米国マイクロソフトがモバイルデバイスサイト上に Flash6 Player for PocketPC2002情報を掲載【第1回】

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2003年4月7日(月)版

米国マイクロソフトがモバイルデバイスサイト上に Flash6 Player for PocketPC2002情報を掲載【第1回】

マイクロソフトPocket Watch Newsletterでも!

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■はじめに

 3月27日、米国マイクロソフトのモバイルデバイスニュースのページにPocketPC 2002用のFlash 6プレイヤーのニュースが掲載された。まだ米国サイト上での発表だけで、英語版のみのリリースではあるが、さっそく入手して試してみたのでまずは速報版でお伝えしよう。
 第1回目は、まず入手方法やインストールに関する情報について簡単にお伝えしよう。
 第2回目は、機能や技術的な内容など1歩踏み込んだ内容について触れようと思う。

■マイクロソフトのコンテンツにも採用されている技術

PIEでマイクロソフトサイトを表示しここをクリックする
 Flashは米国マクロメディア社の技術で、ブロードバンドインターネットサービスが始まった頃からだろうか、家電メーカーや化粧品メーカといった一般消費者向け製品メーカのプロモーションページ等で特に多く採用されるようになった。

 日本のマイクロソフトのサイトでも、春のキャンペーンである「マイクロソフト新生活応援ウェブ」Office XPの体験のコーナーで操作方法を解説するコンテンツ作成に用いられている。いわゆるリッチインターネットアプリケーション(RIA)実現の手段としてデファクトスタンダードになっている。

 すでにPocketPC 2002にはFlash 5 Player for PocketPC 2002が標準で添付されていたのだが、Flash6で作成されたコンテンツは見ることができなかった。今回、WindowsXP等のパソコン用と同じバージョンのFlash 6プレイヤーがリリースされたことにより、今まではみることのできなかったパソコン向けのコンテンツもPocket PCで見ることが不可能ではなくなった。ただしPocketPCからアクセスしてもうまく見えないページもある。これについてはその理由を後述しよう。

■入手方法は

Flash6を使ったマイクロソフトのキャンペーンページへ
 PocketPC用のFlash6プレイヤーはPocketPCデバイスメーカより供給されることになっている。最近ではマイクロソフト社のモバイルデバイスサイトからもダウンロード可能になっている。

 ただし海外で発表された英語版のみの状態であり、日本ではまだ公式にアナウンスがされておらず、日本国内のデバイスメーカー、マイクロソフト、マクロメディア社からは発表がまだ無いので、国内でサポートが受けられるようにはまだなっていない。問い合わせても情報を得られないと思われるので注意しておこう。


■インストール方法は

 早期にトライする方のためインストール方法について簡単に触れておこう。
 ダウンロードしたインストーラファイルinstall_fp6_ppcax_en.exeは自動的にActiveSyncを介してPocketPC 2002にインストールされるようになっている。ダウンロードしたインストーラを実行する前にActiveSyncでパソコンとPocketPC 2002を接続(同期)状態にしておくのを忘れないようにしよう。接続されたらインストーラーを起動すれば、通常のPocketPCアプリケーションと同様にインストールできる。

■インストールされたプレイヤーはどこに?

 PocketPC2002のオーナーが無料で入手できるFlash6プレイヤーはブラウザ(Pocketインターネットエクスプローラ、略称PIE)用のプラグインでスタンドアローンアプリケーションではない。
 Flash6コンテンツを含むサイトをPIEで参照するか、デバイス上でHTMLに埋め込まれたFlashムービーを閲覧することになる。
 
■パソコンで見えるのにPocketPC2002で見えないサイトがあるのは?

 Flash6 Player for PocketPC 2002はパソコン用のFlash6 Playerと同じ仕様であるが、PocketPC 2002では見ることができないウェブサイトがある。原因としては次のようなケースがある。

(1)ウェブサイトがPocketPCを対象にしていない場合

ブラウザ判定で参照できないと判定されてしまっている
 FlashコンテンツがどっさりあるShockwaveサイト(http://www.shockwave.com)は参照できなかった。これはウェブサイト側がブラウザを検出し、Pocketインターネットエクスプローラを対象外としてエラーメッセージをだしてしまうからのようだ。

 マクロメディア社のサイトも入り口がほぼ100%Flash化されているもののまだPocketPCはサポートされていないように見受けられる。

 なにかと話題のマイクロソフトSPOTの公式サイトにある「SPOTを使ったライフスタイルの紹介」もFlash6を用いてコンテンツが作成されているのだが、やはりブラウザを判定しているため見ることができなかった。

 商用サイトの場合、ブラウザ判定を行って、ブラウザの種類が異なってもなるべく同じ見栄えになるよう工夫されていることが多い。これがかえって仇となってしまっているようだ。

 個人サイトの場合、商用サイトのようにブラウザ判定を行っている頻度が低いので、Flashを使ったページを閲覧できる可能性が高い。


(2)コンテンツがPocketPCの処理能力を超えている場合

 Flashは基本的にコンテンツが小さくなるように工夫されているが、コンテンツ作成者の都合で巨大なビットマップ等を含んでいたり、非常に巨大コンテンツになっている場合、PocketPCの作業領域が不足して、再生できなかったり、途中で終了したりしてしまう。

 Flashのコンテンツは、少しでも再生開始が早くなるように、必要最小限の部分がダウンロードされた直後から再生が始まるようになっている。
 ダウンロードプログレスが直ぐ始まるのはそのためだが、途中で止まってしまった場合にはこれに相当すると考えてよいと思われる。

しかし今後急速にPocket PCを対象にしたFlashコンテンツも増えるはずなので期待しよう。マクロメディア社のサイトには「今日のサイト(Site of the day)」というコーナーがある。
 PocketPC 2002によるアクセスをサポート外としてリジェクトしないサイトを探してみよう。ページ内のリンクをたどりブラウザ判定で見れないと判定されても、別のリンクをだどるとブラウザ判定が行われていない場合もあるのでチェックしてみよう。

■最後に
 
 筆者がFlash6 Player for PocketPC 2002の情報を知ったのは一昨日でマイクロソフト社の「Pocket Watch Newsletter」による。このニュースは月刊で発行されており、米国マイクロソフトのサイトで登録すればだれでも無料で配信をうけることができる。
 これからますます熱くなるPocketPCのニュースを素早く知ることができるよう皆さんも登録されてはいかがでしょうか。



米国マイクロソフトがモバイルデバイスサイト上に Flash6 Player for PocketPC2002情報を掲載【第1回】

Reported by かっぴー


Last-modified: Sun, 24 May 2009 23:45:30 JST (3737d)