興味をそそる未来の商品が多数 東芝ブース 燃料電池でモバイルの未来は変わる?

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2003年9月19日(金)版

興味をそそる未来の商品が多数 東芝ブース 燃料電池でモバイルの未来は変わる?

アジア最大のデジタル総合展 WPC EXPO 2003

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■ モバイルの用途を大幅に広げる!

 「SD-book」や「MPEG4 Mobile Viewer」の他にも非常に興味をそそる燃料電池に関する展示がされていたのでそれもお伝えしていこう。
 我々モバイルユーザーの長年の問題と言えば「バッテリー」である。バッテリーの進歩や消費電力の軽減などで、以前に比べれば大分駆動時間は長くなったものの、性能と駆動時間は反比例してしているし、バッテリーが無くなってしまうとAC電源無しには動かせない。再充電の間、モバイルをする事は出来ないわけだ。
 そんな中注目されるのが、燃料電池だ。必要な電力を必要に応じて燃料から供給するという形をとる燃料電池は、充電時間なしで長時間駆動が可能だ。
 展示されていたのは、ノートPC直結型のメタノール燃料電池で、実際にLibrettoに装着し動作しているところを展示していた。

燃料電池で動作中のLibretto
手前に見える白い部分がカートリッジ
ここに燃料となるメタノールが入っている

 展示機では、動画が再生されており、その脇のWindowには電源供給や制御などを行なうソフトウェアが動作していた。製品化に関する時期などは未定で、価格に関して質問をしてみたところ、逆に幾らならば購入しますか?という質問をこちらがされてしまった。筆者の個人的な感覚では「本体3万、カートリッジ1000円ぐらい」と言ったところだろうか、、燃料電池車が数億円という事もあり、現段階で製品化するととてつもない価格になるのだろうか?
 製品化する場合には価格以外にも燃料電池を実用化するためにはまだまだ問題がある。例えば燃料となるメタノールは「危険物」にあたる為、電池と同様に扱う事が出来ず、ユーザーが手軽に利用できる状態ではない。

 今回は既存の機種に、発電スタックを取り付けて展示はしていたものの、将来どういった形で登場するかは不明だ。今回のような取り付け方が販売されるかもしれないし、新機種を買わなければ利用出来ないかもしれない。仮に取り付け方が登場したとしてもメーカーごとに違うタイプのものになってしまう可能性も十分にある。いずれは規格が登場するだろうが早い段階でこういった問題が取り除かれていく事に期待したい。

■ 次の世代のディスプレイデバイス

 次の世代のディスプレイデバイスとして参考出展されているのがポリシリコン液晶と有機ELディスプレイだ。ポリシリコン液晶は世界最高の高精細229ppiの高画質を実現しており、従来のものよりもより細かい表示が可能になっている。有機ELディスプレイは、ns(ナノセコンド)クラスの応答速度と広視野角により、非常に美しい動画を見ることができた。両方とも小さなパネルに埋め込まれた状態での展示ではあったが、それぞれのクオリティの高さを感じる事ができるぞ。


隣のGENIOと比べても同じ程度の大きさに
これだけの密度の情報を表示可能
文字も余裕で認識できる
Windowsのデスクトップ
従来ではアイコンの小さな文字は認識が
困難だったがこれならば問題無し
有機ELディスプレイの映像の美しさは
まさに次世代。今後は大型化が鍵となる



興味をそそる未来の商品が多数 東芝ブース 燃料電池でモバイルの未来は変わる?

Reported by そよかぜ


Last-modified: Sun, 24 May 2009 23:45:30 JST (3488d)