これが未来の文庫本、東芝ブースでは イーブックイニシアティブジャパンのイーブック端末を展示

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2001年10月28日(日)版

これが未来の文庫本、東芝ブースでは イーブックイニシアティブジャパンのイーブック端末を展示

エレクトロニクスショー + COMJAPAN の CEATEC2001 レポート

 ↑↑CEATEC JAPAN 2001↑↑ 

■ はじめに

 文庫本や、単行本といった日本の出版物を対象にした「イーブック端末」なるものが、今年4月9日に公開された。これは、VGA (768 x 1024) 型の液晶パネルを2枚張り合わせた形をしており、見開き上にして電子ブックを読むことができるというものだ。

 なかなか一般向けの展示会で登場することは少なかったが、今回 CEATEC JAPAN 2001 の東芝ブースで、この「イーブック端末」が動作しているのを見ることができたぞ。

■ 写真で見る、これが「イーブック端末」だ

 それでは早速、展示されていたイーブック端末をみてみよう。従来の書籍というよりは、絵本を見ているような錯覚に陥るほど、その表現力は美しい。作家や、漫画家の負担は大きくなるが、こうした端末なら、フルカラーの漫画も、従来どおりのコストで配送できるようになると考えられている。

石森正太郎の「サイボーグ009」
挿絵入りの純文学
斜めからの視認性もよい。
わざと電車で隣の人が覗き込めるように
なのだとか
カラー漫画の鮮やかさはイーブック端末
ならではという印象

■ まとめ イーブック端末の今後に期待

 以上、簡単だが、東芝ブースに展示されていたイーブック端末を紹介した。この端末は、PDA というよりは、電子書籍リーダーに特化した携帯型の端末を目指している。しかし、こうした端末が登場、普及していく過程で、Pocket PC にも大きなメリットが生まれる。ひとつは、こうした端末が普及することで、電車の中で暇つぶしをしたいといった用途で Pocket PC 以外の選択肢が生まれること。もうひとつは、こうした電子ブックリーダーに向けた書籍 (コンテンツ) が増えるためだ。見易さは、VGA x 2 に比べると落ちてしまうのは仕方がないが、圧縮すれば漫画コンテンツなどでは、Pocket PC でもいけるだろう。

 重要なことは、こうした書籍や漫画の楽しみ方が、iモード携帯電話並みに一般的になってくれることで、イーブック・イニシアティブ・ジャパンのこの端末は、そのために活躍してくれることだろう。



これが未来の文庫本、東芝ブースでは イーブックイニシアティブジャパンのイーブック端末を展示

Reported by けいたん


Last-modified: Sun, 24 May 2009 23:45:30 JST (3099d)