 | ほとんどのアダプタは対象となるメモリカードサイズ |
■ これで十分、と思わせられた製品 CESの会場でふっと見つけた小型のメモリカードアダプター。 USB 直付けでケーブルもなければ、無駄な筐体もない。シンプルにメモリカードより一回り大きいだけのコンパクトなそのカードアダプターは、旅先でみると余計に欲しくなる。 ■ デスクトップにも、ノートPC にも デジカメや、MP3プレーヤー、それに言うまでもなく PocketPC など、最近は身の回りにメモリカードが溢れている。WindowsCE の世界ではかなりメジャーなコンパクトフラッシュメモリに、カシオペアE700 が採用した MMC/SDメモリ、富士フィルムなどのデジカメでおなじみスマートメディア、そしてソニーのメモリスティック。 最近、メモリカードの容量は、32MB 〜 128MB が主流でかなり大きくはなってきたが、無限に記録できるものでもない。いずれは、PC に吸い出さなくてはならないのである。 こうした時に、必須なのがメモリカードアダプター。ノートパソコンを利用している場合は、各種メモリカードを PCMCIAカードスロットに変換するアダプタがでているので、それを使うのがもっともスマートでよい。しかし、デスクトップでは、この手のアダプターが必須となってしまうのである。 アダプタ自体は欲しくて買うものではないのだから、できるだけ安価な方がいい。また最近では、複数の PC をお持ちの方も多いだろうが、小さいものなら自宅と会社の両方を持ち運んで利用できるので経済的だ。 また取り外しが便利とくれば、やはり最近では USB 対応のものが一番楽でよい。WindowsNT では使えないが、Windows98/Me/2000 では、ほとんどの製品がドライバなしに対応することが可能だからだ。 つまり、小さくて、シンプルで、USB 対応の安価なアダプターが欲しい。 デスクトップでは必須なニーズだが、ノートパソコンでも、PCMCIAカードスロットが 1つしなくて、LAN やモデムを利用しているときにも、こうした USBアダプターは便利だ。 ■ ちなみに日本ではまだ買えないらしい という背景の元、すっかりこのアダプタがほしくなった我々は、いきなり展示員に慣れない英語で「売ってくれ」と頼んでみたものの、結果は「NO」。売り物ではなく、今回は展示に来ているのだ、という。 そりゃそうなんだけどさ。 ちなみに、夜ホテルに戻って話をしていると、WindowsCE FANスタッフの何人もが、ここで同じように「売ってくれ」をやったらしい。(会場が広いため、昼間はバラバラに取材)。 価格こそ聞かずに購入交渉をしたものの、同社のオンラインストアで価格を調べるとメモリスティック以外のすべてのメモリカードアダプタは、USB対応のものが $40 ときわめて安価だ。 この会社の URL を調べて掲載しておいたので、興味のあるショップの方はぜひ輸入して販売してください。どこかの会社がすでに OEM しているかもしれませんけど。
■ 最新情報 WindowsCE FANの「フリートーク」に寄せられた情報によると、すでにこのアダプタ日本でも発売されているらしい。気になる人は週末ショップを探してみよう!
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