最強の WindowsCE.NETマシン カシオ業務用端末「CASSIOPEIA DT-5100」

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2002年10月20日(日)版

最強の WindowsCE.NETマシン カシオ業務用端末「CASSIOPEIA DT-5100」

WPC EXPO 2002 レポート ブロードバンド時代 = ユビキタス・ネット社会を拓く =

 ↑↑WPC EXPO 2002↑↑ 


■ はじめに

 WindowsCEシリーズ最新の「WindowsCE.NET 日本語版(Version 4.0相当)」を採用。そして、35万画素カラーカメラ内蔵、屋外では反射型同等の見易さ、屋内では透過型液晶並みのきめ細かさを備えた「2WAYカラーLCD」内蔵。もちろん、無線LAN、Bluetooth内蔵を内蔵※し、先端のインターネット電話 = VoIP機能も用意されている。本体下部には小型のキーボードも備えている。当然 CPU には Intel XScale PXA250 アプリケーションプロセッサ 400MHz を採用している。そして何故かレーザースキャナを内蔵し、バーコードを読み取ることができる!

 ご覧のとおり、スペックをみると最強のPDAとなっているが、残念ながらこの商品一般ユーザーが購入することができない。それが、カシオの法人・業務向けハンドヘルド(ハンディーターミナル) 「CASSIOPEIA DT-5100」だ。この「CASSIOPEIA DT-5100」が、WPC EXPO 2002 の会場で一般公開されていたので、紹介しよう。

※ 無線LANとBluetoothを内蔵しているのは、DT-5100M50SC、DT-5100M50はBluetoothのみ

■ DT-5100 を写真で見てみよう

 さて、下記が最強 WindowsCE.NETマシン「CASSIOPEIA DT-5100」だ。業務用ということもあり、あまり詳しく突っ込んだ話は聞かなかったものの、2WAYの見易さと、無線LANに Bluetooth を内蔵しながら(さらに、レーザースキャナまで!) 非常に軽量なのが印象的だった。特に、液晶の鮮やかさについて、説明員の方に「これって、新しい液晶なの?」と伺ったところ「そうです。当社で一番新しい液晶です。他では出してませんでしたが、すごいでしょ」と自信たっぷり。ぜひ、CASSIOPEIA E-2000 の後継機には採用していただきたいものだ。



2WAY液晶パネルは非常に美しい。
デジカメでここまで綺麗に撮れたのは
はじめて。
CASSIOPEIA DT-5100 のデモ・メニュー。
業務用として利用するときも、こんな画面が便利。
VisualStudio等で簡単に作ることができる。
縦には長いが、詰め込まれた機能に反して
本体は分厚くない
本体下部。いわゆるクレードル用の端子はない。
PCとの同期が前提ではないことが分かる。
暗いところでもこの視認性。
裏面。上部にカメラ。
下部はバッテリ交換用のロック。
小型のテンキーを内蔵。Fnキーと併用することで
いろいろ利用可能だ。
アルファベットは携帯電話のような
親指入力式だ。
本体トップはレーザースキャナだ。

■ DT-5100 はカシオの最新技術がいっぱい

 カシオといえば、今から5年前の WindowsCE 1.0 の H/PC 時代に、日本で最初に搭載した製品「CASSIOPEIA」を発売した、この業界ではもっとも老舗だ。そのカシオが同社の持つ最新技術を詰め込んだのが、この業務用ハンドヘルド(ハンディーターミナル)なのである。

 下記が、同社のパンフレットに掲載されている特長を元に筆者が再編集した特徴だ。

◎ 屋外でも屋内でも見やすい 2WAY液晶を採用

 2WAY方式とは、「液晶画面にカシオ独自の工学フィルムと専用の導光板を使用した」液晶パネルなのだそうだ。例えば運送会社等の場合、倉庫で在庫をチェックして、屋外のトラックに積んで、作業タスクを完了にチェック、というような場合でも、どちらでも見やすい。

◎ 無線LAN、Bluetooth、ワイヤレス機能をすべて搭載したモデルも

 ネットワークが苦手だった Palm互換機のソニーCLIE でも無線LANに対応している現在、いまどき対応していても不思議はない無線LANと、Bluetoothだが、この「DT-5100」は、両方を内蔵してしまっているのが特徴だ。それでいながら、バッテリは 3.5時間使えるし、重量は250g〜280g(カメラ内蔵)だ。

◎ VoIP機能により内線電話等、電話機能に対応

 さらに、VoIP(Voice over IP)こと、インターネット電話に対応。内線電話等も、これ1台で対応可能だ。さらにメールや、Webも同時に利用できるため、ヘッドセットを併用すればきわめて効率的な業務システムが完成するに違いない。

◎ カメラ内蔵モデルも

 「CASSIPEIA DT-5100」シリーズのDT-5100M50SCでは、本体に35万画素(VGA相当)のデジカメを装備している。無線LANの利用できるところなら、この「CASSIPEIA DT-5100M50SC」を持ち運ぶだけで、移動式の中継カメラとしても利用できる。保険業や、建築、清掃等の業務用端末としても、非常に便利そうだ。

◎ 耐衝撃性 IP54準拠

 業務用として使う場合には、少々ラフな使い方にも耐えなくてはいけない。もちろん、放り投げたりする人はいないだろうが、間違って落としたり、荷物等を抱えるときに圧迫されてしまうかもしれない。
 こうした心配に応えているのが、「CASSIOPEIA DT-5100」の持つ耐衝撃性能だ。1.0mからの落下にも耐え、防滴・防塵性能を備えている。規格としては、IP54という規格になるようだ。

■ まとめ

 最強のWindowsCE.NET端末「CASSIOPEIA DT-5100」は、多くのユーザーにとっては残念な、業務用端末だ。一方で、無線LANに対応する、VoIPに対応する、デジカメと通信機能が一体になっている、など、従来こうした業務用ハンドヘルド(ハンディーターミナル)を導入していない企業でも、よく考えてみると導入できる場面が多いのではないかと思う。たまたまこの記事を見かけた方は、ぜひ自社で利用できる場面がないか想像してみるのも楽しいのではないだろうか。



最強の WindowsCE.NETマシン カシオ業務用端末「CASSIOPEIA DT-5100」

Reported by けいたん


Last-modified: Sun, 24 May 2009 23:45:30 JST (3765d)