jornada525 のスペックを読む その2 本体メモリ 16MB は大丈夫か? / 他

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2001年3月23日(金)版

jornada525 のスペックを読む その2 本体メモリ 16MB は大丈夫か? / 他

とうとう Palm より安い PocketPC が登場?

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写真ではわざとP-in Comp@ctを中途半端に刺している。
実際にはぴったり収まるので安心だ。

※ 本記事は、「jornada525 のスペックを読む」特集の第2回です。

■ どこがエントリーモデルなのか?

 ベース性能が同じながら、jornada525 が、日本HP によって「エントリーモデル」としての位置付けを与えられている。それは、jornada548 に比べて、いくつかの点で、割り切ったスペックとなっていることから伺える。

◎ 本体メモリが 16MB になった

 jornada525 で気になるのは、本体メモリが jornada548 の 32MB から 16MB に削減されたことだろう。残念なことに、本体メモリを 32MB に拡張する方法は残されていない。日本HP ではメモリ増設のサービスの予定はないという。

 それでは、16MB という本体メモリサイズは、PocketPC を利用していく上で十分と言えるのだろうか? PocketPC の場合、本体メモリは、実際には「プログラム実行用メモリ」「データ記憶用メモリ」の2つの部分に分けられている。デフォルトの使い方では、ちょうど半分の大きさ 8MB ずつが割り振られる。こう書かれると、「16MB あれば、まあいいか」と思っていた人も一瞬ドキリとするのではないだろうか。

 と書きつつ、この記事を読んでくれている人をあまり不安にさせるつもりもないので、結論を書いてしまうが、「現在、単独の PocketPC アプリケーションは 16MB の本体メモリで十分」 だ。また、jornada525 の採用している SH3 CPU は元々、アプリケーション・プログラムサイズも小さくなる傾向にあるので、問題になることはないと断言してもよい。、
 手元で愛用している jornada548 を見てみると、大体下記のような利用状況だ。

「データ記録用メモリ」 6.5MB 使用

 a) インストールしたアプリケーションソフト

 - JRトラベルナビゲーター
 - ZIO Soft METALION
 - ZIO Soft PowWow
 - その他、100KB 程度のものを数本

 b) データ

 メモ
 ・画像入りのメモを含む、100弱のテキストファイル

 予定表
 ・約10か月分
 ・アドレス帳 約80件

 ただしメールは使用していない

「プログラム実行用メモリ」 6MB 使用

 - Windows Media Player
 - メモ
 - Internet Explorer
 - Microsoft Word

 つまり、、合計 16MB でも何とか動くだろうという気がする。本体メモリが 16MB のマシンが手元にないので本当に十分かどうか分からないが、アプリケーションのインストールを、安価な CFタイプのメモリカードに行ってやれば何とかなる気がする。

 では、本体メモリが 16MB でも、本体メモリ 32MB の jornada548 と同じように使えるかというと、そうは言い切れない面があるのは事実だ。
 PocketPC のアプリケーションの多くは、利用していない時でも、メモリが不足するまでは、ずっと「プログラム実行用」メモリ上におかれたままになっている。だから、新しいアプリケーションを実行したときに、すでに「プログラム実行用」メモリにおかれたものであれば、すぐに起動されるのだ。
 簡単にいえば、本体メモリの大きさが違うと、多くのアプリケーションを切り替えて使う場合の反応速度が違うのである。

 PocketPC で使いたいソフトが、PocketPC 用の Windows Media Player のような音楽/動画再生ソフトだったり、メーラーには毎日数百通もメールが届くような場合には、jornada548 を購入した方がいい。Pocket Internet Explorer で大きなページを開きたい場合にもメモリを多く利用するようなので、通勤中などにニュースサイトなどをみたいと思っている人も jornada548 を選んだ方が無難だろう。

 逆に、PocketPC をまず「予定表」や「住所録」として使ってみよう、たまには、Windows Media Player で音楽聴けたりするくらい、というユーザーなら、低価格な jornada525 が魅力的に見えてくるはずだ。

◎ USB 非対応、クレードルが別売に

 jornada525 では、jornada548 で対応していた「USB ActiveSync」の機能が利用できない。接続用の ICチップを変更したとみられ、jornada548 用の USB クレードルを利用しても、母艦パソコンとは USB 接続することが出来ない ので注意しよう。
 代わりに、jornada525 には母艦との接続用シリアルケーブルが付属している。

 デスクトップパソコンで、USB 端子しかない場合は、結構辛いことになるが、シリアルポートが1つあれば十分だ。ノートパソコンの場合は、ほとんどすべてのマシンに赤外線ポートがついているはずなので、赤外線接続を行えば、USB 接続より快適だ。

 クレードルはこうした母艦パソコンとの接続用以外にも、単なる充電台としても便利に使える。その場合、jornada525 には jornada548 用のシリアル接続対応クレードルがそのまま利用できる。価格も、そんなに高くないので、必要になったら購入を考えればよいのではないだろうか。

 ちなみに、筆者個人的には、jornada548 の USBクレードルは、箱から出してもいないのでなんかなくなってよかった気すらしているのだが、少数派の意見だとは思っているので、ちょっとだけ参考にしていただければと思う。

◎ 液晶パネルが 256色へ

 液晶パネルに表示されるカラーが 4,096色から、256色へ減らされた。
 色数は多い方がいい気がするが、実際には、写真や、動画を見る用途でなければ、まったく困ることはない。デジカメのビューワーとして使いたいとか、カラフルなホームページを愛用しているという人以外には問題にならないだろう。
 特に、「予定表」、「アドレス」、「仕事」、「メール」などが主目的と考えている人には、見た目にも変わりはない。

◎ 本体前面カバーが別売に、スタイラスはどこに?

 本体の軽量化にもつながっているのだが、jornada525 では、jornada の特徴でもあった前面カバーが別売となっている。
 前面カバーがなくても、乱暴に取り扱いさえしなければ、液晶パネルが割れたりすることは滅多にない。GFORT や E700 はそういう状態で鞄に放り込んであるが、一度も壊れたことがないのが実態だ。

 ところが、jornada548 のユーザーの方は「ええっ」と思うだろう。jornada シリーズの場合、前面カバーがなくなると、あの独特の形をした平べったいスタイラスを格納する場所がなくなってしまうのだ。

 ちなみに、jornada525 では、この代わりに、レザーケースが標準で付属するようだ。このレザーケースの中に、スタイラスを格納することが出来る。

 現在、jornada525 で使える前面カバーは、10色以上が日本HP 上で販売されている。1枚 2,800円という価格なので、どうしてもほしい人は自分のカラーにあったものを購入することもできる。本体がホワイトシルバーの明るい色になったこともあって、デフォルトで決まりきった色のものが付属するより、別売にして低価格にしようという発想は、ユーザに余計な出費を強要しない正しい姿勢だと思う。

ココが改良されてスゴイんです! →



hp jornada525 の本体予約情報
 セブンドリームでは、2001/03/24 0時よりこのjornada525の予約キャンペーンを開始する。"Jornadaロゴ入り特製ソフトケース"と"メルコ CF 16Mメディア "RCF-L16M"がついて、39,800円。今すぐ予約すれば発売日に入手することが可能だ。近くのセブンイレブンで支払い・受け取りを行えば手数料もかからず無料。是非とも購入を考えている人はこちらも参考にしてほしい。



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Reported by けいたん


Last-modified: Sun, 24 May 2009 23:45:30 JST (3770d)