写真で見る富士通「POCKET LOOX v70」 その1

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2004年7月9日(金)版

写真で見る富士通「POCKET LOOX v70」 その1

Windows Mobile 2003 Second Edition Software for Pocket PC 日本語版の第一号機が登場!

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■はじめに

連日トピックスで情報をお伝えしている、「Windows Mobile 2003 Second Edition for Pocket PC 日本語版」(以下、SE)搭載 Pocket PC の第一号機「POCKET LOOX v70」(型名:FLXV70 。以下、v70)。第一報が流れたのは記事執筆の 2 日前―― 7 月 6 日だが、7 月中旬にはもう発売されるということで、早速メーカーから実機をお借りしてきた。

準パームサイズの PDA であれば、シャープの SL ザウルスや韓国製の WindowsCE 3.0 搭載機「PC-EPhone II」など、VGA 液晶を搭載したものは存在した。しかし、本当の意味でのパームサイズ PDA としては、国内初の VGA 搭載機となる v70 。無線 LAN 標準搭載、SD(SDIO NOW)/ CF(Type II)のダブルスロット、128MB の潤沢なメモリ、最新の PXA 270 プロセッサ 520MHz 採用と、ぜいたくな作りのこのマシンの魅力に、まずは写真で迫ってみたい。

箱はダンボールにプリントをしただけの至ってシンプルなものだ(ちなみに、箱を見て初めて「Pocket LOOX」ではなく「POCKET LOOX」だということに気が付いた)
こちらが内容物。本体、USBケーブル(Sync ケーブル) / AC アダプタ / 電源ケーブル、クレイドル、標準バッテリ、予備のスタイラス、ソフトケース、コンパニオン CD & アプリケーション CD(サンプルなので、写真では CD-R 版)、保証書という構成だ。実際はこれにスタートガイド(小冊子)が付くと思われる

■筐体

富士通ソリューションフォーラム 2004」で一度触ってはいたものの、箱を開いて手に取った v70 の筐体は、やはり思いのほか小さい。筆者は日本人としてはかなり手が小さい方なのだが(平均的な女性とあまり変わらない)、下の写真を見て頂けると分かるように、手のひらにすっぽりと収まる。デジタルカメラや無線 LAN モジュールを内蔵し、CF / SD スロットを重ねているため、厚さも重みもある(高さ 118mm×幅 73mm×奥行き 16.9mm、重量約165g)。しかし、丸みを持たせた筐体デザインの妙なのか、実は v70 より 8g ほど軽い「DigiWalker Mio 558」よりも軽く感じる。

実際に手に持ったところ。背面の曲線が非常に収まりを良くしてくれている。背面から側面にかけて(=バッテリカバー部分)はプラスチック素材が使われている。余談になるが、ストラップホールは付いていなかった
比較のために、v70(中央)と、Pocket PC 最小の「Mio 336」(左)、重量が 8g 軽い「Mio 558」(右)を並べてみた。本文中で書いた筆者の印象が理解してもらえるだろうか。正直なところ、とても Mio 558 より重いようには見えないのだが……

■ボタン

ボタンは、方向キーと独立した決定キー、その左右にアプリケーションボタンが二つずつ並列に配置されているという一般的なスタイル。ボタンは、押し込む際の抵抗がやや強く、ほどよいクリック感がある。ちなみに、方向キーの左右に割り振られた四つのアプリケーションボタンには、それぞれ、通常押し / 長押しで 2 種類のアプリケーションを割り当てることが可能となっている。独自のボタンは、筐体左側面に取り付けられたデジタルカメラ用が一つあるだけで(このボタンへのアプリケーション割り当ても可能)で、願わくばスクロールボタン(もしくは上下ボタン)を左側面に付けてほしかったところだ。

筐体左側面部。電源ボタンとデジタルカメラ用のボタンがある。筐体を持った手をずらすことなく親指で電源ボタンとデジタルカメラ(LX カメラ)ボタンにアクセスできるのがいい感じだ。なお、反対側(右側面部)にはバッテリを取り外す際のロックスイッチが設けられている

■スロット / バッテリなど

フルスペックモデルである v70 ならではの仕様が、CF / SD のダブルスロット。v70 では、HP の「iPAQ Pocket PC h2210」同様、二つのスロットが重なるスタイルが採用されている。SD スロット一つの機種が増えている昨今では、貴重な仕様と言えるだろう。

バッテリの持ちがいいのも v70 の特徴だ(というよりも POCKET LOOX シリーズの特徴か……)。別売りの大容量バッテリの 20 時間というのも魅力だが、標準のバッテリでも 13 時間()の連続駆動が可能だ。無線 LAN でバリバリと通信をし続けるのはさすがにキツいだろうが、この駆動時間は Pocket PC の中でもトップクラスだ。ちなみに、標準バッテリの容量を確認したところ、1150mAh となっていた。

どちらのスロットにもダミーカードが付いているのだが、ダミーカードは、なくしてしまう可能性が高いものの一つ。できれば CF スロットだけでも保護機構を付けてほしかった
バッテリは着脱式だ。残念だったのは、バッテリパックロックがバネ式になっていなかったこと。ロック機構が緩いわけではないが、ロックし忘れる可能性がないとは言えない

「おっ」と思わされたのが、スタイラスの収納位置。国内の PDA ではあまりお目にかかることのない筐体下部に設けられている。同様の位置を利用していたのは、ソニーの「CLIE PEG-TG50」くらいではないだろうか? もちろん、カッチリと収納されているので、少々のことでは抜け落ちない


*Today画面の連続表示を行った場合(ワイヤレス通信機能オフ、バックライトオフの状態)でのカタログスペック値。当然ながら、使用環境にも依存する。



写真で見る富士通「POCKET LOOX v70」 その1

Reported by タカシゲ


Last-modified: Sun, 24 May 2009 23:45:30 JST (2590d)