nexican 「NexiCam」の実用度を探る(上)

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2002年6月27日(木)版

nexican 「NexiCam」の実用度を探る(上)

iPAQの変わり種ジャケット

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■はじめに

昨年世界中(特に米国)で売れまくり、PocketPCの知名度を飛躍的に向上させたiPAQ。シェアの高さゆえか、iPAQシリーズ専用の拡張機器である「ジャケット」も、純正・サードパーティー製双方で非常に多数ラインナップされている。その中には、PCカードジャケットやデュアルCFジャケットといった正統派の拡張ジャケット以外にも、テレビチューナージャケットやGPSジャケットなどのちょっと変わったジャケットも存在しているのだ。今回は、そうした”変わり種”ジャケットの一つであるデジタルカメラジャケット「NexiCam」をお借りすることができたので、実用性やスペックなどについてレポートしていくことにしよう。

現時点で本製品は日本未発売となっているが、今後代理店が販売を開始する可能性もある。現時点では、海外通販を使用するかか並行輸入品を購入するしか入手の方法はないだろう。ちなみに、NexiCamを作っているnexicanという会社は、他にもデュアルCF+拡張バッテリジャケットなどの変わった製品を出しているので、一度webサイトを覗いてみると面白いかもしれない。

■スペックで見る「NexiCam」

このジャケットの機能は、大雑把に言って「iPAQを、動画と静止画が撮影可能なデジタルカメラにしてしまう」というもの。主なカタログスペックは以下のようになっている。


  • サイズ:3.4x5.2x2.0インチ
  • 180°回転可能なレンズ
  • f値2.8
  • 最高解像度SVGA(800x600)
  • デジタル2倍ズーム
  • シャッタースピード自動調整
  • iPAQのディスプレイをファインダーとして利用可能
  • 12fpsで45秒間の動画撮影が可能
  • セルフタイマー機能
  • 出力フォーマットはJPEG、BMP、AVI
  • 画像はメインメモリおよびCFメモリに保存可能(ジャケットにCFスロット内蔵)
  • 電源はiPAQのバッテリを使用

と、カメラとしてのスペックには特筆するべき点があるわけではない。実写画像のサンプルは次回に掲載する予定だ。

■写真で見る「NexiCam」

ジャケット自体の外観はこんな感じだ。”普通のカメラっぽい”外観になっている。レンズ左の銀色の部分はスライドしてレンズカバーになる
レンズ部分はこのように180°回転可能。自分撮りも簡単だ。ただし、当然ファインダー内の画像も180°反転してしまうので、ソフトで調整する必要がある

レンズ周辺部アップ。レンズの回りに見える銀色の輪は回転するようになっており、その回転でフォーカスを調整できるようになっている模様(マニュアルには記述がないが)
レンズカバーを閉めた状態ではこのようになる。レンズカバーの厚みがかなりあるため、実質的にデュアルPCカードジャケット以上に大きな印象を受ける

上面部。CFスロットが搭載されているのが見える。このスロットは一部で「CFカードの一部が使用できない」という報告があったが、筆者の環境では無線LANカードもP-inComp@ctも動作した
ノーマルCFジャケットとの厚み比較。厚みがほぼ2倍になってしまっていることが分かる。これより小さいデジカメもごまんとある現状で、この大きさはかなり辛いと思われるのだが…

■PC用ソフト「NexiCam Tool」

「NexiCam」を使用するためにはiPAQにドライバをインストールしなければならないのだが、その際にはPCにも連携アプリケーションがインストールされる。もっとも、実際には「連携」というほど大げさなものではなく、NexiCamで撮影した独自形式動画をPCにコピーした後、PCで閲覧可能なAVI形式に変換するためのソフトだ。その他にも撮影した画像をスライドショーのように閲覧する機能も備えている。

このように、独自形式(VID形式)の動画をAVIにコンバートする
AVIにコンバート後は、動画プレーヤーとして閲覧することができる

それでは、次回はiPAQ側ソフトウェアや実写画像、使い勝手を含めた感想などをご紹介していくことにしよう。



nexican 「NexiCam」の実用度を探る(上)

Reported by square


Last-modified: Sun, 24 May 2009 23:45:30 JST (3100d)