■ピンボールは運ではない! 実際のピンボール台の動きを完全に再現した「Angel Egg」は、ただ単に落ちてきたボールをフリッパーではじき返すだけでは高得点を獲得することはできない。ボールをコントロールするには、プランジャーやフリッパーの操作はもちろん、台を揺らすテクニックなども必要だ。 「Angel Egg」でピンボールのテクニックを磨けば、実機のピンボールでも上達したことを実感できるという。そこで、今回はピンボールをただの運だめしと言わせないための、基本的なテクニックをいくつか紹介する。 ○ダブルフリップ
ピンボールを初めて間もないとついやってしまうのが「ダブルフリップ」だ。これは、ボールが落ちてきたときに左右のフリッパーを同時に振り上げボールを打ち返すこと。一見、どのようなボールの動きに対しても対応してくれそうな手法だが、下の図を見てもらえれば一目瞭然でフリッパーの間隔を広げてしまう。なので、ダブルフリップはボールを落としやすくしてしまう上、やってしまうと初心者と見られてしまうぞ。 ○デフレクトパス
ボールが落ちてくるときに、左右のフリッパーの間へ落ちそうなきわどいコースを取ることがある。この場合あわてずに、片方のフリッパーを上げるか、タイミングを見てフリッパーを振り上げボールのコースを変え反対側のフリッパーで打ち返そう。ボールの方向を変えたら、すばやく上げたフリッパーを降ろすのがポイントだ。 ○ホールディング
ボールがリターンレーンから落ちてきたときにフリッパーを上げておくことでボールをキープすることができる。ボールを一旦止めることでターゲットを正確に狙うことができるようになるぞ。また、キープした状態からフリッパーを一瞬下げてまたすぐに上げることで、反対側のフリッパーにパスをする「デフレクションポストトランスファー」という技を繰り出すこともできる。 ○デッドフリッパーバウンス
先ほどの「デフレクションポストトランスファー」と似ていて反対側のフリッパーにボールを渡す技だが、これはフリッパーを下げたままでボールを弾ませ反対側にパスするテクニックだ。ボールが来てもフリッパーを動かさないため、コースを見切る力と何もしない勇気が必要だ。 ○ティップス
スリングショットを利用し反対側のターゲットを狙うテクニック。リターンレーンからボールが落ちてきたときに利用しよう。 ○ホールディングリフト
フリッパーを上げたままにして、落ちてきたボールをそのままリターンレーンに逆走させるテクニック。 ○トラッピング
サッカーのトラップと同じようなイメージで、ボールの勢いを止めるテクニックだ。これは、落ちてくるボールをフリッパーを上げた状態で待ち、フリッパーに当たる瞬間にフリッパーを下げる。これがうまくいくとフリッパーにボールが吸い付くようで快感だ。トラッピング後、そのままボールを打ち返すことを「ストップショット」という。
|