カシオペア E-2000発表!特徴をチェックだ

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2002年1月15日(火)版

カシオペア E-2000発表!特徴をチェックだ

カシオペアの最新モデル 満を持して登場

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■はじめに

1月15日、カシオ計算機はPocketPC 2002を搭載した最新PDA「カシオペア E-2000」を正式発表した。発売は2月22日を予定している。スペックは海外で既に発売されているモデル「E-200」を踏襲したもので、StrongARMプロセッサ 206MHz、65,536色表示可能な反射型TFT液晶ディスプレイなど、PocketPC 2002搭載デバイスの標準仕様を満たしている。さらにE-2000独自のメリットとして、他機種に比べて高い拡張性や交換可能なバッテリといった細かい使い勝手の改良が行われており、現行のデバイスの中では弱点が最も少ないスペックを実現した。海外サイトでの評価も非常に高く、グラフィックスベンチマークでは他社デバイスより数段優れたパフォーマンスを叩き出す活躍ぶりを見せている。Windows CEが初めてリリースされた時からデバイスを供給し続け、ノウハウを蓄積してきたカシオならではの製品と言えるのではないだろうか。
それでは、この新機種の特徴を見ていくことにしよう。

■これが「E-2000」だ!

E-2000はPocketPC 2002搭載デバイスであり、現在発売されているデバイスであるjornada 568やGenio e550xと共通する仕様も多い。PocketPC 2002に共通する特徴は別のページを参照していただくこととして、ここではE-2000ならではの「ウリ」をピックアップしてみよう。


  • CFとSD/MMCの2スロットを装備し、ストレージカードと通信用カードの併用が可能。さらに、オプションのPCカードユニットを装着することで同時に3スロットの使用が可能となる。5GBモバイルディスク+無線LANカード+SDメモリーカードで業務用大型データベースを利用する、といった用途にも対応するのだ。

  • 64MBのメモリを標準で搭載(従来機種であるE-700/750の2倍)しているため、アプリケーションを大量にインストールしても動作用メモリが圧迫されることが少ない。ストレージカードの大容量化が急速に進行しているとはいえ、アクセススピードの面から見ると未だに本体メモリの優位性は明らかだ。常用するアプリケーションを可能な限り本体にインストールすることを考えれば、搭載メモリは多いに越したことはないだろう。

  • 変換コネクタ・クレードル・PCカードユニットを使用することで、PC用のUSB機器の接続に対応する(USBホスト機能)。PC用の周辺機器がそのまま使用できれば、出先でキーボードを借りる・プリンタに接続して書類を印刷する、など利用シーンはいろいろ考えられる。どのような周辺機器が対応するのか、という点ではデバイスドライバの充実も必要となるため、積極的なドライバ提供に期待したい。

  • 日本市場ではなかなか重要な項目である、携帯電話・PHSのケーブル接続に対応している。携帯電話はPDC/cdmaOne、PHSはPIAFS 2.0/2.1に対応し、携帯電話のパケット通信も可能、と万全のサポートだ。

  • 交換可能なメインバッテリを搭載。一つのバッテリで最高12時間の連続使用が可能なこともあり、Air H"や無線LANなどで長時間の通信を行いたい場合でも、交換用バッテリさえ十分に用意しておけば駆動時間に関して心配する必要はないだろう。なお、PCカードユニットには本体用と同等のバッテリが内蔵されており、本体バッテリと併用することで連続24時間の駆動が可能になるという。

  • ビジネス向けの実用的なソフトが多数バンドルされている。カシオペアシリーズで定評がある「モバイル住所録」「モバイルスケジューラ」に加え、英和・和英・国語辞典や翻訳ソフト、PowerPointビューワもバンドルされているのだ。特にPowerPointビューワはこれまでなかったソフトであり、VGA出力カードとの併用でプレゼンテーションが可能になるなど面白い使い方ができる。

  • カシオペアでは定番である、ダイヤル式のアクションコントロールを搭載。メニューの選択・決定、ページスクロールなどの操作が片手で完結する、優れた操作性を実現するギミックで、これがあるためにカシオペアから離れられない、というユーザーもいるほどだ。

  • リモコンヘッドフォンでWindows Media Playerを制御可能。バッテリの駆動時間が延びたおかげでMP3プレイヤーとしても使用しやすくなっており、リモコンの装備によってさらに実用的になったといえる。

…と、以上でE-2000の特徴を見てきた。これらの特徴一つ一つを見ると、他社の機種でも同じ仕様を実現しているものもあるが、全てを同時に実現しているのはE-2000だけだ。これだけのスペックを持ちながら約190gの軽量筐体に収まっていることも考えると、ことスペックだけに関して言えば現時点で最強のPocketPCとしても過言ではないだろう。
しかも、未だ試作機ではあるものの、現在借りて試用しているE-2000は他社製デバイスに比べて体感できるほど動作がキビキビしている。同じプロセッサを採用しているにもかかわらずこうした差が出る、ということは、それだけE-2000がよくチューニングされていることを意味するのだろう。
ここまでべた褒めできてしまったが、それだけE-2000のスペックには目立った問題点が見つからない、というのが事実だ。もちろんE-2000自体に全く問題点がない、ということではなく、細かい使い勝手の上では「?」という点もあったため、今後のレポートで指摘していくことにしよう。

旧機種であるE-700/750から比べると、大きな変化は液晶が透過型から反射型になったことと、ボタンの配置が変わったことだ。屋外で使用しないユーザーにとっては、発色に優れる透過型液晶にメリットを感じるかもしれないし、ボタンの位置についても同様で、旧機種のゲームボーイによく似た配置はゲームがしやすいと一部のユーザーから好評を得ていたが、E-2000ではカーソルキーを中心とした左右対称配置に変更された。これらの変更は「どちらがよい」と決められるものではないが、旧機種から乗り換えるかどうか考える際には考慮するべき点となるだろう。

次回以降では、E-2000をスペック表やハードウェアなど様々な角度から掘り下げてみる予定だ。乞うご期待!


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カシオペア E-2000発表!特徴をチェックだ

Reported by square


Last-modified: Sun, 24 May 2009 23:45:30 JST (3796d)