ケータイの見所はドコモだけじゃない! 注目のキャリア各社をチェックだ

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2003年7月18日(金)版

ケータイの見所はドコモだけじゃない! 注目のキャリア各社をチェックだ

WIRELESS JAPAN 2003

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会場入り口に陣取ったボーダフォンレッドの
J-フォンブース。インパクトは十分だ!

■ボーダフォンレッド一色のJ-フォンブース

 会場を入るとまず目に飛び込んでくるのが、10月1日のボーダフォンへのブランド移行を発表したJ-フォンブースだ。日本ではこれまで馴染みのなかった「Vodafone」の名前を浸透させるためだろう、展示スペースはボーダフォンレッド一色で来場者にはかなりのインパクトを与えていた。

 J-フォンブースでは、ブランド移行後に本格展開すると見られている3Gサービス「Vodafone Global Standard」に力を入れており、実際に3G端末を使ってテレビ電話を体験することができるコーナーや、NOKIA、MOTOROLAといった海外向け端末などが展示されていた。

 また、メガピクセルカメラを搭載した「J-SH53」で実際に撮影した画像をその場でプリントし、その高画質なカメラをアピールしていた。評判通りJ-SH53の実力はなかなかのもので、通常の使い捨てカメラなどと比べても遜色のない写真を撮ることができる。あとは、この高画質な画像をどういったサービスで活かすことができるか、これからのメガピクセルケータイの動向に注目したい。

注目のメガピクセルケータイ「J-SH53」。実際に手にとってその実力を確かめることができる
かなり高画質で実用レベルに達したな〜と感じるJ-SH53で撮った写真。その場でプリントアウトしてもらえるぞ


注目のIPv6やデザインケータイ「talby」の展示などで賑わいを見せるKDDIブース。どのキャリアも華やかな演出だ

■IPv6、斬新なデザインモックなど先を見据えたKDDIブース

 続いて向かったのが、ドコモに続き会場で2番目の広さを誇るKDDIブース。ケータイキャリア各社のブースは、お互いの派手な演出が干渉しないようにそれぞれが距離を取って配置されており、会場では熱い演出合戦が行われていた。

 KDDIブースで、まず目に飛び込んできたのが今年のビジネスショウでも展示されていたマーク・ニューソン氏によるデザイン重視のケータイ「talby」の展示だ。メガピクセル・大型液晶とひたすら機能を追い求めている現在のケータイは、どうもデザインをないがしろにしている気がする。現在のケータイのデザインに不満を感じているユーザーは少なからず存在し、これからはもっとシンプルでセンスのあるケータイをという意見もある。そんな市場のニーズを満たしてくれるケータイとして、この「talby」はもっとも近いのではないだろうか。

 ただ、残念ながら今回もデザインモックという形で出展されており、製品化の道はなかなか険しそうだ。もし、こんなおしゃれなケータイが登場すれば、筆者は間違いなく即買いしてしまう。

スペック重視の時代はもう終わりか!?
マーク・ニューソン氏デザインのシンプルでおしゃれなケータイ「talby」
今回もデザインモックでの展示だが、背面のライト付きカメラなど良くできている。
こんなおしゃれなケータイみなさんも持ちたいでしょ?

 また、KDDIブースにはDIONの回線を利用したIPv6の展示も行われていた。まだ実証実験の段階で、ユーザーにとっての最大限のメリットを模索中とのことだった。

 IPv6対応機器ということで、LinuxザウルスA5305Kが展示されており、いずれIPv6が本格展開された暁にはこのようなPDAやケータイを使って、家庭のエアコンやTV、ドアなどを外出先から管理することも可能になるだろう。

IPv6実証実験の概要が書かれている。それほど遠い未来の話ではないだろう
IPv6対応PDAとして展示されていたLinuxザウルス。「ワイヤレスで考え ワイヤレスで創造する」という今回のテーマにふさわしい期待のサービスだ


■デュアル端末は考えてません〜DDIポケットブース

 定額PHSの先駆けであるDDIポケットブースには、AirH"端末やAirH"を使ったソリューションの展示が行われていた。このところ、ホットスポットやオフィスでの無線LAN環境などが整いつつあるが、その辺も含めて今後AirH"はどのような方向へ進んでいくのか担当者に伺ってみた。

 やはり気になるのが、PHS + 無線LANのデュアル端末についてはどう考えているのかということだが、今のところNTTドコモの「P-in Free 2PWL」のような製品は未定とのことだった。理由としては、まだホットスポット市場が未成熟であり、ある程度の需要を見込めないためだという。

 その代わりにDDIポケットでは、NTTコミュニケーションズとの簡易ローミング・サービスを用意しており、サービス上でのデュアルを実現している。これは、Air H"のユーザーがNTTコミュニケーションズの「ホットスポット」を手軽に利用できるサービスで、カードを挿しかえる手間はあるもののAir H"ユーザーにとってはうれしいサービスだろう。

 また、NTTドコモ「@FreeD」とのシェア争いについては、128kbpsサービスの安定性の向上など既存のサービスのクオリティを向上させ、@FreeDとの相乗効果でこの定額PHS市場全体を拡大していきたいと語っていた。

よりクオリティの高い通信サービスを目指す
DDIポケットのAirH"



ケータイの見所はドコモだけじゃない! 注目のキャリア各社をチェックだ


Reported by カツヤ


Last-modified: Sun, 24 May 2009 23:45:30 JST (3706d)