小さい!軽い!安い!iPAQ PocketPC h1920が登場

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2003年6月2日(月)版

小さい!軽い!安い!iPAQ PocketPC h1920が登場

米国で大人気の小型軽量モデルが日本でもリリース

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■PocketPC中最小!「iPAQ Pocket PC h1920」が発売開始

「iPAQ PocketPC」シリーズで世界のPocketPC市場をリードするHPから、小型軽量のPocketPC新機種「iPAQ Pocket PC h1920」が発表、同日付で販売開始された。このモデルは、半年ほど前にアメリカで販売開始されて人気を集めている小型モデル「iPAQ Pocket PC h1910」の日本語版だ。

最大の特徴は、「世界最小※、超軽量でスタイリッシュなPocket PC」(※2003年4月現在HP社調べ)という、PocketPC現行機種中最小で超軽量のボディにある。どれくらい小さいかというと、具体的にはCLIE T600シリーズと同じくらいだ。小型軽量で人気を集めた往年の名機、PalmVよりやや大きい程度の筐体は、手にとって驚くこと間違いなし。高機能だが大きく重い、という従来のPocketPCのイメージを完全に覆されるだろう。スーツの内ポケットや女性のポーチなどにも無理なく収納できるサイズは、まさに手帳代わりにピッタリだ。デザインもスタイリッシュに仕上がっており、その小ささ軽さとあわせて、女性がさりげなくおしゃれに使えるPocketPCである。

■半透過液晶・交換可能バッテリなど、優れた使い勝手

小型ではあるものの、デバイスの顔と言える液晶にはh3900/5400シリーズ同様の半透過型液晶ディスプレイを搭載しており、視認性は屋外・屋内を問わず非常に高い。さらに、CPUはh3900/5400で採用されていたPXA250 400MHzから最新のPXA255 200MHzに変更されており、動作周波数は400→200と半分になったものの、h3900/5400とほぼかわらずさくさくと動作する。

また、内蔵バッテリの駆動時間は約8時間と従来より短くなっているものの、簡単に交換することができるので予備バッテリを持ち歩けばカバーできるだろう。従来機種で心配されていた、バッテリーの経年劣化問題にも無縁だ。

■残念ながら、拡張性などは削られている

一方で、小型化に伴って削られた部分も多い。CPUはh3900/5400で採用されていたPXA250 400MHzからPXA250 200MHzに変更され、内蔵RAM容量も48MBになった。従来機種で使用できた拡張ジャケットは使用できなくなっている。この点は小型軽量をとことん追求する上の究極の選択だったのではなかろうか。

拡張スロットも本体内蔵のSDメモリカードスロットのみなので、単体でのネットワークアクセスが事実上できない点は少し残念だ。後継機種に期待したい。ネットワークアクセスを利用しないユーザーにとっては全く気にすることはない点ではあるのだが、購入の際には注意が必要だ。

■なんとお値段は24,800円

ある意味で一番驚かされたのは、上記のような制限を打ち消してあまりある魅力的な価格設定である。h3950が49,800円、h5450が69,800円(hp directplus 直販価格)であるのに対して、なんとh1920は24,800円に設定されている。米国量販店ではh1910が$299(=約36,000円)で販売されていることを考えても、この価格設定は破格といってよい。しかも販売開始キャンペーンとして限定1920台が19,800円で販売され、この価格は現在販売されているPDA全体の中で見ても最も安価な部類に入る。PocketPCに興味はあっても、値段が高くて…と購入を見合わせていたユーザーも気軽に購入できるのではないだろうか。

■まとめ

以上のような特徴を持つh1920は、総合すると小型軽量のビューア・PIM用途に向く安価なモデル、ということになる。ネットワークへのアクセス性や拡張性など割り切る部分も多いが、他のPocketPCと一線を画した使用感が得られるのは間違いないだろう。

筆者はアメリカに行った際にh1910を購入し、かれこれ3ヶ月あまりメインマシンとして使用している。普段PocketPCでのネットワークアクセスをあまり利用しない(ノートPCを持ち歩いているため)こともあって、h1910で特に不便だと感じたことはない。プロセッサスピードが200MHzであることに不安を感じる向きも多いだろうが、体感上400MHzモデルとの差を感じることは滅多になかった。小型軽量のモデルを求めているユーザーで、用途に合致しているなら本当にオススメのデバイスだ。また、そのシンプルな機能や価格からして、PDAを持ってみたいという初心者にもおすすめできるPocketPCだ。このh1920により、Pocket PCのマーケットがまた元気になるのを期待したい。

左からPalm Vx、h1920、h3970。h1920がとんでもなく小型なのがよくわかる。ちなみに、Palm Vxとh1920を重ねると、h1920がすっぽりおさまってしまう。ケース流用すら可能
厚さの比較。さすがにPalm Vxには勝てないが、13mmの厚さはカラー液晶PDA中最薄クラス。CLIE T600より0.5mm厚いが質量は18gも軽い



小さい!軽い!安い!iPAQ PocketPC h1920が登場

Reported by square


Last-modified: Sun, 24 May 2009 23:45:30 JST (3856d)