iPAQ 修理顛末記(1)

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2001年5月3日(木)版

iPAQ 修理顛末記(1)

世界最強のPDAは,修理の手際も世界最強?

  第二回

■はじめに

 「世界最強の PDA 」こと iPAQ が発売されてから一週間経った.購入された方も,そろそろカスタマイズが終わって落ち着いて使い始めたのではないだろうか.それにしても iPAQ の盛り上がりは凄い.ハードウェア掲示板のログが数時間でサイクリックしてしまうほどの盛り上がりは久し振りだ.しかし,その発言の中にはいくつかの「動作不良報告」が含まれていたことも事実である.現在(5月4日現在)でかなり多く見られた不良は


  • ヘッドフォンジャック内部のスイッチがうまく作動せず,ヘッドフォンを一度挿すと,抜いてもスピーカーから音が出なくなってしまう

というものだ.これはどうやら特定ロットだけの問題らしく,初期出荷分の全てに発生するわけではない(実際,筆者の買った iPAQ でも問題なかった).とはいうものの,間違いなく「初期不良」なので,この症状が発生した場合はまず販売店に問い合わせてみよう.

■む,これは…初期不良…か?

 さて,話題の iPAQ,筆者もとりあえず購入してしばらく使ってみた.英語版も使ったことがあるが,やはり使いやすいのは日本語版.何も考えなくても全メニューが日本語化されているのは安心できるし,パッと見で認識しやすいのは何よりだ.

 しかし,筆者の個体には残念ながらハード的におかしな箇所があった.4つのボタンのうち,一番右のボタンのタッチがやたらと固く,押し込むと戻るときに金属的な「ギチチチ」という不快な摩擦音がするのだ.どうやらボタンの立て付けが悪い(一番左のボタンと比べると何も押さない状態で若干沈み込んでいる)ようで,そのせいで内部部品が擦れているらしい.正直なところ,この状態では右ボタンを使いたくないくらい生理的に嫌な感触があったので,初期不良として交換か修理を申し込んでみることにした.「右ボタンを使わない」と言う選択肢もあるが,「ちゃんと代金を払った製品なのだから,完全な状態で使いたい」と願うのは誰でも同じだろう.

 とりあえず,初期不良対応の鉄則として「購入店に連絡」を実行してみた.筆者は Vis-a-Vis のインターネット通販で購入したので,いわゆる店頭販売で購入したときのような「店頭持ち込みで交換」の対応というわけにはいかないだろうなあ(しかも,品数がそんなにある品でもないし)…と思っていたが,想像通り「 iPAQ の初期不良に関しては,コンパックに直接問い合わせてください」とのこと.当然の対応である.

 次に,コンパックユーザーサポート・ハンドヘルド担当部署(フリーダイヤル)に電話.オペレーターに症状を説明したところ,「ボタンの感触には個人差がございますので…」とやんわり対応を断られそうになったので,「これは感覚の問題ではなく,同個体の他のボタンと比べて明らかに不良個所である」ことを説明した.どうやら先方も分かってくれたようで,「初期不良として修理扱いになる.期間は修理センターに送ってもらってから一週間程度」との返答.「交換扱いにはならないのですか?」と聞いてみると,「交換でも可能ですが,かかる時間は同じくらいですよ」とのことだった.その場でちょっと考えて,筆者は結局修理対応をお願いすることにした.初期不良であるにもかかわらず,「交換」ではなく,わざわざ「修理」にした理由は以下の通り.


  • 現在液晶にドット抜けや常時点灯がなく,大変満足している.交換になると,ひょっとするとドット抜けがある個体に当たってしまうかもしれない
  • 現在手持ちの個体では「どこが悪いか」がハッキリ分かっているので,その部分さえ修理して貰えば完璧なコンディションになる.交換だと,また別の不良が発生するかもしれない
  • ただでさえ品数のないiPAQ.交換にしてしまうと,交換用製品不足で予定以上に返却が遅れるかもしれない
  • 「交換」より「修理」の方が,何となく記事のネタとして面白そうである(^^;

(上3つの理由はあくまで筆者の個人的憶測&思惑なので,その点はお断りしておく)

というわけで修理をお願いしたところ,「リペアセンターから折り返し連絡があるので,その指示に従ってくれ」とのこと.数時間後にはリペアセンターから電話があり,修理に必要な説明を書いた書類をFAXするので連絡先を教えてくれ,との指示があった.さらに,同日夜にはリペアセンターから送付に必要な事項が記載されている書類がFAXされた.これで故障品を送付する準備は整ったことになる.送付できるようになるまで3日はかかるのではないかと思っていただけに,予想したよりずっと手際がよい印象である.

 これ以降の進展についても随時記事にしていく予定なので,愛機を修理に出すかどうか迷っている方は参考にしていただきたい.

■これまでの経過

4月27日
iPAQ 到着.

5月1日
BBSでの反応を見つつ,修理に出す or 交換してもらうことを決心.

5月2日
10:45 Vis-a-Vis に電話.
11:00 コンパックサポートセンターに電話.フリーダイヤルで,かけてから5分ほどでオペレーターに繋がった.
15:00 コンパックリペアセンターから電話.FAX で書類を送るとのことで,その送付先確認.
19:00 コンパックリペアセンターから,修理にあたっての注意や故障品の送付先などを記述した書類が FAX で届く.

今後の予定
ゴールデンウィーク明けにリペアセンターへ発送予定.




iPAQ 修理顛末記(1)


Reported by square


Last-modified: Sun, 24 May 2009 23:45:30 JST (2861d)