画面キャプチャで見る シグマリオンIII 搭載ソフト その3

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2003年5月25日(日)版

画面キャプチャで見る シグマリオンIII 搭載ソフト その3

シグマリオンII から大幅パワーアップ

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■画面キャプチャで見る「シグマリオンIII」搭載ソフト

これまでは搭載アプリケーションを紹介してきたが、今回は運用アシスタントやコントロールパネルをご紹介しよう。

■運用アシスタント

従来同様、シグマリオンIIIにも独自アプリケーションとして「運用アシスタント」が搭載されている。このソフトの機能は「メモリカードを利用した本体メモリ内容のバックアップ・リストア」と「メモリカードを利用したPIMデータのコピー」の二つ。

前者は本体メモリ内の全データ(アプリケーション・本体の設定・データファイルなど全てを含む)をCFもしくはSDメモリカードにバックアップし、必要に応じてリストアする。このバックアップをこまめに行えば、バッテリーが消耗してメモリ内容が消去された場合や、不慮の事故で本体が破損したような場合にもすぐ復帰させることができる。特に、PCと連携させないで使用している場合には重宝するだろう。

後者は電子メール・予定表・連絡先・仕事・指定フォルダの内容をメモリカードにコピーするもの。シグマリオンIII同士でのデータ共有等に使用できる。また、「バックアップ・リストア」では全メモリのバックアップを取るためにメモリカードの容量も時間も大量に消費するが、「データコピー」なら必要なデータだけを選択してバックアップできるので負担は軽い。

なお、シグマリオンIIで搭載されていた、スケジュールを設定して行う自動バックアップ機能は削除されている。


■パワーマネージメント

電池残量の確認などを行うのが、「パワーマネージメントのプロパティ」アプレットだ。このアプレットでは、メインバッテリ・バックアップバッテリそれぞれの残容量確認と、自動サスペンドまでの時間を設定する。メインバッテリの残量表示は、シグマリオンIIと同様に20%刻みだ。PocketPCでは1%刻みで表示できる機種も多くあり、今後の改善が望まれる。試作機を使用した限りでは、100% -> 80%になるまでの時間が比較的短く、それ以降60%や40%になるまでの時間がかなり長かったように感じられた。なお、今回のバックアップバッテリは充電式で、ユーザーが交換することはできない。
「電源オフ」タブでは、操作が行われなかった場合に自動で電源を切るまでの時間を「1分〜5分」の範囲で設定することができる。従来機種では、この自動電源オフ機能を嫌ってレジストリを操作し、機能を無効にしていたユーザーも多かったが、シグマリオンIIIで同様の設定が可能かどうかは不明(レジストリエディタが動作しなかったため)。

■拡張機能の設定

シグマリオンIII独自の機能を設定するのが「拡張機能の設定 プロパティ」アプレット。「ハードアイコン」タブでは、画面右にある5つのハードアイコンをタップした際に起動するアプリケーションを設定する。ここではアプリケーションしか設定できないように見えるが、実際にはデータファイルを指定することもでき、その場合は関連づけられたアプリケーションが自動で起動してファイルを開いてくれる。ショートカットの引数なども上手く使えば、かなり応用が利きそうだ。

なお、ハードアイコンは画面左(ユーザーの変更不可)が「受信トレイ」「Picsel Browser」「Media Player」「mobileCustom」「M-stageサイトをIEで開く」のショートカット、画面右の初期値が「Internet Explorer」「Windows Messenger for CE」「連絡先」「予定表」「Mopera クイックスタート」のショートカットに割り当てられている。

「キーカスタマイズ」タブでは、画面のように一部キーに割り当てられている機能を変更できる。特にCtrlキーとCapsキーの入れ替えは重視するユーザーも多いだろう。基本的に、変更できる内容はシグマリオンII時代と同じだ。


■フォントサイズ設定

シグマリオンIIIは800x480という高解像度を実現しているが、液晶の実サイズはシグマリオンIIより若干小さくなっている。高精細で美しい画面を実現したのは評価できるものの、一方Interlinkで指摘されていたように、「画面が高精細すぎてフォントが小さくなってしまい、視認性が下がる」という問題がある。標準状態でも決して見にくいわけではないが、とにかく字が小さい印象なのは間違いない。このフォントサイズを調整するのが「フォントサイズ設定」アプレットだ。本アプレットでは、インターフェースやIEなどに使用されているフォントサイズを一律に変更したり、各部分を別々のサイズに設定したりすることができる。フォントサイズは三段階で、最小の「標準」、一回り大きい「大」、「大」のサイズでさらにボールド(太字)化した「最大」がある。「カスタム」を選ぶと、システムフォント・IEのフォントなど、色々な部分のフォントサイズを個別に設定することが可能だ。スクロールバーやボタンの大きさも同様に個別に設定できる。筆者個人の感覚としては「標準」でも特に読みにくいとは感じなかったが、試しに「最大」に設定してみたところ、インターフェース回りの視認性は驚くほど良くなった。「シグマリオンIIIは字が見にくそうで…」と言う前に、是非一度フォントサイズの調整を試してほしい。参考までに、各フォントサイズに設定した際のスクリーンショット(標準最大)を撮ってみた。


■システムのプロパティ

システムに使用されているOSのバージョン確認や、プログラム実行・記憶用メモリの割り当て変更を行うのが「システムのプロパティ」アプレットだ。「メモリ」タブではメモリ割り当て量の変更が、「デバイス名」タブではActiveSyncの際に使用するデバイス名の設定を行う。メモリの割り当てに関する制限は特になく、動作・記憶用のどちらでも使えるだけのメモリを割り当てることが可能だ。

注目すべきは「全般」タブ。ここでは、CF拡張スロットに挿入し、認識されたカードの名前が表示される(SDスロットのカード名は表示されない)。この「認識された」というところがミソで、ドライバがインストールされていない無線LANカードなどは使用できないため、当然ここに名前が表示されない。試しに手持ちのAir H"カード「AH-N401C」を挿入してみたところ、ここに名前が表れず、ダイヤルアップに使用することもできなかった(=認識されていない)。NTTドコモ製のPHSカードはドライバのインストールなどを行わなくても認識されたので、恐らく何らかの形でNTTドコモ以外のカードを認識しないようなプログラムが組み込まれているのではないかと思われる。(ただし今回試用したのはあくまで試作機なので、正式な製品版でも同じとは限らない。参考まで)




画面キャプチャで見る シグマリオンIII 搭載ソフト その3

Reported by square


Last-modified: Sun, 24 May 2009 23:45:30 JST (3101d)