hp jornada568でも PCカードを使おう! PCカード+SDスロット付長時間バッテリ

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2002年1月24日(木)版

hp jornada568でも PCカードを使おう! PCカード+SDスロット付長時間バッテリ

Pocket PC 2002、StrongARM、64MB メモリ搭載の hp jornada568

←SD/MMCスロット↑↑↑hp jjornada568↑↑↑ 

■ はじめに

 前回、hp jornada568 用のアクセサリとして SD/MMCスロット付標準バッテリを紹介した。今回紹介するのは、hp jornada568 で、PCカードとSDカードを同時に利用することができる PCカード+SDスロット付長時間バッテリだ。Pocket PC 時代には、PCカードが利用できる Pocket PC 日本語版といえば、iPAQ Pocket PC + PCカードジャケットという組み合わせしか存在しなかったが、Pocket PC 2002 日本語版では、東芝 GENIO e550X を除く、カシオ CASSIOPEIA E-2000、NEC PocketGear MC/PG5000、そして、この hp jornada568 でオプションのアクセサリにより、PCカードが利用可能となっている。(この原稿を書いている時点では、富士通は未発表、コンパックも未発表だが、米国版は従来の拡張ジャケットがすべて使えるため、おそらく日本語版でも利用可能と思われる)

■ PCカード+SDスロットと、長時間バッテリは分離、かなりユニークな構成

 さて、パッケージの写真をみていただくと分かるように、PCカード+SDスロット付長時間バッテリのパッケージには2つのコンポーネントの写真が掲載されている。実際にパッケージを開封してみると実際2つのコンポーネントが現れる。実は、前回紹介した SD/MMCスロット付標準バッテリ では、標準バッテリと SD/MMCスロットが一体になった製品だったが、今回は、「PCカード+SDスロット」と「長時間バッテリ」がそれぞれ2つに分かれており、別のコンポーネントとなっているのである。分離されているため、この製品を購入して、長時間バッテリだけを利用するということも可能となっている。なかなかユニークな構成と言えるだろう。

 SD/MMCスロットは、東芝 GENIO e550X とは異なり、SDメモリカード専用だ。SDメモリカード特有のセキュリティ機能にも対応しない。

この2つのユニットは何?
左は長時間バッテリ、右はPCカード+SDスロット

■ PCカード+SDスロット付長時間バッテリの装着方法

 さて、この PCカード+SDスロット付長時間バッテリを jornada568 に装着する様子をみてみよう。

 まず、「長時間バッテリ部」を、本体標準の「標準バッテリ」の代わりに装着する。このバッテリは、hp jornada568 に標準で付属するものの約2倍の容量を持つバッテリだ。装着すると左上のような写真になるはずだ。このとき本体の CF TypeI スロットのカバーを外しておく。次に、「PCカード+SDスロット」部を取り出し、本体に上から被せるように差し込む。これを奥まで押し込めば完成だ。この操作で分かるように、hp jornada568 に標準で付属している CF TypeI スロットは、この「PCカード+SDスロット」を差し込むことで潰れてしまう。

 iPAC 用の PCカードジャケットと並べてみたが、若干 iPAQ + PCカードジャケットよりも分厚い。

PCカード+SDスロットの裏側
CFスロットの上から押し込むように装着
横から見るとこんな感じで装着されていく
(装着中の写真)
iPAQ + PCジャケットより若干分厚い感がある

■ PCカード+SDスロットにスタイラス。本体左側に SDスロット

 ユニークなのは、この PCカード+SDスロットを装着すると、本体のスタイラスの取り外しができなくなることだ。このため、PCカードスロットには、わざわざもうひとつスタイラスが刺さっている。これって本体のスタイラスをはじめから右サイドで取り外すようにつけておけば必要なかったのではないかとも思われるが、思わず得した気分になる。

 また、SDカードスロットは、本体左側に付く。

 PCカードスロットは特に必要ないようだが、今回も SD/MMCスロットを利用するためには、別途 jornada568 にドライバをインストールする必要がある。SD/MMCスロット付標準バッテリを利用している人の場合には、こちらとまったく同じドライバなので、両方インストールする必要はなさそうだ。実際に、片方のドライバをインストールした状態で、両方のスロットを利用することが可能だった。

■ SDメモリスロットでの読み書き速度

 こちらの PCカード+SDスロット付長時間バッテリでも、前回同様にWindowsCE FAN のメモリベンチマーク WisBench1.00を利用して、測定してみたところ、東芝 128MB のメモリカードに対するアクセス速度は、読み取りが 420前後、書き込みが 130,000前後と、内蔵メモリ並みに高性能な読み取りに比べ、圧倒的に書き込みが遅いことが判明した。これは、前回紹介した SD/MMCスロット付標準バッテリと同様であり、ほぼ同じデバイス、同じドライバを利用していることによる問題だろう。

■ 終わりに

 以上、hp jornada568 で PCカードとSDスロットを同時に利用できるアクセサリを紹介した。何と言ってもユニークなのは、装着こそ面倒になるが、PCカード部と、標準の2倍の容量を持つ長時間バッテリ部が分離されていることだ。これにより、単なる長時間バッテリとしても利用可能なわけで、これを利用することで、jornada568 を MP3プレーヤーとして利用したり、GPS(CF TypeI 用があれば) や、長時間の通信端末として利用することができる。このあたりのフレキシビリティーの高さはなかなかニクイギミックといえるのではないだろうか。

 久々に面白いアクセサリだと感じた。



hp jornada568でも PCカードを使おう! PCカード+SDスロット付長時間バッテリ


Reported by けいたん


Last-modified: Sun, 24 May 2009 23:45:30 JST (3768d)