東芝・視野角制御フィルタの効果をみる

このページをDeliciousに追加 このページをはてなブックマークに追加 このページをYahoo!ブックマークに追加

2004年10月27日(水)版

東芝・視野角制御フィルタの効果をみる

【WPC EXPO 2004】ちょっとおもしろかった小物たち


■ はじめに

 低消費電力で高パフォーマンスなインテルのPentium M製品、日本企業各社によるバッテリ性能の向上。それによって、1kg前後と軽量ながら、ほぼ1日中持ち運んで利用できるノートパソコンが増えてきた。
 それとともに電車の中でも1車両に一人くらいはノートパソコンをたたいているビジネスマンが見られるようになってきた。しかし、今年2月の Yahoo! BBの顧客情報 470万人分の流出、そして2005年4月から個人情報保護法の施行もあって、公共機関や、オフィス外でのパソコン利用には問題も多い。

 こうした目的のために、簡単にアタッチメントできるプライバシーフィルタがノートパソコン各社から発売されている。しかし、サイズがパソコンによって異なったり、画面が暗くなったりするためなかなかブレイクしているとは言いがたい。そんな中で、東芝が技術サンプルとして展示していたのが、この視野角制御フィルタだ。

■ 視野角制御フィルタ

 東芝の視野角制御フィルタは、正面から見ると普通に透過してみえる。画面の明るさも問題ない。しかし、それを側面から見ると、格子状の模様が見え、文字が読み取れなくなる。視野角はスイッチで簡単にオン/オフすることができるし、その電圧によって、視野角の制御も可能だと言う。ノートパソコンに搭載した時には、ソフトウエアや、ドライバソフトからでも、この視野角の制御や、オン・オフが可能になると言う。

正面から見るとフィルタがあることも
分からないくらい明るい。
視野角制御フィルタのパネル
黒い格子が見える。
文字は判別できない。
スイッチを切ると同じ視野角から
画像がすっきり見える。

■ 感想

 実物をみたところでは、確かに文字がみえないものの、何のアプリケーションを使っているかや、ブラウザに表示されたページ、あるいは壁紙などが見えるようだ。個人的には全部黒く隠れてくれた方がうれしい気がする。東芝の担当者によれば、今回の技術では、もちろんそうしたニーズにも対応可能とのこと。別に格子状になっていることが必要だというわけではないらしい。

 市場投入時期は不明だが、将来は、各社ノートパソコンのビジネスモデルには必須の機能になるかもしれない。



Reported by けいたん


Last-modified: Sun, 24 May 2009 23:45:30 JST (3127d)