@FreeD+無線LAN対応「P-in Free 2PWL」 知らなきゃはまるぞ。スイッチで切り替える3つのモード

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2003年8月12日(火)版

@FreeD+無線LAN対応「P-in Free 2PWL」 知らなきゃはまるぞ。スイッチで切り替える3つのモード

今更ながら、NTTドコモの定額制データ通信「@FreeD」

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■ はじめに

 NTTドコモの定額制データ通信サービス「@FreeD」と、802.11b準拠の無線LAN機能が一体になった、ドコモの「P-in Free 2PWL」を紹介している。前回、「P-in Free 2PWL」の取扱説明書が優れていると書いたばかりなのだが、実際、取扱説明書を読むのは面倒くさい。実は、筆者も、取扱説明書を読んだのは、このレビューを書くためだったりする。実際には購入後に、ドコモショップを出るなり、箱を開けて、「P-in Free 2PWL」本体を取り出し、早速シグマリオンIIIに差し込んで、PHS通信を行ったりしていたのが実態だ。

 しかし、その後、ノートパソコンや、シグマリオンIIIで無線LANを使ったり、PHSに切り替えたりしているうちに、だんだんとよく分からない挙動もでてくるようになった。今回は、そのあたりをまとめた内容だ。ドコモの取扱説明書がよくできていたので、内容としては、ポイントだけ抑える形としたい。「これじゃわからん」という方は、ぜひ取扱説明書を読んでほしい。あわせて読んでもらえれば、より分かりやすいはずだ。

■ 「P-in Free 2PWL」の3つのモード

 以前のレビューでもちょっと触れたことがあるが、「P-in Free 2PWL」本体には、その軽量・小型な本体にハードウェアスイッチがついている。以前のレビューでは、このスイッチは「無線LAN機能のON/OFF機能か?」と書いていたのだが、実際には、「P-in Free 2PWL」の3つのモードを切り替えるスイッチだった。「PHS」「DUAL(PHS+無線LAN)」「WLAN(無線LAN)」の3つのモードを切り替えることができる。それぞれのモードで、どのようなことができるか異なるので注意が必要だ。ここでは、シグマリオンIIIの例で、簡単に挙動をまとめてみたぞ。

モードPHS通信
(NTT_DoCoMo-P-in_Free_2P)
PHS通信
(P-in Free 2P)
設定ソフトによる
切り替え
無線LAN通信
PHS
×××
DUAL
×
W-LAN
×××

■ 注意したいのは、PHSとしてのデバイス名が変化するところ

 この表を見ていただければ、判る人にはポイントがすぐにわかってもらえるだろうが、あえて解説しよう。「P-in Free 2PWL」は、「PHS」モードのときと、「DUAL」モードのときで、PHSデバイス名が異なる。前者の時には「NTT_DoCoMo-P-in_Free_2P」を選択する必要があるし、後者の場合には「P-in Free 2P」を選択しないと、モデムとして認識されないのだ。このため、「P-in Free 2PWL」のモードスイッチを切り替えたら、あわせて、PHS通信時の「モデムの選択」で、デバイスを切り替える必要がある。

 無線LAN側ではこうした面倒な点はない。デフォルトでは認識されないが、一度、シグマリオンIII用のソフトをインストールしておけば、「DUAL」でも「W-LAN(無線LAN)」のいずれのモードでも、無線LANとして認識してくれるようだ。

■ あなたは「DUAL」派? それとも「モードスイッチ」派?

 筆者が1週間ほど使ってみた感じだが、筆者の場合、この「P-in Free 2PWL」はシグマリオンIIIとの組み合わせで利用するのがメインだ。で、筆者の場合は「モードスイッチ」派。「PHS」で利用したいときと「無線LAN」を利用したいときで、「P-in Free 2PWL」のスイッチを切り替えている。というのも、シグマリオンIIIで、設定ソフトを起動して、モードを切り替えるよりも、ばしっと、「P-in Free 2PWL」抜いて、スイッチを切り替えて、再び差し込んだ方がはるかに早くて確実だからだ。

 一方で、ノートパソコンで利用している場合には「DUAL」モードも意外といける気がした。特に、会議中などで無線LANの調子が悪くて、PHSに切り替える際などは、キーボード操作だけで、無線LANから、PHSに切り替えられるのがグーだった。というのも、会議中の人の話なんかまったく聞いていないのだが、PHSカードの抜き差しなんかやった日には、自ら「会議なんか聞いてません」と宣言するようなものだからだ。その点、キー操作だけで、PHSにしたり、無線LAN にしたりできるの機能があるのは、使える機能だ。

■ おわりに

 NTTコミュニケーションズの「HOTSPOT」や、NTTドコモの「Mzone」など、公衆無線LANサービスこと、ホットスポットのサービスが利用できるところも広がってきた。

 それ以上に、筆者の周りで流行っているのが、企業内で無線LANを利用できるようにしている環境だ。多くが、セキュリティ上の理由から社内LANとしては、無線LANを開放しておらず、MACアドレス登録などと併用しているのだが、それとは別に、OCN や、Yahoo!BBのADSLサービスを導入して、そこに無線LANルータをくっつけている。検証用や、お客様のゲスト利用用に開放している。無線LANの感度は場所によっては意外なところから利用できたりして危ない面もあるが、こうした利用用途を限った例なら、初期コスト 3万円程度、月額数千円で導入できる。Webサイト構築や、インターネット向けのコンテンツ作成、デザイン会社などでは、今後こうした動きもどんどん広がってくるのではないだろうか。そんなときに、この「P-in Free 2PWL」をシグマリオンIIIや、ミニノートと組み合わせて持ち運ぶのは意外と便利だ。

 最近聞いて面白かった話では、腰を痛めて、ノートパソコンを持ち運ぶのは厳しくても、シグマリオンIIIなら大丈夫!という人がいた。最初からノートパソコンを持ち運んでいなければ腰を痛めることもなかっただろうという話で、健康面からみても、割り切った軽量モバイル機器の導入は有効らしい。



@FreeD+無線LAN対応「P-in Free 2PWL」 知らなきゃはまるぞ。スイッチで切り替える3つのモード

Reported by けいたん


Last-modified: Sun, 24 May 2009 23:45:30 JST (3804d)