ジャストシステム「ATOK for PocketPC」番外編:動作保証外のキーボード入力を検証!

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2003年5月8日(木)版

ジャストシステム「ATOK for PocketPC」番外編:動作保証外のキーボード入力を検証!

PocketPC最強の市販日本語入力システム

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■はじめに

 「WindowsCE FAN」にて「いよいよ登場!PocketPC最強の市販日本語入力システム:ジャストシステム『ATOK for PocketPC』がついに登場 2002年11月22日版」でご紹介した「ATOK for PocketPC」ですが、「キーボード」での入力に関する検証をいくつか行いました。
 「株式会社ジャストシステム」では「キーボードは動作保証外です」としているので、「保証外」ということで、この記事を読んでいただきたいと思います。

  ※「WindowsCE FAN」独自の検証ですので、キーボードでの動作確認に関し、「株式会社ジャストシステム」への問い合わせは避けください。

■「iPAQ H3850」+「純正マイクロ・キーボード」

 結論から言うと、「iPAQ H3850」と「純正マイクロ・キーボード」との組み合わせで動作することを確認しました。但し、以下で説明するように、「日本語版ドライバ」では動作しません。「英語版ドライバ」を使用すれば入力が可能です。  

 (1)「設定」画面にて、「日本語入力にATOKを使用する」にチェックマークがついていることを確認して下さい(下の画像:青線で囲んだ部分)。

 (2)以下に「日本語版ドライバ」での動作、「英語版ドライバ」での動作を比較しましたので参考にして下さい(以下すべて:左-日本語版ドライバ、右-英語版ドライバ)。

 (3)「iPAQ Micro Keyboard」のドライバのバージョンは共に「V2.15 build0924」です。

 (4)「新規」で「Pocket Word」を起動した直後は、SIP(Software Input Panel)に「ATOK」が表示されています。

 (5)ところが、例として「ものごとを」と入力すると、「日本語版ドライバ」で変換候補として「ローマ字」の選択しかできません。「英語版ドライバ」では変換候補として「ローマ字」を含め「ひらがな」・「カタカナ」・「漢字」が選択できます。
  また、「日本語版ドライバ」では、「設定」で「日本語入力にATOKを使用する」としているのにも関わらず、SIP(Software Input Panel)が標準の「MS-IME」に変わってしまっています。

 (6)当然ながら、以下のような入力となってしまいます。

   ・「iPAQ H3850」と「純正マイクロ・キーボード」との組み合わせで「ATOK」を使う場合は「日本語版ドライバ」ではなく、「英語版ドライバ」をセットアップして下さい。

 (7)この「英語版ドライバ」を使用した場合、「推測変換候補」の使用も可能です。
  その際のキーボード操作は「Fn+Enter」で「選択」、「Shift+Enter」で「確定」となります。

  ※純正マイクロキーボード:
   ・「Fn」:青色の矢印
   ・「Enter」:赤色の矢印
   ・「Shift」:黄色の矢印

(8)「英語版ドライバ」でも標準の「MS-IME」を使用することが可能です。

■「jornada568」+「hp jornada pocket キーボード」

 (1)「hp jornada pocket キーボード」の場合は、「日本語ドライバ バージョン1.0」を使用して通常の入力が可能です。
 (2)「推測変換候補」の選択は「tab」キーで行います。
 (3)但し、「確定」に相当するキーがありませんので、スタイラスペンで選択した「推測変換候補」をタップしてください。

  ※pocket キーボード:
   ・「tab」:青色の矢印

■「jornada568」+「ターガス・ストアウェイ・キーボード」

 (1)「PocketPC2002英語版ドライバ バージョン1.6」を使用して通常の入力が可能です。
 (2)「推測変換候補」の選択は「tab」キーで行います。
 (3)但し、「確定」に相当するキーがありませんので、スタイラスペンで選択した「推測変換候補」をタップしてください。

  ※ターガス・ストアウェイ・キーボード:

■「Genio e550G」+「エレコム:HUB付USBコンパクトフルキーボード(TK-U89H2MSV)」

 (1)特別なドライバを必要としないで、「ATOK」が使用できます。これはこのキーボードが「USB HID(Human Interface Devices )」インターフェイスの仕様に基づいて設計されているからだと思われます。
 (2)但し、いくつかの「ファンクション・キー」が使用できません。

  ※エレコム:HUB付USBコンパクトフルキーボード:

■あとがき

 既に様々なサイトで報告されているように、「FEP」としての選択肢は標準の「MS-IME」や「ジャストシシテム」の「ATOK」だけではなく、様々なものがあります。
 「PocketPC」での入力にキーボードは必要ない、といった議論もあります。
 様々な意見があって、様々なツールがあればあるほど、自分にあった「WindowsCEマシン」の選択が可能になるのではないでしょうか?

 今回は「iPAQ」を中心にいくつか報告しましたが、「ATOK for PocketPC」が「このPocketPCとこのキーボードでも使えた」という情報がありましたら、連絡をいただければ幸いです。



ジャストシステム「ATOK for PocketPC」番外編:動作保証外のキーボード入力を検証!


Reported by BEATBOY


Last-modified: Sun, 24 May 2009 23:45:30 JST (3769d)