常識を超えた振動スピーカー どんな音がするの?
その2 オフィス編

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2001年1月29日(月)版

常識を超えた振動スピーカー どんな音がするの?その2 オフィス編

窓ガラスから、机まで何でもスピーカーにできる

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パッケージ表面

■ 引き続き

 前回は、家庭の中での振動板の選び方とその聞こえっぷりを紹介した。
 今回は、オフィス編ということで、オフィスの中での利用シーンを紹介してみよう。

■ その1: 机の裏 ○

 普段利用している机の裏に貼り付けてみた。
 音量はそれほど周囲に聞こえるほど大きくはないのだが、机に座るとはっきりと聞こえてくる。これはとても面白い特性だ。ヘッドホンじゃないのに、ヘッドホンのような使い方にもなっていると思う。
 また、音が大きくなったり、ドラム系の音の場合には、机がぴりぴりと小刻みに震えているのが、机の表面まで伝わってくる。気分はボディソニック?

■ その2: 窓ガラス ○

 家庭の中と同じように窓辺で仕事をするときには、窓ガラスに貼り付けることも可能だ。
 窓ガラスにスピーカーを貼り付けると、音は窓の外から聞こえてくるように感じられる。ただし、当然部屋の中でなっているので、窓の外のように、ちょっと音圧が落ちることもない。

 問題は、なかなか窓にスピーカーを貼って使えるようなシチュエーションって、オフィスの中にはあまり存在しないことだろう。

パッケージ裏面

■ その3: コーヒーサーバー △

 共鳴板として、ぱっと目を引いたのが、コーヒーサーバーのポット。
 ガラス製で、響きもよさそうだ。

 実際に音を流してみると、音量は小さく、響きもそんなによくはない。ポットの口のところに耳をつけてみると、なんともいえない独特の感じはするのだが。

■ その4: ゴミ箱 ○

 最後に意外と面白い雰囲気を出してくれたのが、この金属製のゴミ箱だ。
 貼り付けると、ゴミ箱全体から音が出て、ゴミ箱の内側で共鳴しているのが分かる。この感じだと、トランペットや、ホルンなどの金管楽器をお持ちの方は、そうした楽器に貼り付けてみると、自然で気持ちのいい音がするのかもしれない。


■ 全般的な感想

 既存のスピーカーに比べて、音の聞こえる距離が短い印象を受ける。かといって、音量が小さいわけではない。最近、一部のレコード店や、書店に新型の試聴機が置かれていることがある。頭上に半球型のスピーカーが設置されているタイプのもので、その下に立たないと音が聞こえないというものだ。

 この CEMI の印象は、まったくこれと同じ感じがする。
 新しい物好きの人には、ぜひ試していただきたい気がする一品なのであった。



常識を超えた振動スピーカー どんな音がするの?その2 オフィス編

Reported by けいたん


Last-modified: Sun, 24 May 2009 23:45:30 JST (3100d)