カシオの気合十分! BE-500 成功のカギはソフトウェアだ!

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2001年9月13日(木)版

カシオの気合十分! BE-500 成功のカギはソフトウェアだ!

カシオペア 「l'agenda」 BE-500 業界最速レポート!!

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先日行われたDevConfの会場模様。
100を超える参加者で大盛況。

■成功のカギはソフトウェアの対応

この「l'agenda」で最も気になるのは、「PocketPCでない」=既存のソフトウェアが動くのか?と言うことだが、どうやらそのままでは動かない模様だ。現在WindowsCEのソフトウェアは、「MIPS」「StrongARM」「SH」などといったCPUタイプ別に提供されているが、ラジェンダが採用しているCUPがMIPSだからといって、MIPSのバイナリをインストールすれば良いというものではない。となると、どうなるのか...

ズバリ、「l'agenda」用のバイナリで提供されたソフトウェアが必要だ。つまり、ソフトウェアの開発者が、これまで様々なCPUタイプ別に提供していたバイナリを、さらにもう1ラインナップ「l'agenda」を追加して提供する必要がある。

この事実を知った際には、正直驚いた。が、少し落ち着いて考えてみると、現時点で、ソフトウェア提供者は既に3つ(実態は既に2つのみだが)のバイナリで提供しているので、きちんとカシオからSDKが提供され、プログラムの大きな変更も無く、簡単に提供できるのならば、さほど手間ではないという思いも出てくる。

ソフトウェアの提供形態
StrongARM
MIPS
SH
l'agenda

となると、結局のところは、ソフトウェアの提供者が、どれだけ「ラジェンダ」用にソフトを提供するかが成功のカギを握ることになろう。そのためには、カシオがどれだけ開発者に魅力を感じさせることができるかと言うことにかかっているが、プレスリリースの最上段に記載されている当初月産台数:30,000台という数字は、現在のPDA市場規模から考えても、相当な気合を感じさせる。また、既にカシオは、先日開発者向けにDevConfを開催しており、100社を超える参加者に対し、そのあたりのサポートを強く打ち出している。

さらに、WindowsCE FAN でも、ソフトウェアライブラリを「l'agenda」対応させていく方向で検討に入っていることを付け加えておく。



モバイルでのアクセス環境も
どんどんと良くなってきている

■今後が楽しみ

確かに、カラーで超軽量のPDAを3万円台で実現させたのは大きい。この価格であれば、企業での導入も敷居が低くなるし、業務用の専用アプリケーションを組み込む際の自由度も高い。
また、インターネットの一般化に伴い、メールやチャット、掲示板、オークションなどのサービスに特化して利用したいユーザが急増しているが、ここに対しても期待させられる商品となる可能性がある。もうすぐ始まる Air H"など、モバイルでのつなぎ放題プランの登場と、周辺環境も整いつつある。期待が膨らむばかりだ。

カシオがユーザのニーズに応えた形で登場した「ラジェンダ」が、どの程度ユーザに受け入れられるか、楽しみだ。カシオの気合は十分。ソフトウェアの対応状況など、今後の動きに注目したい!



カシオの気合十分! BE-500 成功のカギはソフトウェアだ!

Reported by おかもん


Last-modified: Sun, 24 May 2009 23:45:30 JST (3803d)