ソニーCLIE PEG-NX70V 第7回 豊富かつ魅力的なバンドルアプリケーションその2 〜NetFrontでWebにアクセス!〜

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2002年10月30日(水)版

ソニーCLIE PEG-NX70V 第7回 豊富かつ魅力的なバンドルアプリケーションその2 〜NetFrontでWebにアクセス!〜

XScale PXA250 200MHz搭載のPalm互換機、CF/MSの2スロット内蔵

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本稿は「ソニーCLIE PEG-NX70V 第1回 PEG-NX70V がやってきた」の続きとなります。

■ NetFrontとは

 CLIE PEG-NX70Vには標準でWebブラウザ「NetFront v3.0 for CLIE」(以下、NetFront)がバンドルされている。CFカードスロットの搭載で、前モデルに比べその通信機能を大幅にアップしたCLIE PEG-NX70Vであるが、それをソフトウェアの面から支えているのがこのNetFrontである。今回はそのNetFrontを用いて、CLIE PEG-NX70Vでネットにアクセスしてみるぞ!

CF Utility画面@P-in Comp@ct認識中

■ インストール時の注意

 マニュアル(これが、最近よくある「PC上でのHTMLマニュアル」なので不便なのだが…)にもあるが、NetFrontのインストールには注意を要する。NetFront自体のアプリケーションサイズは約2MBなのだが、インストール時にはなんと約6MBもの空き容量を要するのだ。ただでさえ旧モデルよりも使用可能空きメモリが減っているというのに… CLIE PEG-NX70Vには非常に多くのソフトがバンドルされているとレポートさせていただいたが、ぜひともインストールの順序には気をつけてほしい!

■ まずはP-in Comp@ctをセット

 いくら多機能なCLIE PEG-NX70Vとはいえ、本体のみではインターネット接続は不可能だ。今回は筆者手持ちのP-in Comp@ct(NTTドコモのCFスロットタイプのPHSカード)を用いてインターネット接続に挑戦だ!
 まずはP-in Comp@ctを本体のCFスロットへ挿す。すると、「ピロッ」という音とともにCF Utilityというソフトが立ち上がる。どうやらこのソフトでCFスロットのデバイスの認識〜制御を行っているらしい。しばらく待つと、CF Utilityの画面中に「P-in Comp@ct」の表示が。無事にP-in Comp@ctを認識した!
 ちなみに、このCF Utilityで、PHSカードの電波状態も把握することができる。
 なお、同じ NTTドコモのCF型通信カードでも「P-in memory」は、メモリカード機能をオフにしても認識させることができなかった。同社の動作確認済みの対応通信カード一覧をみてもらえば分かるとおり、まだまだ対応している通信カードは少ない。Pocket PC の各機種が逆にほとんどの通信カードを利用できることを考えると、「インターネット対応」を歌う、ソニーCLIEのこれからの課題とも言える部分だろう。


通信環境を設定!

■ 通信環境のセットアップ

 PHSカードを認識したら、つぎにやるべきは通信環境の設定だ。ラウンチャから「環境設定」立ち上げ、ネットワークの設定タブを開く。
 通信カードさえ認識してしまえば、ここでも設定は非常に簡単。いくつかのプロバイダ名があらかじめ設定してあるが、特に気にすることはない。日常利用しているプロバイダのPIAFS対応(PHSによるデータ通信対応の)アクセスポイントの電話番号、およびユーザ名、パスワードを入力。このあたりはPCのダイヤルアップの設定と何ら変わらない。接続方法に関しても、CLIE PEG-NX70Vが対応する通信カードの設定はすべて入っているため、あとは該当するものを選ぶだけ。筆者は今回P-in Comp@ctを用いるため、「PHSカード(N)」を選択。
 これで通信環境は整ったぞ! さっそくインターネットにアクセスだ!

■ これがNetFrontからみたWebだ!

さすがにキレイな純正CLIEサイト
WindowsCE FAN のPC用トップページ
さすがに苦しい。
同じく WindowsCE FAN 記事一覧
文字主体のページは十分使える
ポータルサイト「goo」。
なかなかしっくりくる。

■ 非常に多機能!NetFront

 上記をご覧いただければ分かるとおり、ソニー CLIE PEG-NX70V で、NetFront for CLIE を利用すると、非常に快適にWebブラウズが可能だ!

 筆者は正直、PDAのWEBブラウザなんて、せいぜいWebページが表示できるだけという程度のものだとたかをくくっていたのだが… NetFrontの機能は想像を超えてすばらしいものだった。
 ブックマーク機能、履歴情報はもはや当然。ページや画像を本体あるいはメモリースティックに保存することや、画面表示サイズを変更(拡大・フィット・縮小)することも可能、ページ巡回機能、おまけにJavaScriptやSSL、Cookieにも対応しており、通常のWEBサーフィンには十分な機能を兼ね備えている。(このあたり、検証してほしいサイトがあれば、是非ご一報を!)
 また未確認情報ながら、メモリースティックに保存したhtmlファイルをNetFrontで閲覧することも可能らしい。html化された文書も多い今、ドキュメントリーダとしての利用法も十分に考えられそうだ。

■ 今後のデバイス対応、安定性に疑問符・・・か?

 この優れたNetFrontだが、一点注意したい点がある。電波状態の悪い所でNetFrontを利用する場合だ。NetFrontは、電波状態が悪い場合でも、タイムアウトでエラーになるまでひたすらアクセスを試みるようで、その間は外部の操作を一切受け付けなくなり、一見フリーズに近い状態に陥る。しばらく待てばきちんと復活するのだが、それまでにはかなりの時間(2〜3分)を要する。

 現状の CLIE の場合、NetFrontを実行している状態では、PHSカードの電波状態を確認することができないため、はじめのうち筆者はそのフリーズ(もどきの状態)の原因が全くわからず、かなり困惑してしまった。CLIE PEG-NX70VのPDAという性質上、電波環境の悪い所でのアクセスも十分に想定されよう。今後のバージョンアップでの改善を望みたい。

次回は、無線LANをつかってみよう! …と思う。



ソニーCLIE PEG-NX70V 第7回 豊富かつ魅力的なバンドルアプリケーションその2 〜NetFrontでWebにアクセス!〜

Reported by きとぷん


Last-modified: Sun, 24 May 2009 23:45:30 JST (3101d)