WindowsCE用辞典検索ソフトを同梱した「現代用語の基礎知識2004年版+カタカナ・外来語/略語辞典V2」 - 第1回:「製品概要」編(全4回)

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2004年3月11日(木)版

WindowsCE用辞典検索ソフトを同梱した「現代用語の基礎知識2004年版+カタカナ・外来語/略語辞典V2」 - 第1回:「製品概要」編(全4回)

株式会社電子辞典から辞典「3製品」発売!

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■はじめに

 「株式会社電子辞典」から「日本語まるごとセット2004 V2」、「現代用語の基礎知識2004年版+カタカナ・外来語/略語辞典V2」、「厳選!定番セット」の3製品が発売されました。
 「外出時にも辞典を使いたい」というモバイルユーザーの要望に応えるため、Windowsと最も親和性の高いPDAであるWindowsCE用の辞典検索ソフトとして開発された「DDCEviewer」を同梱し、WindowsCE機を持っていれば、パソコン経由でインストールし、使用することができるというものです。  
 WindowsCE単体の製品ではなく、パソコンがある場所ではパソコンで、外出時はWindowsCE機で本製品を使用するという感じになります。

 「WindowsCE FAN」では、「現代用語の基礎知識2004年版+カタカナ・外来語/略語辞典V2」の評価版をお借りすることができましたので、早速、検証してみました。

 「第1回」はその「現代用語の基礎知識2004年版+カタカナ・外来語/略語辞典V2」を使用して3製品の概要をお伝えしたいと思います。
 ※なお、検証はNTT DoCoMo「Sigmarion III」で行いました。

■製品概要

  ・開発販売:株式会社電子辞典(3製品共通)

  ・発売日  :2004年3月12日(同上)

  ・販売形態:店頭販売(同上)

  ・提供媒体:CD-ROM(同上)

 <<現代用語の基礎知識2004年版+カタカナ・外来語/略語辞典V2>>

  ○税別価格:6,800円(アカデミックパック:5,400円、他、ライセンスパックあり)

  ○収録辞典:
    ・現代用語の基礎知識2004年版(約3万語、自由国民社)
    ・カタカナ・外来語/略語辞典(約3万5千語、自由国民社)
    ・365日の辞典2004年版

  ○特徴
    1.「見出し検索/目次検索」を切り替え、語を検索することが可能
     ※「目次検索」とは「経済」、「産業」、「文化・レジャー」、「社会とくらし」等の目次(分野・領域)をタップすることにより、その目次の下階層を順番に(階層的に)表示していくという、文字通り「目次」を見ながら検索ができる機能です。    
    2.検索結果に「目次」の表示     
    3.日常何気なく使っているカタカナ語の語源や由来が分かる
    4.英語由来の語句には英訳が付加されている
    5.英語で検索することも可能なため、簡易英和辞典としても活用することが可能

 <<日本語まるごとセット2004 V2>>

  ○税別価格:16,800円(アカデミックパック:13,400円、他、ライセンスパックあり)

  ○収録辞典:
    ・岩波国語辞典第六版(約6万3千語、岩波書店)
    ・岩波新漢語辞典第二版(約1万1800字、岩波書店)
    ・岩波四字熟語辞典(岩波書店)
    ・岩波ことわざ辞典(岩波書店)
    ・手紙の書き方(岩波書店)
    ・類語情報(約4万7千語、岩波書店)
    ・現代用語の基礎知識2004年版(約3万語、自由国民社)
    ・カタカナ・外来語/略語辞典(約3万5千語、自由国民社)
    ・365日の辞典2004年版

  ○特徴
    1.国語、漢語、四字熟語、ことわざ、類語、手紙、現代用語、カタカナ語と日本語に関する8つの分野を網羅
    2.日本語に関するオールインワン的なセット製品のため、収録された辞典を一度に検索することが可能

 <<厳選!定番セット>>

  ○税別価格:17,800円(アカデミックパック、ライセンスパックなし)

  ○収録辞典:
    ・広辞苑第五版(約23万語、岩波書店)
    ・ジーニアス英和(第3版)・和英辞典(約17万5千語、大修館書店)
    ・現代用語の基礎知識2004年版(約3万語、自由国民社)
    ・365日の辞典2004年版

  ○特徴
    1.国語、英和、和英、現代用語の各分野で著名な辞典を厳選し、さらに単品合計価格の約3割引き(株式会社電子辞典製品比)で購入できる特別企画製品
    2.収録された辞典を一度に検索することが可能

■必要システム構成

  ○母艦側(3製品共通)
    ・機種  :Intel Pentiumクラス、133 MHz以上のプロセッサを搭載したパーソナルコンピュータ
    ・システム:WindowsXP、Windows2000、Windows Me、Windows98
    ・メモリ :32MB以上(64 MB 以上を推奨)
    ・その他 :Internet Explorer 5.0以上、640×480・256 色以上のディスプレイ、PCMサウンドカード(音声データを再生する場合)、CD-ROMドライブ(インストール時)

  ○WindowsCE側
    ・Microsoft Windows CE .NET Version4.1、またはWindows Mobile 2003 software for Pocket PC日本語版が稼動するPocketPC2003(両製品共通)
    ・データ記憶用メモリは以下の表を参照:

      「現代用語の基礎知識2004年版+カタカナ語辞典」

現代用語の基礎知識2004年版 4MB
カタカナ・外来語/略語辞典  4MB

      「日本語まるごとセット2004」

岩波表現辞典
(岩波国語辞典第六版、
岩波新漢語辞典第二版、
類語情報)      
17MB
手紙の書き方       18KB
岩波四字熟語辞典     1MB
岩波ことわざ辞典     1MB
現代用語の基礎知識2004年版4MB
カタカナ・外来語/略語辞典 4MB

      「厳選!定番セット」

広辞苑第五版       37MB
ジーニアス英和(第3版)・和英辞典33MB
現代用語の基礎知識2004年版   4MB

■「現代用語の基礎知識2004年版+カタカナ・外来語/略語辞典V2」ってどんなもの?

 1. まず、「WindowsCE単体の製品ではない」ということに注意しましょう(前述3製品共通)。
  「パソコンがある場所ではパソコンで、外出時はWindowsCE機で本製品を使用する」という「新たな試み」がなされています。

  「現代用語の基礎知識2004年版」で「ワールドカップ」という語を検索してみると、以下のような結果となります。

  ※キャプチャ画面:上-「母艦」、下-「Sigmarion III」

  「カタカナ・外来語/略語辞典V2」で「ワールドカップ」という語を検索してみると、以下のような結果となります。

  ※キャプチャ画面:上-「母艦」、下-「Sigmarion III」

 

  このようにWindowsCEの環境で快適に活用できるよう、機能は必要最小限に絞込んであります。

 2.アプリケーションは本体に、辞典データは外部メディア(コンパクトフラッシュカードやSDカードなど)に分けて格納することが可能です(「日本語まるごとセット2004 V2」、「現代用語の基礎知識2004年版+カタカナ・外来語/略語辞典V2」、「厳選!定番セット」の3製品共通)。

 3.辞典が複数ある場合は複数の外部メディアに分けることもできます(前述3製品共通)。
  たとえば、「現代用語の基礎知識2004年版」は「A」というコンパクトフラッシュに、「カタカナ・外来語/略語辞典V2」は「B」というコンパクトフラッシュに格納したとします。
  「現代用語の基礎知識2004年版」を使いたいときはコンパクトフラッシュ「A」をWindowsCE機にセットし、「カタカナ・外来語/略語辞典V2」を使用したいときはコンパクトフラッシュ「B」に差し替える、といった使い方ができます。
  「EPWING」でCD-ROMを差し替えるようなものと考えてください。

   ※辞典(メモリ)を差し替えた場合は、「辞典の更新」(ウインドウ右上隅のボタンを押す)を行うことによって、辞典を切り替えることができます(前述3製品共通)。

■辞典検索ソフト「DDCEviewer」って?

 1.WindowsCE用の辞典検索ソフトとして開発された辞典検索ソフトです。
 2.テキストのみの利用となります(画像・音声の検索・表示はできません)。
 3.検索方法は前方一致・目次検索の2種類、文字の大きさは5段階に調整可能です。
 4.必要な空き容量は「0.5MB」です。

■動作確認機種(2004年3月12日時点)

 動作確認済みの機種は以下のとおりです。
 機種が追加・変更された場合は、随時情報を公開するそうなので、「株式会社電子辞典」のサイトを時々チェックすることをおすすめします。

  ・NTT Docomo:sigmarion III
  ・日本ヒューレットパッカード:iPaq h1930/h2210/h5550
  ・東芝:GENIO e550CT/GENIO e550DT/Pocket PC e750

■次回予告

 次回は「現代用語の基礎知識2004年版+カタカナ・外来語/略語辞典V2」の「機能/使い勝手」について、説明します。

■あとがき

 WindowsXP等の母艦も性能が良くなり、起動時間が短縮されたとはいえ、「電源オン」ですぐ使用できるPDAには敵いません。
 辞典は「調べたいときに、すぐ使える」ことが重要です。その点、今回発売される製品は母艦でもWindowsCEでも同じ辞典を使うことができるといった「電子辞典ソフトの活用場面を広げる新たな試みとして捉えることのできる製品」でしょう。 

 残念ながら、現在、「Handheld PC 2002」や「CE Ver2.11」には未対応です。



WindowsCE用辞典検索ソフトを同梱した「現代用語の基礎知識2004年版+カタカナ・外来語/略語辞典V2」 - 第1回:「製品概要」編(全4回)

Reported by BEATBOY


Last-modified: Sun, 24 May 2009 23:45:30 JST (3122d)