クレジットカードも時計に入れちゃいました カシオの試作機「Wrist Credit Card Demonstration Watch」

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2002年1月11日(金)版

クレジットカードも時計に入れちゃいました カシオの試作機「Wrist Credit Card Demonstration Watch」

CES 2002 in LasVegas 突撃スペシャルレポート

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カード番号が時計の中に入っている

■クレジットカードを時計に入れる

動画撮影機能を時計に入れてしまったカシオには恐れ入るばかりだが、今回のCESでは、カシオはさらに時計に入れてしまったものがある。クレジットカードだ。携帯電話でその機能をもたせようという流れはこれまであったが、「携帯は置き忘れますからね。時計なら"本当の意味で"身に着けている=置き忘れないものでしょう」と担当者は力説する。

時計に複数のクレジットカード番号が登録でき、支払いの際には、使用したいカードを選択して、赤外線でカード番号/名前/有効期限などの必要情報を送る。これでお店はカード会社へ与信を投げ、決済という流れとなる。もちろん、決済が完了すれば、簡単なレシート(控え)が時計側に残る。

ちなみに、これも試作機のため、現在は「WQV-10」の筐体をそのまま使っているが、製品化の折には、かなり小型なものにできるという。確かに、映像が画像を扱うわけでもないのでこの大きさは必要ないのだろう。さらに価格も数千円(5000円程度)と、普通の時計と同じくらいの価格だ。

現在のデモンストレーションでは簡単なカード番号の送受信しか行っていないが、今後、偽造防止や、その他手順などの様々な規格・ルール策定のため、カード会社やその他関連企業との提携を行い、協議していく必要がある。既にカシオは、Infrared Data Asssociation や、LinkEvolution と提携を行っており、今回の説明は LinkEvolution のエンジニアの方が熱心にしてくれた。発売時期は、来年2003年を目処とのことだ。

このように端末と赤外線で通信し
情報を送る

■カード会社の方、ノベルティに如何ですか?

この、クレジットカード内蔵時計「Wrist Credit Card Demonstration Watch(仮称)」だが、とにかく価格が安いのが衝撃だ。通常の時計となんら変わらない価格で、クレジットカード情報を持ち歩くことができる。クレジットカードのゴールド会員向けにノベルティとして、限定モデルなんかで提供したら面白いのではないだろうか。複数のカード情報が入れられるとはいえ、優先的に自分の会社のカードが利用されるようにセットするなどの細工をして、囲い込みツールとして使えるように思ってしまった。また、ちょっとリッチな限定モデルなどを作成し、プレミア感を出してVIP向けに提供するなど、面白そうである。

決済機に情報が送信された

また、クレジットカード大国であるアメリカでは、これは普及しそうな気がする。これさえあれば、自動販売機での買い物ですら簡単にカードで行うことができる。コカコーラとドコモで試行サービス中の「Cmode」や、COMDEXでPalmとペプシが展示していたものなんかより、よほど使いやすそうだ。すばらしい!

■参考「LinkEvolution」

あまり聞きなれない会社名かもしれないが、日本企業で最近元気の良い会社だ。URLは http://www.linkevolution.co.jp/。昨年末に以下のような製品を発表し、注目されている。

CFタイプのBluetoothカード。
秋葉原などで買うことができる
世界最小USB-IrDA(4MB対応)。
IrDAが付いていないNotePC
(私のVAIO SR9がそうだが)などでは重宝する




クレジットカードも時計に入れちゃいました カシオの試作機「Wrist Credit Card Demonstration Watch」

Reported by おかもん


Last-modified: Sun, 24 May 2009 23:45:30 JST (3711d)