Macromediaテクノロジーがもたらす近未来デジタル体験 (2) スペシャルプレビュー・もうすぐ会えるインターネットテクノロジー

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2004年2月25日(水)版

Macromediaテクノロジーがもたらす近未来デジタル体験 (2) スペシャルプレビュー・もうすぐ会えるインターネットテクノロジー

Macromedia MAX 2004 JAPAN


■もうすぐリリースされるモノがぞろぞろ

 マクロメディアといえば Webページデザイン用の Dreamweaver の他に Macromedia Flash と Macromedia Director の2製品が有名で、Web コンテンツや CD-ROM コンテンツ、マルチメディアアプリケーションに多用されている。 いずれもプロフェッショナル WEB 開発者/デザイナーやコンテンツクリエイター向け製品という感が強く、後者2製品でのコンテンツ開発にはタイムラインという独特の概念が必要だったり、記述言語も ActionScript と Lingo という独自のもので、Flash と Director を使いこなすには両方の異なる言語の修得が必要だった。

 しかし昨年にMacromedia Flash MX がリリースされてからは『すべての人に素敵な体験を』というスローガンのもとに、アプリケーション/エンタープライズデベロッパ向けから一般コンシューマ向けに至るまで、急速に数多くの製品を整えつつある。 その記述言語もECMA262準拠のJavaScript形式言語に統一されつつあり、業界標準への対応が進んでいる。またPDAや携帯電話といったデバイス向けの製品も充実してきている。

 マクロメディアMAX2004 2日目のジェネラルセッションの第一部は『スペシャルプレビュー・もうすぐ会えるインターネットテクノロジー』ということで近々リリースされるらしいマクロメディアの製品群、マクロメディアが他社と協業するコンシューマ向け製品のスペシャルプレビューだった。

■タイムライン概念を使わず、コード記述だけでFlashサイトを実現可能



 最初に紹介があったのは Macromedia Flex だ。これはサーブレット上のプレゼンテーションフレームワークで、タイムラインの概念に慣れていない言語ベースの開発者でもXMLやECMA262準拠のスクリプト記述により Flash を使った Web コンテンツ作成できるというものだ。タイムラインという独特の概念を使わなくて済む。
 しかもサーバテクノロジーとしてJ2EE ( BEA WebLogic、IBM WebSphere、JRunなど )とマイクロソフト.NETに対応しており汎用性が高い。

 また、開発コード名が Brady という Macromedia Dreamweaverのアドオンモジュールを使用し、開発者とデザイナがコンテンツ作成作業を分担することもできるようになっている。その際、チェックイン・チェックアウト機能により、確実に作業分担できる。

■ブラウザを飛び出たFlash


 次に紹介があったのは、単独常駐するMacromedia Centralという Flash アプリケーション環境だ。
 通常、Flashアプリケーションはウェブブラウザ用プラグインを利用し、ブラウザベースで使用するのだが、Macromedia Centralはブラウザを使わず Flash アプリケーションを使用できる。FlashアプリケーションはCentralサーバからボタン一つで簡単にインストールする事ができる。アプリケーション開発者はCentralサーバで無償で配布することもできるし、有償配布することもできる。
 たとえば「BlogReader」というアプリケーションでは最近流行のBlogの内容をロードしておき、後でオフラインで見るということもできるようになっている。
 Flashアプリケーションは互いに通信可能なので、複数を協調動作させることも可能になっている。

■一般エンドユーザ向け製品

 最後に紹介があったのは、株式会社デジタルステージが開発中の「Site*」という誰でもプロフェッショナル品質のFlashサイトを作れてしまうという構築ツールについてだった。
 「カートリッジ」と呼ばれるプラグインをLEGOブロックのように組み合わせるだけで、Flashについて知識がなくても短時間でプロフェッショナル品質の Flash サイトを構築できる。
 「カートリッジ」はテンプレートのようなものだが、組み合わせは自由なため、ユーザ独自なものを作ることができる。
 マクロメディアはこのFlash形式のプラグイン「カートリッジ」に関して、株式会社デジタルステージと協業体制を敷くことを既に発表している。

■その他

 以上の他に、Macromedia Coldfusionの新バージョンについても紹介があった。




Macromediaテクノロジーがもたらす近未来デジタル体験 (2) スペシャルプレビュー・もうすぐ会えるインターネットテクノロジー

Reported by かっぴー


Last-modified: Sun, 24 May 2009 23:45:30 JST (3105d)