■手軽にFAX! E-Mailや携帯電話など、外出先から情報を伝える手段は多数存在するが、今でも手軽な通信手段としてFAXが利用される場面は多いだろう。しかし、外出先では手書きの地図や簡単なメモなどをFAXで送信したくても、コンビニなどを利用しなくてはならず非常に手間がかかってしまう。 そのような外出先で少々手間のかかるFAXが「AxFax for PocketPC」を利用することで、いつも携帯している PocketPC で簡単にFAXを送信することができるようになる。また、出先でプリンター代わりとしても使えるので便利だぞ。 ※「AxFax for PocketPC」で動作保証しているモデムは、「NTT ドコモ P-in m@ster」と「TDK RH2000P」の2つのみとなっているので気を付けよう。 ■実際に使ってみよう!
Step1.まずは設定 何はともあれ「AxFax for PocketPC」を利用するには、まず使用するモデムなどの設定が必要だ。「表示」から「設定」をタップして使用するモデムなどを設定しよう。 Step2.送信文書の作成
文書を作成するには「ファイル」から「新規作成」を選択しよう。Windows標準のペイントの様な使用感で簡単に文書を作成することができる。もちろん、PocketWordなどから文書をコピーして貼り付けることも可能だ。 ※Step1,2の詳しい設定方法は次回説明します Step3.文書の送信
文書を作成したら以下画像の○印又は、「ファイル」より「FAX送信」をタップし、続いて表示されるFAX番号入力画面で送り先の番号をダイヤルボタンより入力するか、電話帳より送り先を選択しよう。 ※上記の電話帳は、PocketPC標準の「連絡先」に登録されている一覧が表示される 番号を入力し「OK」をタップするとFAX送信が開始される。送信中は、通信速度や進行状況、ページ数など様々な送信状況が表示され、送信が完了すると「正常終了」と表示される。送信の途中でキャンセルするには「中断」をタップしよう。 Step4.文書の受信
「AxFax for PocketPC」は、FAXの送信のみならず受信も可能だ。しかし、常に受信が可能という訳ではないので以下の手順で受信待機状態にしてから相手にFAXを送ってもらおう。 受信待機状態にするには、以下画像の○印又は「ファイル」より「FAX受信」をタップする。受信が始まると、受信状況が表示され受信が終了すると「受信待機中」に戻る。受信待機状態を終了するには「終了」をタップしよう。 Step5.履歴の参照
送信や受信が正常に行われたかの確認や、送り先の確認などに履歴を利用することができる。履歴を見るには「表示」より「送信履歴」又は「受信履歴」をタップしよう。また、「編集」より削除やフォルダへの移動などが行える。 Step6.ユーザーフォルダの参照
「AxFax for PocketPC」には、文書の保存や送受信履歴の保存にユーザーフォルダというものを用いる。ユーザーフォルダを開くには「表示」より「ユーザーフォルダ」をタップする。「編集」より名前の変更や削除などが行え、ファイルのダブルタップで文書を開くことが可能だ。
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