ウェアラブルPCが実際に体験可能だった ウェアラブルPC第一人者 ザイブナー社ブース

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2001年6月11日(月)版

ウェアラブルPCが実際に体験可能だった ウェアラブルPC第一人者 ザイブナー社ブース

ウェアラブルPCを体験してみよう!

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■ はじめに

 東京ビックサイトで開催されている「ビジネスショウ2001 TOKYO」のレポートをお届けしている。民生用・軍用のウェアラブルPCの開発では実績の高い「ザイブナー社」のブースでは、普段、なかなか触ることの出来ないウェアラブルPC を実際に「試着」してみることが可能だった。

 ここでは、実際に装着してみたウェアラブルPC の感触などを写真入でレポートしたい。

■ ザイブナー社

 ザイブナー社は、1990年に設立後、一貫してウェアラブルPC の商用化研究と、商用化を行ってきた、パイオニア的な存在の企業だ。現在は日本にも支社があるようだ。

 こうしたウェアラブルPC のパイオニア・リーダーであることを示すように、同社のブースには、さまざまなグレードのウェアラブルPC が一杯だ。

ザイブナーブース
人の頭の部分がディスプレイ
写真右側が本体だ。
さまざまなバリエーションの製品群
利用場面の紹介

■ Windows98 搭載機と、WindowsCE搭載機の2種類

 ザイブナー社で展示しているウェアラブルPC には2種類のものが存在していた。一つは従来から発売されている、Windows98 を OS として採用したもの。もう一つが、日立、島津製作所と共同で開発され、今年1月に開催された CES2001 で、ビル・ゲイツがデモした「WIA (Wearable Internet Appliance) の2種類だ。

 WIA については、島津製作所のレビューで詳細な内容をお届けしようと思っているため、ここでは Windows98 搭載モデルについて詳しく紹介してみよう。

 PC用の商品は、Windows98 OS を搭載するために、HDD が必要になるためか、本体はコンパクトながらなかなかの重量感がある。おそらく、1Kg は超えていると思われる。

 またヘッドマウントディスプレイも大きく重く、頭に装着して動いていると、結構暑苦しい。音楽用の大きなヘッドホンと同じくらいの感覚だ。

 ディスプレイの表示は、VGA だが、意外と視認性はよい。ウインドウズを普段使い慣れている人なら、違和感なく使いこなせるだろう。キーボード入力は可能だが、実用上はきわめて厳しいため、アプリケーションも、ファミコンソフト並みに単純化することが好ましいようだ。

 これまでにも、航空機メンテナンスなど、製造現場を中心にいろいろな場面で利用されているらしい。ちなみに、本体がかなり熱くなっていたが、これは展示のため AC電源をつけて朝から使いっぱなしになっていたためで、通常の利用方法では問題ないそうだ。逆にいえば、熱くても問題なく利用できるということだ。

■ 最新 WindowsCE 版は小型軽量化を実現

 これに対して、WIA と名づけられたザイブナー、日立、島津製作所で共同開発された製品は、かなりの小型化が計られている。本体は、300g 以下。ヘッドマウントディスプレイもヘアバンド並みに軽量化されている。

 実際に装着してみたが、オリンパスのアイトレックなどに比べても軽く、また鼻の上で支えないため、普段眼鏡をかけない私でもまったく違和感なく利用できたのが印象的だ。(なお、これはアイトレックが重いと言っているわけではない。本来、利用用途が異なる製品なので比較するべきではないが、あくまで WIA の使用感を語るために、引用させていただいた次第だ)

これがWindowsCEベースの製品
PC用のものよりかなり軽くなっている



ウェアラブルPCが実際に体験可能だった ウェアラブルPC第一人者 ザイブナー社ブース

Reported by けいたん


Last-modified: Sun, 24 May 2009 23:45:30 JST (3771d)