写真で見る ブラザー MPrint MW-140BT

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2004年3月16日(火)版

写真で見る ブラザー MPrint MW-140BT

Bluetooth 搭載のモバイルプリンタを画像付きで徹底紹介!

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■はじめに

2月18日のピックアップニュースでもお伝えしたブラザーの超小型モバイルプリンタ「MPrint」シリーズの最新作。今回は、メーカーのご厚意により、Bluetooth による接続に対応した最上位モデル「MW-140BT」をお借りする機会を得たので、写真を交えて紹介していく。

■筐体

MW-140BT の本体サイズは、100mm(幅)×160mm(奥行き)×17.5mm(厚さ)となっており、重量はわずか約300g(バッテリを含む)だ。厚さも17.5mm と非常に薄い。また、軽量にもかかわらず、筐体の前面、背面には金属製の素材が使われており、剛性を感じさせる仕上がりとなっている。また、非常にデザインがフラットであるため、各接続端子やボタン類の出っ張りがほとんどなく、カバンやポケットなどに収納して気軽に持ち運べるのもうれしい。

本体前面。メタリック調のボディーカラーを採用している。ボディーの素材に金属が使われており、非常に頑丈な印象を持つ
本体左側面、各接続端子が並ぶ。Bluetooth の切り替え、電源ボタンなどがある

本体背面。用紙補給時に本体を開閉する際のすべり止め加工が施されている。なお、バッテリの脱着はできないようになっている
Axim X3との比較。小型の Pocket PC と比較してみると、そのコンパクトさが分かる

■機能

機器との接続方法としては、既存のMW-100eの IrDA(赤外線)がBluetooth に替わった形だ。パソコンや PDA との接続性が大幅に向上しており、さまざまなシーンでの活躍が期待できる。今後、Bluetooth 対応の携帯電話が市場に出てきた際に、対応しているかどうか、注目が集まるところだ。

付属のソフトウェアには、PC、Pocket PC、Palm の各プラットフォームに対応したドライバが用意されている。PC からの印刷では、A4 サイズから A7 サイズへの縮小印刷、必要な部分のみキャプチャーしての印刷をサポートしている。一方、Pocket PC での印刷は、連絡先や予定表などの PIM、画像のほか、「Pocket Word」「Pocket Excel」などの RTF 形式ファイルに、Palm では、PIM (連絡先、 予定表、 仕事、 メモ)のほか「Word To Go」「Sheet To Go」などの印刷に対応している。印刷方式は、感熱紙を使用するため、インクリボンやトナーを必要としないダイレクトサーマル方式、 ラインヘッドを採用。印刷スピードは15秒に1枚、印刷解像度は、300 dpi×300 dpi となっている。

付属の CD-ROM には、各フラットホームごとにソフトウェアが収められている。Pocket PC、Pocket PC 2002、Pocket PC 2003 用の「PrintPocketCE」、Palm 用には「IrPrintMW」が収録されている

印刷の際には、用紙が本体の中程のすき間から排出される仕組みとなっている。実際に印刷を行ってみたのだが、印刷速度は予想以上に速く、音も静かであった。気になる印刷画質だが、テキストは非常にクリアだ。しかし、モノクロということもあり、画像の印刷は若干見づらい印象だ。このあたりは、やはりテキスト印刷をメインとした製品ということなのだろう。もちろん、ちょっとした地図やイラストを印刷するのにはじゅうぶんな画質だ。

筐体の前面は、ちょうどポータブル CD プレイヤーのように開くようになっており、ここに印刷用紙を挿入する。開く際には、筐体の中程にある、左右対称に設けられたすべり止めを中心に、筐体の上方向にスライドさせる。この場合、ある程度の力を加えなければ開かない構造となっているため、持ち運びの際に誤って開いてしまうこともない。

印刷できる用紙サイズは A7 サイズ。業界初となるペーパーカセット交換方式を採用しているため、用紙の補充が非常に簡単だ。まさしく、“CD を入れ替えるような”感覚で用紙の補給、挿入が可能となっている。対応する印刷用紙は、ラベル用紙や複写紙など、用途によってさまざまな用紙に対応している。

実際に印刷しているところ。本体の中程から印刷用紙が排出される。本体を立てても、斜めにしても、しっかりと排出された
MW-140BT の用紙はA7サイズを採用している。A4サイズと比較すると、その大きさの違いが分かる

なお、内蔵のリチウムイオン充電池では、フル充電状態から連続印字100枚以上が可能となっている。大容量バッテリなどは用意されていないものの、AC アダプター自体が非常にコンパクトなので、バッテリ切れが気になるようであれば、常に持ち歩くのもいいだろう。もちろん、携帯性が損なわれてしまうことはない。

用紙を補給する場合は、このような状態となる。用紙もカードリッジ式を採用しているため、カセットレコーダーのような感覚で操作できる

■まとめ

MW-140BT は、Bluetooth をサポートしたことで、従来シリーズ以上にさまざまな利用シーンが想定できる製品だ。これまでも指向性の強い IrDA(赤外線)による無線印刷は可能であったが、Bluetooth であれば、障害物があっても見通し距離が10m以下という距離で通信可能となっている。そのため、片手の PDA で書類を編集、カバンの中のプリンターで即印刷、という使い方もできる。本来はビジネスユースの製品ではあるが、個人ユーザーにもお薦めできる製品と言っていいだろう。



写真で見る ブラザー MPrint MW-140BT

Reported by まーてぃん


Last-modified: Sun, 24 May 2009 23:45:30 JST (3122d)