カシオ「EXILIM」EX-M1レポート 【第4回】MP3再生機能をチェック!

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2002年7月19日(金)版

カシオ「EXILIM」EX-M1レポート 【第4回】MP3再生機能をチェック!

世界最薄デジカメ!

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■EXILIM シリーズは選べる3機種

 前回まで、EXILIMシリーズの中でも、「EX-S1」(MP3再生機能なし、本体色:シルバー)をピックアップしてきたが、他にEX-S1と機能が同じで本体色がパールホワイトの「EX-S1PW」および、MP3再生機能などが備わった「EX-M1」という、3つの製品が発売されている。

パールホワイトの「EX-S1PW」。
私はこの色の方がお気に入りだ。
MP3再生機能付きの「EX-M1」。本体色はシルバーのみ。
液晶リモコンのヘッドホン端子は一般的なステレオミニプラグ。

 さて、EXILIMの購入を考えたときに迷うのは、「EX-S1」にするか、はたまたMP3音楽再生やボイスレコード機能の付いた「EX-M1」にするかという点だろう。参考までに、本記事の執筆時点での実売価格は、「EX-S1」が29,800円であるのに対して「EX-M1」は39,800円と、1万円の価格差がある。


■「EX-M1」は MP3再生機能、音声記録機能つき!

 ここで、MP3再生機能など「EX-M1」だけの付加機能をピックアップして検証してみよう。

・画像撮影後、続けて音声も録音可能な「音声付静止画撮影モード」
・撮影済みの画像に音声を追加するアフターレコーディング機能
  → WAV形式(約4KB/秒)で最大30秒まで
・音声付きムービー撮影機能 → AVI形式
・ボイスレコード機能 → 内蔵メモリで約50分記録可能
・MP3形式の音楽再生機能

 これだけの付加機能があるにもかかわらず、厚さで1.1mm、重さに至っては2gしか増えていない点は特筆に価するだろう。

EX-M1のファインダーの下にはマイクがある。
EX-M1には「AUDIO」モードがあることと、
スピーカーが搭載されている点に注目。

EX-M1(左)とEX-S1PW(右)の厚さの差はわずか1.1mm!
重さの違いはたったの2gだ!


■MP3再生機能をチェック!

 繰り返しになるが、EX-M1ではパソコンからMP3ファイルの音楽データを取り込み、オーディオプレーヤーとして再生することができる。
 EX-M1で再生できるのは、以下のファイルである。
  ・MP3(MPEG-1 Audio Layer-3)
  ・ビットレート:32〜320kbps、VBR対応
  ・サンプリング周波数:32/44.1/48kHz
 また、EX-M1本体および液晶リモコンは、ID3タグの表示に対応し、曲名/アーティスト名、再生時間を表示することができる。(英数字のみを表示。日本語は非表示。)

 再生モードは、ノーマル再生の他、全曲リピートおよび1曲リピートに対応するほか、パソコンのテキストエディタで再生したい曲のファイル名を記述した「PLAYLIST.TXT」というファイルを作成し、MP3ファイルと同じフォルダに置くことで、再生する曲順を指定することもできる。(通常はメモリーに書き込まれた順番に再生される)

 もう一点、触れておきたいのは、本体に付属する液晶リモコンの先のヘッドホン端子が、ほとんどのヘッドホンに使用されているステレオミニプラグであることだ。その分(?)リモコンがやや大きいが、自分のお気に入りのヘッドホンをそのまま使用することができるのはうれしい。

 ※ なお、カメラ本体にスピーカーがあるが、MP3ファイルの音楽データを再生することはできない。(再生はヘッドホンからのみ)

■バッテリーの持ちは? MP3再生ロードテスト。

 MP3プレーヤーとしての利用を考えたときに気になるのはバッテリーの持ちだろう。音楽を聴いていて、いざ写真を撮ろうとしたときに電池切れというのでは困る。
 参考までに、カタログに記載された電池持続時間は「連続再生時:約5時間30分」であるが、実際の電池持続時間がカタログ値よりも短いことも多く、実際に自分で試してみないと安心できないだろう。

 という訳で、フル充電した「EX-M1」にCD1枚分のMP3ファイルを収録したSDメモリカードをセットし、ボリュームは中間くらいにして全曲リピートで再生し続けた結果、、、なんと約7時間も再生し続けることができた。
 最近のMDプレーヤーなどと比べると決して長いとは言えないが、カタログ値より長く再生できただけで何か得した気分がして気持ちが良い。

 再生時間には概ね満足したものの、一点だけ、リモコンに表示されるバッテリー残量の目安に不満が残った。偶然そうなってしまったのかもしれないが、最後の10分くらい(つまり約6時間50分経過時)まで電池残量が3つ(MAX)だったのに、その後数分の間に残量が2つ、1つ、空っぽ、になってしまったのだ。これでは電池残量の目安とは言えない。。。

(この結果は、あくまでも筆者の手元のEX-M1単体による実験の結果であり、状況によって結果は変わり得ることをご承知頂きたい。)


■EX-M1は楽しい!

 結論から言うと「EX-M1」は楽しい。MP3再生機能に関しては、専用機と比べると機能面でやや劣る面もあるが、決して「おまけ」というレベルではないし、このサイズのボディにデジカメとMP3プレーヤーの機能が詰め込まれていること自体が驚異的だ。
 私が実際に使ってみた感想では、MP3再生機能よりもボイスレコーダーとしての機能が興味深かった。つまり、普段からポケットに入れて持ち歩いてみると、「EX-M1」一台で写真も動画も音も記録できるので、画像メモと同時に音声メモをとることができるのだ。

 結論になるが、私としては「EX-M1」をおすすめする。MP3再生やボイスレコーダーの機能は「あれば使う」ものであると思うし、実際に使っていてかなり活躍してもらっているからだ。従来の機種でも同様の機能を提供するものはあったが、コンパクトでレスポンスが良く、操作もシンプルなEXILIMは、これまでにない楽しい製品だと思う。


 次回はEXILIMを使って実際に撮影した画像を紹介しながら、デジカメとしての性能をチェックしてみる。

(第5回へつづく)



カシオ「EXILIM」EX-M1レポート 【第4回】MP3再生機能をチェック!

Reported by うっきー


Last-modified: Sun, 24 May 2009 23:45:30 JST (3100d)