手にはめる直感的ゲームコントローラー ESSENTIAL REALITY 「P5」

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2002年1月11日(金)版

手にはめる直感的ゲームコントローラー ESSENTIAL REALITY 「P5」

CES 2002 in LasVegas 突撃スペシャルレポート

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これがハンドセット(コントローラー)だ
見た目より相当軽い

■ESSENTIAL REALITY 社 グローブ型ゲームコントローラー「 P5 」を出展

MSの SideWinder シリーズに代表されるジョイスティックを使っているゲーマーは多いと思うが、また一つ新しいタイプのコントローラーが登場した。ESSENTIAL REALITY 社の「 P5 」だ。グローブ型ゲームコントローラーで手にグローブ型のゲームコントローラーを装着し、手の動きに合わせてプレイヤーの動作、シューティングをコントロールしていくものである。

Southホールの中でもひときわ人を集めている同社ブースを見てみると、実際に幾人かの人がコントローラーを使ったデモ体験をしていたので、筆者も早速体験してみることにした。

コントローラー裏面
指にはめるリング部分は動かせる

動作の認識は、

  • X軸方向
  • Y軸方向
  • Z軸方向
  • Yaw(左右の首ふり)
  • Pitch(上下動)
  • Roll(左右の傾き)

の6種の動作認識を行う。簡単にいうなら人間の手が日常にする「握る」「放す」「まわす」「つまむ」「投げる」などの動作(行動)を認識させるということのようだ。

手にはめたところ
調整すれば日本人の手にもフィットする

もちろん、個人個人で手の大きさや力の強さなどが異なるため、最初に使うときに、簡単な設定をする必要がある。特徴的なハンドセット(コントローラー)を装着し、センサーの前で手を握ったり放したりする動作を2回度程すればOKだ。非常に簡単である。なお、コントローラーのサイズが合わない場合は、設置されているリング(指位置に付いている丸いプラスチック)を手動で上下に調節することもできる。英語の苦戦で気付くのに少々時間がかかったのは、周囲を見回しても筆者だけであった。(泣)

設定後、シューティングゲームにチャレンジしてみたが、コントローラーの反応は予想以上に非常に敏感で、しかもハンドセットが軽量だったのは好感が持てた。残念ながらゲーム下手な私は、イマイチ良いスコアを叩き出すことは出来なかったが、人差し指を引く(90度に曲げる)とマシンガンが発射され、中指を引くとミサイルが発射されるのは、直感的で気持ちよかった。(もちろん、ゲームによって設定はいろいろ異なるのだろうが)

裏面。簡単でバッチリだ。

さて、気になる発売時期であるが、今年 5月に米国で $135 で販売を開始し、日本においては同価格で、6月になる見込みだという。また、機器対応については、USBポートが付いていれば原則どんな機種にも対応できるとのこと。Xboxにももちろん対応予定で、PS2などへの対応も考えており、段階的にドライバの開発を行っていくとのことだ。ただし、ゲームキューブは、USB端子が付いていないため、現状では対応できないと、聞いてもいないのに忠告されてしまった。やはり、米国では任天堂の関心は高いようだ。

担当者によれば、「数多いボタンでの操作が必要になって難しくなってきているゲームを、実際の人の動作を直接伝達することで、直感的にコントロールできるような世界を作っていきたい」と考えている。さらに「遠隔医療や、ハンディキャップ支援などへの場への進出も念頭においている」とも語ってくれた。とりあえず今ある市場としてゲームコントローラー市場に投入し、さらに多くの活躍の場を目指しているようだ。

とはいえ、とりあえずは「一風変わったゲームコントローラー」 であるP5 が、私のようなゲームの初心者の、マウス/キーボードアレルギーを解消し、より直感的な操作感を求めるゲームマニアにも十分受け入れられそうな予感である。専用のゲームソフトなんかが出たりすると相当面白いはずだ。とにかく、こいつは楽しみだ。

これがセンサー部分
これは結構大きい
こんな感じでプレイする



手にはめる直感的ゲームコントローラー ESSENTIAL REALITY 「P5」

Reported by のびのび


Last-modified: Sun, 24 May 2009 23:45:30 JST (3617d)