フォトリポート――第 58 会ビジネスショウ TOKYO で注目の「blufin」をチェック!

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2006年5月19日(金)版

フォトリポート――第 58 会ビジネスショウ TOKYO で注目の「blufin」をチェック!

【 大容量 30GBHDD 搭載の Windows Mobile 5.0 搭載 マルチメディアプレーヤー登場】


■blufin フォトリポート

社団法人日本経営協会・東京商工会議所が 5 月 17 日から本日まで開催している“第 58 回ビジネスショウ TOKYO”に、韓国 Tinnos 社が、30GB のハードディスクを搭載した Windows CE 5.0 端末「blufin」を出展している。すでに幾つかのメディアがビジネスショウ TOKYO リポートの一環として、blufin の存在を報じており、にわかに PDA ファンの熱い注目を集める存在となった。日本では、基本仕様のベーシックモデルが 7 月に(韓国では 6 月)、フルスペックモデルが 9〜10 月に販売されるとのことだ。

会場に展示されていたのは、こちらの 2 色とホワイトカラーのモデル。W-ZERO3 のようにカラーバリエーションを用意した PDA もあるにはあるが、マルチメディアプレーヤーであることを意識した blufin のカラフルなデザインは、これまでの PDA とはひと味違う印象だ


■ワンセグにも対応予定の気になるスペック

blufin は、一部報道にもあるとおり、CPU には昨年 AMD が発表した「AMD Alchemy Au1200 プロセッサ」を採用。ポータブルメディアプレーヤー向けのプロセッサということもあり、デモ機の「BluPlayer」上で再生されていた動画の再生も実に滑らかだった。液晶は 4.3 型 480×272 ドットのワイド液晶。本体サイズは幅 131mm×高さ 73mm×奥行 24mm で、重量は 345g となっている。メモリは 128MB で、ハードディスクは既報のとおり 1.8 インチ 30GB を搭載。200 万画素のカメラも搭載している。バッテリーは 2,800mAh と大容量のものを採用しており、動画ファイルで 4 時間程度、音楽ファイルであれば、液晶のバックライトをおとした状態で 10 時間程度は再生が可能だという。外部スロットは SDIO 対応の SD / MMC スロットを 1 基装備。

こちらが筐体正面の画像。ディスプレイ左側がスピーカー、右側が操作用のスティックだ。写真は動画を再生しているところだが、液晶の視認性は非常に良い
デモ機の“記憶域マネージャ”でハードディスクを確認。ご覧のようにパーティションも自由に作成できるようだ

このほか、「Microsoft File Viewer」による Excel、Word、PowerPoint、PDF ファイルなども閲覧可能。超高速インターネット WiMAX にも対応しており、無線 LAN 通信機能を生かした VoIP 機能、FM ラジオ受信機能なども備えている。また、チップ装着時には 1 セグ放送受信端末、モジュール装着時には PHS 端末としても利用が可能だ。オプションで、GPS にも対応するという。

筐体背面の右上に見えるのが、200 万画素のカメラ。展示されていたモデルはバッテリの取り外しができないが、7 月に発売される基本モデルは、背面の裏ぶたを外してバッテリを取り出すことが可能になるそうだ

■はたして PDA としての使い勝手は?

キーボードなどは内蔵しておらず、ボタンまわりも実にシンプル。本体正面にはスティックしか配置されていない。筐体の周囲を見ても、上部に 200 万画素カメラ用のボタンとロック用のスイッチ、右側に 2 つの操作ボタンがあるだけだ。こう書くと「PDA として使いにくいのでは?」という気もするが、blufin の USB はホストにも対応しており、外付けの USB キーボードをつなげば、文字入力もいたって快適に行えるはずだ。デモ機では画面上にカーソルアイコンが表示されていた。これは本体のスティックでは動かせないようだが、マウスなどを接続することで、動かせるようになるとのこと。

blufin は、クレードルを接続する端子と miniUSB(USB 2.0。On The Go 対応)端子が設けられており、miniUSB 端子に接続した時はクライアントとして、クレードル側の端子に接続した時はホストとして機能する。ただし、このホスト機能は 7 月に販売が予定されているベーシック版には搭載されず、9〜10 月の販売開始を目指しているフルスペック版で搭載されるとのことだ。

逆さになってしまったが、写真は筐体上部のもの。左に見えるのがカメラ用のボタン、右がスライド式のロック用スイッチだ
筐体底面。左側がテレビ出力系の端子、右が USB ホスト機能を持つクレードル用の端子と、AC 端子となっている

筐体右側面。操作用のボタン 2 つと、クライアント機能のみの miniUSB 端子が見える
こちらは筐体左側面。ヘッドフォン用の端子と、SD スロットが備えられている

すでに現行モデルの「iPod」や、「Creative ZEN VISION:M 30GB」など、大容量のハードディスクを搭載した小型のマルチメディアプレイヤーは発売されているが、こうした端末はいずれもマルチメディアプレイヤー以外の用途は重視されておらず(当たり前だが)、1 台であれもこれもと済ませてしまいたい PDA ユーザーには少々物足りない。その点、blufin はインターフェースが素の Windows CE なので、大容量のデータが保存可能な PDA としても活用できる。より高解像度の液晶にキーボードを備えた W-ZERO3 をはじめとするライバルも存在するが、マルチメディアプレーヤーとしての基本性能や 1 セグ対応など“遊べる PDA”という点ではこちらが上。USB ホスト機能を生かした面白い使い道も考えられそうだ。



フォトリポート――第 58 会ビジネスショウ TOKYO で注目の「blufin」をチェック!

Reported by タカシゲ


Last-modified: Sun, 24 May 2009 23:45:30 JST (3679d)