メモリースティックで健康増進 エアロビック・トレーニング・マシン

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2003年10月12日(日)版

メモリースティックで健康増進 エアロビック・トレーニング・マシン

【CEATEC JAPAN 2003】 ユビキタス・コミュニケーション、次へ始動!


■ はじめに

 「CEATEC JAPAN 2003」の会場では、各メーカーのブース以外にも、様々なテーマ別のブースが用意されていた。「DVD-RAM」 vs 「DVD+RW」、「IPv6」といった旬のテーマ別の展示コーナーだ。その中でやはりお互いの覇権を争っていたのが「メモリースティック」 vs 「SD」だ。「SD」グループが、採用企業の多さをアピールする中、「メモリースティック」陣営では少ない参加企業ながら、様々なエッジの応用分野まで、メモリースティックが採用されている現状をアピールしていた。そうしたメモリースティックブースで展示されていた一風変わったマシンを紹介しよう。

■ 他動式トレーニングマシン「BEXER」

 下記の奇妙な形をした物体が「BEXER ベクサー/BR-1」だ。このマシンに座って、手足を固定。後は、自分にあったメモリースティックを入れると、後はマシンの力で、自動的に手足を動作。自分の意思とは関係なく、きちんとしたエアロビックな動きが可能になる。従来のトレーニングと言えば、根性で運動するというイメージがあったが、本機を利用すれば、自分にあったパーソナル運動プログラムをメモリースティックに格納して、差し込むだけ。まさに新時代のトレーニング機器といえる。


■ 健康機器用メモリースティック

 この「BEXER」のような健康機器用に用意されているメモリースティックが、その名もそのままの「健康機器用メモリースティック (Customized Memory Stick for Health Instruments)」だ。このメモリースティックでは、従来のメモリースティックの中に、8MBの専用データ領域を確保。フォルダとファイルは従来のOSから読み取れるが、内容を読み書きするには、専用のアプリケーションが必要だ。

 安全性が高い健康用機器とはいえ、悪意を持った第三者や、悪質なプログラムによって内容が書き換えられてしまうと、時には利用者の安全性が損なわれる可能性がある。そうしたリスクを回避するために用意されたのが、このメモリースティックだ。保護された領域は専用のアプリケーション経由でしか読み取り・書き換えができないようになっており、安全性が高められている。この保護領域に、個人データを蓄積していくことで、トレーニング場所や、トレーニング機器を変えても、いつでも、すぐ最適な条件で、トレーニングが可能になると言う。また同じメモリースティックで、保護されていない一般領域には、普通のメモリースティックと同様に、音楽や動画などを格納しておくことができる。このため、機器側で対応していれば、個人にあったトレーニングや、健康プログラムの実行と並行して、好きなBGMなどを流すことができるという。

■ 終わりに

 「メモリースティック」と「SD」規格は、まさに21世紀最初の「ベータ」vs「VHS」戦争だ。現状の規格採用の企業数からいえば、SD陣営の方が圧倒的に優位だ。一方で、メモリースティックは、その提供開始時期に一日の長があり、AIBOのようなロボット、今回の健康機器など、SDメモリカードでは対応できない機器も多い。ぜひ、今後も両陣営で切磋琢磨しながら、我々ユーザーにとって利便性のよい機器を開発し続けてほしい。



メモリースティックで健康増進 エアロビック・トレーニング・マシン

Reported by けいたん


Last-modified: Sun, 24 May 2009 23:45:30 JST (3685d)