写真で見る HP iPAQ hx2410 Pocket PC その 1

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2005年1月26日(水)版

写真で見る HP iPAQ hx2410 Pocket PC その 1

セキュリティーの高さと取り回しの良さが光る“質実剛健”な一台


■はじめに

1 月 13 日に発表された日本 HP の Windows Mobile 2003 Second Edition 搭載機「HP iPAQ hx2410 / hx2750 Pocket PC」。こちらのピックアップニュースでもお伝えしたように、セキュリティ機能が特徴のマシンだ。液晶こそ QVGA だが、無線 LAN、Bluetooth ver1.2 という二種類の通信機能を持ち、CF / SDIO・MMC のダブルスロット搭載というスペックは、価格面を考えると非常に魅力的だ。

今回、メーカーのご厚意により、hx2410 の実機をお借りすることができたので、筐体写真を中心に、その魅力をお伝えしていく。ちなみに、指紋認証機能を搭載した「hx2750」も後日お借りできるそうなので、届き次第リポートしたいと思う。

本体(左)と、はじめから装着されているフリップカバー(右)。カラーリングや筐体デザインなどは一見やぼったい感じもするが、いかにも“実用重視”という感じで、ビジネスユーザーなどには歓迎されそうだ
箱に入っているのはこちらの一式。本体 / バッテリ / スタイラス / クレードル / AC アダプタ / チャージャ アダプタ / Companion CD などだ。フリップカバーが標準で付いているためか、ソフトケースは付属していない

■筐体

手に持ってまず感じるのは、「ああ、やはり h2210 の後継機種なんだなあ」ということ。デザイン自体は全くと言っていいほど違うが、筐体の左右に施されたラバーグリップや、手ごろな筐体サイズと角のないデザインからくる持ちやすさは、大型な Pocket PC や、スクウェアなデザインの Pocket PC には無い物だ。h2210 よりも若干大きく、お尻の部分の丸みが少ないためか、手のひらへの収まり具合では一歩譲るが、まあ許容範囲内だろう。筆者の手は男性としては比較的小さな方なので、普通の人の手にはしっくりくるのではないだろうか?

こうして並べてみると全く印象は異なる。上から下に向けて横幅の狭くなる h2210(右)に対して、hx2410(左)は、中央部分の横幅がやや広い
筐体上部から見ると、h2210(上)の方が、横幅が広いのが分かる。ダブルスロットや、ヘッドフォンジャック、スタイラスホールの配置などは同じだ

ちなみに、h2210 のラバーグリップは、筐体側面の 7 割程度の長さしかないのだが、hx2410 のラバーグリップは、しっかりと筐体側面のすべてをカバーしている。手に持った時に「これなら落とさないだろう」という安心感があるのは評価すべき点だ。h2210 の場合、筐体側面の下の部分にラバーグリップが付いていなかったので、時々取り落としそうになることもあったが、hx2410は一番下までしっかりと保護されているので、そのような心配がない。

この写真を見ると分かるように、h2210(上)の筐体側面下部にはラバーグリップがない。一方の hx2410(下)は、下の方までしっかりと保護されている

■ボタン類

方向キーは、あの“グニャグニャ”とした h2210 とは異なり、ずいぶんカッチリとしたものになっている。従来の iPAQ シリーズとは異なるアプリケーションボタンは一瞬とまどうが、決して押しにくいということはない。慣れてくれば、四つすべてが独立していて、ボタン間にある程度のピッチがあるほかの Pocket PC より、方向キーからそのまま左右に滑らせるという、スムーズな指移動ができるようになる。

両端にある予定表ボタンと iTask ボタンは、方向キーの隣にある連絡先 / 受信トレイ ボタンの下にまで広がっているのだが、下の部分を押してもアプリケーションは起動しない。この部分が機能してくれれば、「GENIO e400」のように、指の上下移動(移動距離が左右よりも少ない)だけで二つのアプリケーションを起動できて楽なのだが……。ちなみに、最近リリースされたほかの iPAQ 同様、ボタンは標準で長押しに対応している。後からアプリケーションを導入すれば、こうした機能は実現可能だが、やはり標準で利用できるに越したことはない。

独特のボタン配置。印象としては、東芝の「GENIO e400」に近い。hx4700 を見た時にも感じたことだが、Windows Mobile 2003 Second Edition になってから、HP はいろいろとボタンに関して試行錯誤しているようだ
こちらは筐体左側面に配置された録音ボタン。今回もスクロールキーなどの採用は見送られたようだ。右側面には何もボタンがない。ちなみに、リセットホールは筐体底部に付いている

■フリップカバー

個人的に評価したいのは、プラスチック製の半透明フリップカバーだ。フリップカバーは、先に発売された「HP iPAQ hx4700 Pocket PC」などでも採用されているが、hx4700 や旧 iPAQ シリーズでおなじみの横開きタイプとは異なり、縦に開くタイプだ。「HP Jornada 568」を愛用していた筆者には、非常に懐かしく感じた。邪魔だということで、取り外して使う人もいるようだが、筆者のようにポケットに放り込んで使う人間には、非常にありがたい存在だ。

写真では分かりにくいが、フリップカバーはアプリケーションボタンおよび方向キーの部分をしっかりと保護してくれる。ただし、録音ボタンや電源ボタンまでは保護されないので、勝手に起動させたくなければ、“設定”からボタンをロックしておこう



写真で見る HP iPAQ hx2410 Pocket PC その 1

Reported by タカシゲ


Last-modified: Sun, 24 May 2009 23:45:30 JST (3104d)