mobileCustomに有償コンテンツが登場 「GEMiniユーティリティパック」前編

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2003年9月1日(月)版

mobileCustomに有償コンテンツが登場 「GEMiniユーティリティパック」前編

mobileCustomでシグマリオンIIIをパワーアップ!

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■思い立ったらすぐ書ける手書きパッド

 HandheldPCやPocketPCなどWindowsCE機にはタッチパネルの特性を活かし、InkWriterなど手書きメモのソフトが搭載されていた。しかし、シグマリオンIIIにはそのようなメモソフトは搭載されておらず、代わりにキーボード入力のみに対応した簡易ワープロソフトの「Microsoft ワードパッド」が搭載されている。だが、キーボード入力のみのワードパッドでは、パッと起動してささっと手書きでメモを取るというようなPDAならではの使い方はできないだろう。

 そこで今回、mobileCustomからそのようなPDAの特性を活かすため手書きメモソフト「手書きメモパッド」の提供が開始された。これは、有償コンテンツの「GEMiniユーティリティパック」に含まれるアプリケーションのため、使用するにはmobileCustomより購入する必要があるのだが、かなり高機能で使い勝手も良いためそれなりの価値はあると思う。

 手書きメモパッドは、スタイラスで直接メモを取れる描画モードと、キーボードによる入力が可能なテキストモードの2つの入力形態が備わっているため、すぐにメモが取りたいとき、立っている時は手書き入力、座っていてタッチタイプができるような環境ではキーボード入力と利用シーンに応じてメモを取ることが可能だ。また、ペンの太さやペンの色を変えることもでき、消しゴムツールも用意されているため、紙に書くのと同じような感覚でメモを取ることができる。さらに、書いたメモをメールで送信する機能や、周囲の会話などを録音することのできる録音機能、ある一定の間隔でアラームを鳴らしてくれるアラーム機能など便利な機能も搭載しているぞ。

使いやすく、様々な機能を搭載した「手書きメモパッド」


■手書きメモパッドの様々な機能を試す

 それでは、手書きメモパッドの機能や使用感など実際に使ってみたので紹介する。

○手書きでメモを取る

 まず、思い立ったときにすぐにメモを取れるかとうことがメモソフトとしてかなり重要な項目になると思うが、起動に要した時間は1秒程度とかなり高速な上、起動すると新規ページが開かれている状態なのでこの点は全く問題ないだろう。

 手書きのメモに関しては、解像度の高い液晶も手伝って以前のH/PCに搭載されていたメモソフトに比べてかなり書きやすいと感じた。また、鉛筆ツールや消しゴムツール、線の太さや色など画面上部に表示されたツールバーにより変えることができるため、PC用の複雑なレタッチソフトに比べるとかなりシンプルで使い勝手が良い。ただ、間違って線を引いてしまったときなどに便利な「元に戻す」のような機能や、簡単な図形描画の機能があればもっと便利だろう。

 手書き入力にするには、編集 -> 描画モード をタップするか、画面上部の鉛筆のアイコンをタップすることで行える。また、線の太さや色、消しゴムの切り替えもアイコン、又はツールより可能だ。


○キーボードによるテキスト入力

 タッチタイプができる方にとっては、キーボードによる入力の方が便利かもしれないが、やはり線を引いたり図を書いたりするときなどは手書き機能が搭載されていると便利に感じる。キーボードによる入力は、基本的にはワードパッドなどのテキストエディターと変わらないのだが、日本語を入力する際以下の画像のように一度違う部分に入力した文字が表示されそこで変換などを行い、確定するとテキストが書かれるといったように、少し特殊なので多少の慣れが必要かもしれない。

 キーボード入力のモードに切り替えるには、編集 -> テキストモード 又は、手書きモード切り替えアイコンの左にあるAと書かれたアイコンで行える。


○アラーム設定

 メモソフトにアラームというなんとなく不思議な組み合わせだが、利用の仕方によってはなかなか便利な機能だ。例えば、ある時間に始めなければならない事柄のメモを取っておき、その時間にアラームを設定しておけば忘れることなく仕事を始めることができる。そのように、使い方次第で活用することができる機能だ。

 アラームを設定するには、ツールよりアラーム設定を選択しよう。ただ、アラームを設定するにはファイルを保存しておく必要があり、保存してない場合はファイルの保存ダイヤログが表示されるのでまずはファイルを保存しよう。次に、希望の経過時間か時刻を設定しOKをタップだ。すると、設定した時間にアラームがなる。

 ただ、電源をOFFにしてしまうと設定した時間になってもアラームは鳴らないので、アラーム機能を使う場合は電源をONにしたままにしておこう。バッテリー駆動時などは、コントロールパネルの拡張機能の設定よりフタの開閉と電源の連動をOFFにしておけば、電源を切ることなくフタを閉じることが可能だ。


○録音機能

 手書きメモパッドには簡単な録音機能も搭載されている。シグマリオンIIIには標準でボイスレコーダーソフトが搭載されており、基本的に使い勝手・性能は同等だろう。

 しかし、手書きメモパッドの録音機能については、録音した内容が独立したファイルとして保存されず、メモを取ったページに含まれる形で保存される。そのため、録音した内容をPCなどで編集するといったような使い方は難しいかもしれないが、手書きのメモ + 会話の録音と考えると議事録などを取るのに便利な機能だ。

 ※シグマリオンIIIにはマイクが内蔵されていないため、録音機能を使うには外付けのマイクが必要


○メール送信機能

 手書きメモパッドは、作成したメモをすぐにメールで送信するという使い方が可能だ。ファイル -> 電子メールで送信 をタップすることでメール作成画面が起動し、宛先やメッセージを書いて送信ボタンをタップすると、シグマリオンIIIに標準搭載されている「受信トレイ」の送信トレイにアイテムが送られるので、あとは受信トレイを使って送信することでメモを送ることができる。

 また、ActiveSyncによりシグマリオンIIIと母艦PCを接続している状態では、アイテムが母艦PCのOutlookの送信トレイに送られ、同じようにメールを送ることも可能だ。ちなみに、手書きメモはJPEG形式のファイルに自動的に変換されるので、送り先で簡単に閲覧することができるぞ。




mobileCustomに有償コンテンツが登場 「GEMiniユーティリティパック」前編

Reported by カツヤ


Last-modified: Sun, 24 May 2009 23:45:30 JST (3682d)