ソニー CLIE PEG-NR70V ロードテスト第2回 パッケージとデザイン

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2002年4月23日(火)版

ソニー CLIE PEG-NR70V ロードテスト第2回 パッケージとデザイン

Pocket PC キラーになるか? Palm OS 5.0 の微妙な時期に登場した魅力的なCLIE

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本稿は、「Pocket PC キラーになるか? Palm OS 5.0 登場前の微妙な時期に登場した魅力的なCLIE「ソニー CLIE PEG-NR70V」ロードテスト 第1回」からの続きです。


■ いよいよ開封!

 CLIE NR70V のパッケージはグリーンを基調にした春を意識した色合いだ。箱上面は、今回目玉となる内蔵カメラ周辺のデザインと、ソニーお約束のジョグダイヤル周りが強調されている。側面には新CLIEの利用用途がわかりやすく紹介されており期待感をうまく演出している。

 また、見えづらいが、さりげなくMemoryStickのマークが右上に表示されていたり、エコ情報として、製品には無鉛ハンダが使用されている旨などが記載されており環境への配慮も伺える。

 パッケージのサイズ自体は、通常の Pocket PC 2002 端末のものとほとんど変わりがないようだ。パッケージのサイズなぞ比べても仕方がないが、いわゆる PDA はほぼ同じくらいのサイズのパッケージに統一されてきているような気がする。


■ パッケージの中身

開封し、中身を全て並べてみた。内容物は下記のとおりだ。

・CLIE本体(含むスタイラス1本)
・USBクレードル
・ACアダプタ
・ステレオヘッドホン(ミニジャック)
・オーディオ用リモコン
・取り扱い説明書
・はじめにお読みください
・付属アプリケーションのご案内
・CLIE用語集
・その他(保証書、修理依頼伝票やISP申し込み書など)

 Pocket PC 2002 端末の場合、いずれも標準で Windows Media Player を ROM に内蔵し、音楽・映像の再生にも対応しているが、標準で「ステレオヘッドホン」や「オーディオ用リモコン」が同梱されているものはない。例えば、カシオの Pocket PC 2002 端末「CASSIOPEIA E-2000」と、このソニー CLIE NR70V は、ほぼ同価格帯 (\59,800) で販売されているが、アクセサリの豊富さでは CLIE か。もっとも、CASSIOPEIA E-2000 では CF TypeIIスロットは標準で付属し、CLIE のように別売の通信アダプターを購入する必要がないなどの違いはある。

 Pocket PC 2002 がやはり電子メール、Webブラウザなど、インターネット対応に力が入っているのに対し、CLIE はウォークマンカルチャーの延長線上にあるというか、プライベートに力の入った構成になっているのを感じる。

 ちなみに、ほんの少し期待したのだが、やはりメモリースティックは同封されていなかった。8MB のメモリースティックを同梱する余裕もない、ぎりぎりのコストだということだろうか。

■ CLIE NR70V 本体

 下記に、CLIE NR70V 本体を、愛用の PalmIIIv と比較した写真を掲載する。縦は CLIE NR70V の方が長いが、意外なことに横幅はやや狭い。極端に大きいわけでなくむしろ、ケース入りのVxと比較するとスリムな手触りである。デザインの妙であろう。折畳式で本体の厚みもあるような想像をしてしまうが、比較写真で分かるとおり、分厚くてどうしようもないわけではない。むしろ、PalmIIIv との差が 1mm とか 2mm に収まっているのは十分スマートともいえる。

■ CLIE NR70V クレードル

 CLIE NR70V をクレードルに設置しようとしたら、スタイラスを事前に抜いて、写真のようにクレードルに置かなければならないようだ。実際、CLIE NR70V をクレードルに設置したままではスタイラスを抜くこともできない。

 全体のスタイリッシュさが優先されたため、こうした細かい仕様の優先度が下がったのだろう。クレードル設置後の CLIE NR70V は非常にデザイン性に優れ,さすがソニーといったところ。


■ まとめ

 オープンスタイルになると、CLIEの存在感がやたら目立つ。一見携帯電話のようだが、コンセプトは似ていても実際は似て非なるものだということは、お分かりいただけよう。
 以上、CLIE NR70V のパッケージと本体デザインについて紹介してきた。本体の性能とか、機能、OS という前に、その優れたデザイン性は、誰もに興味を抱かせるだけの力を持っている。後に紹介するように、CLIE にはいわゆるスライドショー機能を持った画像ビューワーなどもあるが、大型で高精細な液晶パネルの力もあって、クレードルに設置した状態で、フォトスタンドとして使っても十分絵になる。

 同じことを iPAQ Pocket PC でやったら絵になるかもしれないが、筆者の気持ちとしては、その他の Pocket PC 2002 端末では残念ながら、そうした使い方が思い浮かばない。同じ価格帯の PDA だが、その使いこなしのスタイルには、CLIE には CLIE の、Pocket PC には Pocket PC のそれぞれの味があるように思う。このあたりは、ビジネスシーンでの CLIE NR70V の活躍ぶりもお伝えしていければと思っているのでお楽しみに。




ソニー CLIE PEG-NR70V ロードテスト第2回 パッケージとデザイン

Reported by とうどう


Last-modified: Sun, 24 May 2009 23:45:30 JST (3100d)