電池が要らないワイヤレスオプティカルマウス

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2004年10月25日(月)版

電池が要らないワイヤレスオプティカルマウス

【WPC EXPO 2004】ちょっとおもしろかった小物たち


■ はじめに


 パソコンを使う上で欠かせないのが、マウス。PS2タイプから始まって、現在ではUSBタイプ、そしてワイヤレスタイプもメジャーになってきた。マウス自身もボールで駆動するタイプから、オプティカルマウスへと変化し、最近ではレーザーを使ったものまで登場してきている。
 筆者が現在利用しているのは、ワイヤレスでチルトに対応した「Microsoft Wireless Optical Mouse」だ。ワイヤレス型にもかかわらず反応が高速なのが特徴で、マウスとしての作りもいい。自宅でもオフィスでも自腹で購入して使っている、結構お気に入りの逸品である。ところがワイヤレスマウスならではの悩みもある。「Microsoft Wireless Optical Mouse」は、標準では単三乾電池2本を利用する。秀逸なのはここからで単三乾電池1本でも駆動することができるのだ。ところが、それでも長時間利用するにはまだまだ重い。ネットゲームや、Microsoft Visioなど、マウスが中心のアプリケーションでは結構疲れてしまうことも多く、ワイヤが付いているが軽いマウスも併用しているのが現状だ。

 そんな筆者が見つけたおもしろいマウスがこれだ。
 「ワイヤレス」なのに「電池」も「バッテリ」も不要なマウスだ。製造は聞いたことがない「A4Tech Japan」。2004年年末に向けて主要量販店、秋葉原の各ショップ等で発売するという。予定価格は、4,000円前後。

■ 電池がないとこんなに軽い

 下記の写真がその「電池の要らない」オプティカルマウスだ。秘密は、その専用マウスパッドにある。コードレス電話などの充電でおなじみの電磁誘導を利用している。マウスパッド側から電磁波を出し、それをマウス側で電力に変換。LEDを点灯させ、信号を通信する仕組みになっている。電磁誘導方式によるバッテリレスのテクノロジーは、タブレットPCのほとんどに採用されているワコム社製のタブレットペンでもおなじみだ。


 そんな技術的背景はともかく、実際にマウスを使ってみよう。すぐに気が付くのは、その圧倒的な「軽さ」だ。マウスパッドの上でほとんど力もかけずに動作することができる。A4Techの担当者によると、マウスパッドとマウスがセットになった製品のため、マウスパッド上の素材と、マウス裏面の素材には徹底的にこだわったという。そのため、その滑りのよさはピカイチ。しかも、オプティカルマウス特有のポインタすべりのような現象もない。狙ったところにぴたりと止まる。

 マウスをメインで使っている人なら、この滑りのよさはオススメ。正確にポインタを動かせるのでストレスもない。

 前述の担当者によると、マウスのホイール部分にもこだわりがあるという。ホイールを太くし、指に沿ってくぼみをつけた。それによって、指がうまくフィットし、ロールのコントロールがしやすいという。

 前述の「Microsoft Wireless Optical Mouse」以降、ワイヤレスだからといって反応が鈍いものは減ってきたが、本マウスの場合は、実際の通信は USB接続なので、手でマウスを動かす動きと、マウスポインタの動きがぴたりと符合する。

■ まとめ

 この「電池の要らない」ワイヤレスオプティカルマウス、その操作感の軽さとマウスポインタの正確さは本物だ。筆者も最初に見たときには「電池が要らない」というキャッチコピーに惹かれて触ってみたのだが、驚いたのは、その操作感の軽さだった。マウス自体の重さもさることながら、マウスケーブルがない。ケーブルがない分も操作の軽さには貢献している。

 一方で、それほど広くないマウスパッドには残念な面もある。移動分解能は十分細かいため、XGAレベルであればこの広さでも十分だ。一方で、これがマウスの感度調整でもっとも粗いモードだとしたら、UXGAではちょっと厳しいかもしれない。形状も、デザイン的には好みもあるだろう。筆者も、デザイン含めて気に入ったわけではない。

 というわけで、店頭で見かけたら、ぜひ触ってその軽さや正確なポインティングを体験してみてほしい。



電池が要らないワイヤレスオプティカルマウス

Reported by けいたん


Last-modified: Sun, 24 May 2009 23:45:30 JST (3105d)