-TG50」 第3回 美しいデザインが印象的なTG50

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2003年3月19日(水)版

ソニー CLIE「PEG-TG50」 第3回 美しいデザインが印象的なTG50

光るキーボードと高性能ビューワー Picsel Viewer for CLIEが人気のビジネス・クリエ

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■ はじめに

 ソニーのミッドレンジクラス・クリエ「PEG-TG50」の紹介を行っている。いよいよ注目の「PEG-TG50」本体に移っていこう。結論からいうと、この「CLIE PEG-TG50」は、メタリックな質感が非常に美しく、かなり魅力的なガジェットに仕上がっている。「PEG-TG50」では本体に保護カバーがついているが、この保護カバーを閉じたときの地味な印象と、カバーを開いたときに現れるメタリックな美しい質感の表面がいいコントラストになっている。まさにポケットや鞄からさりげなく取り出して、一人悦に入って使えるという感じだ。

■ CLIE PEG-TG50 の本体デザインをチェック

◎ 本体前面カバー

 それでは本体各部について紹介していこう。「PEG-TG50」の本体には、保護カバーが付属する。カタログでは本体重量として、「184g (カバーなしだと 158g)」と書かれているが、マニュアルをみながらカバーを外してみたが、ちょっと手軽に外せる感じはしない。また、カバーを外したら、ちょっとデザイン的にもイマイチだ。ということで、本体の重量は 184g と思っていただいたほうがよさそうだ。もっとも今後サードパーティからケースが発売されたときには、ここを取り外して、そちらに付け替えるなどの利用方法は十分考えられる。 カバーを開いた時の重心はちょっと上に寄りがちで、スタイラスで画面を操作するときはともかく、キーボードを利用する際には、ちょっと上に倒れがちな印象が強い。もっとも、クリエで長文を書く人が多くいるとも思えず、それほど大きな問題ではないだろう。筆者の場合は、意外とクリエの「メモ帳」で記事を書いたりしているので、それなりに長時間使っていると辛さを感じるのは事実だ。

◎ 本体左面

 本体左横には、上から順に下記のようなものが並んでいる。「REC(録音)ボタン」、「ジョグダイヤル」、「BACKボタン」、「POWER/HOLDスイッチ」だ。 「REC(録音)ボタン」は、Palmでは珍しいのかもしれないが、Pocket PC では初期のころからついていた音声メモの録音用のスイッチだ。静かなところで使う分には、マイクの感度は悪くない。実際には、場所を変えながら何箇所かで検証してみる必要があるだろう。 「ジョグダイヤル」は、初期のクリエから変わらないものだ。クリクリとまわして、決定することができるほか、指を少しスライドさせれば「BACK」ボタンもある。クリエ標準のランチャーとの相性もよく、心地よい。 「POWER/HOLDスイッチ」は、おそらく本機で初めて備わる機能だろう。(筆者は Palm/CLIEはほとんど詳しくないことは付け加えておく。) 本スイッチを下側に下げると電源オン、もう一度押し下げると電源がオフとなる。この他、下に 2秒程度押し下げるとバックライトのON/OFFも可能だ。そして、このスイッチを上に押し上げると、HOLD状態となり、液晶パネルの電源をオフにすることができる。また、電源オフの状態で「HOLD」にすれば、鞄の中などでボタンが押されても勝手に電源が入ることがない。 話が少しそれるが、多くの Pocket PC 2002 搭載機では、本体の電源設定で、ボタンを押したときに勝手に電源が入らないようにする機能が付属している。しかし、クリエと併用してみると、この「HOLD」の機能は分かりやすく、切り替えも容易だ。ぜひ、Pocket PC 2003、2004 の発売時期には検討に入れていただきたいものだ。

左から「REC(録音)ボタン」「ジョグダイヤル」、
「BACKボタン」「HOLD/POWERスイッチ」
◎ 本体右面

 本体右側はシンプルだ。上側にストラップをつける場所がある。電車の中や、都市の雑踏の中で使われることもある PDA にはぜひともほしい機能だ。携帯電話で欠かせないのはもちろん、PDA にも今後は標準となるデザインと言える。 下側には、スタイラスが刺さっている。一部で、スタイラスが抜けやすくてなくなってしまうと評判の悪い場所だが、筆者の場合、スタイラスはほとんど使わないためか、まだ事故にあったことはない。ただ、心理的にはやはり上にあった方が安心だろう。

通勤電車の中や、雑踏の中でも使うPDAには、
ストラップはぜひほしいところだ
◎ 本体上部

 本体上部は、左側から、「赤外線ポート」、「Bluetoothランプ」、「メモリスティックスロット」、「ヘッドホン端子」がある。 「赤外線ポート」は、他のPalmデバイス等と通信することができるポートだ。その他、Pocket PC とほぼ同様の使い方が可能と言っていい。 「Bluetoothランプ」は、Bluetoothの通信時に青く光る。「Bluetooth」だけに青いランプということで、ちょっとイイ感じだ。 「メモリスティックスロット」はこちらも従来どおり。きちんと内蓋があり、メモリスティックを入れると、蓋が内側に倒れる形になる。 「ヘッドホン端子」は、通常のステレオヘッドホン端子だ。リモコンコントロール用の端子はないため、CLIE PEG-NX70V等用のリモコンは利用することができない。マニュアルのイラストにもあるが、ヘッドホンを買うなら、ヘッドホン自体にボリュームがついたモデルがお勧めだ。以前、WindowsCE FAN でも紹介したことがあるが、最近はソニーの他にも松下電器製など、ボリューム付きのモデルが増えているようだ。

通信時に青く(Blue)光る Bluetooth端子。
光らせて楽しんでいるだけだが、レビューを行っているうちに
一度は使ってみたい。
◎ 本体下面

 本体下部は従来どおり、コネクタがある。こちらもあまり詳しくないが「PEG-NX70V」とは共通のコネクタに見えた。実際クレードルは、「PEG-NX70V」用のものを利用することが可能だった。このことから、おそらく充電とHotSyncについては、共通と考えてもいいのではないだろうか。キーボードが内蔵されている、同機で外付けキーボードを使いたいというユーザーはレア(希少)だろうから、あまり深く突っ込まない。気になる人はしばらく待って、使いたい周辺機器の対応が歌われるのを待つといいだろう。

PEG-NX70V等、最近のPalmデバイスと共通の端子だ。

■ おわりに

 冒頭にも述べたが、「PEG-TG50」のデザインは現在発売中のPDAの中でも、トップクラスだろう。Pocket PC では「NTTドコモ musea(ミュゼア)」や、「東芝 GENIO e550G」シリーズも優れているが、それと同等かそれ以上のデザイン性がある。

 それでは、次回は、この「PEG-TG50」最大の特徴とも言える、Graffitiエリアを捨ててまで選んだ内蔵キーボードの使い勝手を検証してみよう。



ソニー CLIE「PEG-TG50」 第3回 美しいデザインが印象的なTG50

Reported by けいたん


Last-modified: Sun, 24 May 2009 23:45:30 JST (3898d)