■Pocket将棋で遊ぼう!
今回は、Pocket PCで本格的な将棋がたのしめる「Pocket 将棋」を紹介しよう。すばらしいグラフィックはもちろん、コンピューター将棋エンジンプログラムの第一人者、金沢伸一郎氏開発の思考エンジンを搭載しているので、その強さは本物!有段者レベルの強さを有する本格派将棋ゲームだ。 もちろんレベル設定、駒落ちやヒント表示など様々な機能を取り入れているので、初心者から高段者までと満遍なく楽しめること間違いなしだ。
 | ゲーム画面 |
■将棋を覚えよう 駒の動かし方がわからないビギナーの人にも簡単に楽しめるように、駒の動かし方が一目でわかる画像を作ってみた。ぜひ参考にしていただきたい。 もちろん駒の動かし方は基本中の基本で、その他いろいろなルールがある。さらに将棋の奥深さを詳しく知りたい人は別途研究してほしい。
・歩兵(ふ)・・・前に1つだけ進むことができるがバックはできない ・香車(きょう、きょうしゃ)・・・前方へ好きなだけ進むことができる ・桂馬(けい、けいま)・・・二マス前方の左右へ行くことができる。途中に駒があっても、飛び越えることができる。 ・銀将(ぎん)・・・前3カ所と後ろに2カ所の一マス進むことができる ・金将(きん)・・・左右、前後、前両斜めの一マス進むことができる ・角将(かく)・・・斜めになら前方後方、どこでも進むことができる ・飛車(ひしゃ)・・・前後、左右ならどこでも進むことができる ・玉将(ぎょく)・・・前後左右斜めに一マス進むことができる ■操作方法 操作方法だが、スタイラスによるタップとカーソルキーのどちらでも操作ができる。特に難しい操作もないので、次の説明を一度チェックすれば、すぐに簡単にプレイできるだろう。 ○スタイラスによる操作 駒選択 ・・・ 選択したい駒を、スタイラス(ペン)でタップする 駒移動 ・・・ 移動したい場所に、スタイラス(ペン)でタップする ○カーソルキーによる操作 駒選択 ・・・ 選択したい駒を、カーソルキーを使ってカーソルを移動し、Aボタンで確定する 駒移動 ・・・ 移動したい場所に、カーソルキーを使ってカーソルを移動し、Aボタンで確定する ■対局までの流れ 駒の動かし方と操作方法を覚えたところで、それでは実際にプレイしてみることにしよう。まずは対局の設定だが、Pocket将棋を起動するとゲームタイトルが表示されるので、画面の「ファイル」をタップしよう。メニューの中から、「対局の設定」を選択し、COMレベルや駒落ちなどを設定をする。 対局設定画面では先手・後手、駒落ちの設定とCOMレベル(1〜3)が設定できる。
・対局形式:「COM対人間」「人間対人間」「COM対COM」 ・COMレベル:3段階(弱、中、強)、隠しレベル2段階 ・駒落ち:9段階(平手・香落ち・角落ち・飛車落ち・飛香落ち・二枚落ち・四枚落ち・六枚落ち・八枚落ち)設定が完了したら「OK」ボタンをタップしよう。画面をタップ、もしくは、ファイルメニューの「新規に対局をはじめる」をタップすればいよいよ対局ゲームスタートだ。 駒を動かすには、スタイラスで動かしたい駒をタップする。 タップすると駒が赤い枠で囲まれ、そして丁寧にも移動させることのできる範囲が青い枠で表示されるので、もう一度青い枠内をタップすると駒を動かすことができる。逆にタップした駒が、持ち駒があって動けない場合は、青い枠は表示されない。
カーソルキーで駒を動かす場合は、画面に表示されている「指先カーソル」を十字キーで操作し、動かしたい駒をボタン押しする。するとスタイラス同様、駒が動けるマスが青い枠で囲まれるので、進みたいマスをボタン押しして駒を動かしていくだ。片手でもできるので移動中などの時のちょっとした時間があいた時に便利に使えるだろう。 ○行き詰まったら?! 将棋は、ゲームの先の先、またそのまた先までとにかく先を読む非常に頭を使うゲームなので、どうしても考えが行き詰まってしまうことがある。自分でどうしても考えたい人もいるだろうが、便利にも次の駒をどのように進めればいいかを教えてくれる「ヒント」という機能がある。だが、あくまで参考なので次の手の決断はやはり自分以外いない。 (とは言いつつ、シナリオどうりにゲームを組み立てるのが将棋の醍醐味ではあるのだが。。。) ヒントをタップすると動かす駒とどのマスに駒を動かせばいいのかヒントを教えてくれる。 あとは相手の虚とつく攻めで駒を進めて、相手の王を詰めよう。 下記はプレイヤーが対局に勝ったシーンだ。
王手!後手(COM)が投了したので先手(プレイヤー)の勝利! | | ■デモ版で遊ぼう
「Pocket 将棋」のトライアル版が、WindowsCE FANのソフトウェアライブラリからダウンロードできるのでぜひダウンロードして遊んでみよう。 ※詳細ページはこちら(WindowsCE FANソフトウェアライブラリ)
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