生き延びろ! ドリームキャスト。第1弾は英国のセットトップボックスメーカーPACE社へ技術統合

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生き延びろ! ドリームキャスト。第1弾は英国のセットトップボックスメーカーPACE社へ技術統合

■トピックスの内容

先週、日本ではいくつかのメディアがドリームキャストの製造撤退を報じた。それに対して、セガから発表された内容は「すべては決定されたものではない」というコメントだった。あわせて、ドリームキャストのアーキテクチャを他社に積極的にライセンスする方向が示唆された。

 本日の英国PACE社との提携は、この方向性が地に足がついた戦略であることを示す重要な発表であると言える。この統合により、英国PACE社が製造する、デジタル・セットトップボックスに、ドリームキャストの技術が統合される。完全にその機能を包含することで、既存・これからのドリームキャストソフトウエアが動作するとしている。
 さらに、発表によると下記のようなメリットがもたらされると言う。

1) 家庭のリビングルームに設置されているテレビモニターで、ブロードバンド(xDSL、CATV、衛星など)接続及び大容量ハードディスクを特徴とするセットトップボックスを通じたゲームのダウンロードが可能になり、ユーザーの利便性が飛躍的に向上する。

2) ゲーム機に搭載されている強力なグラフィック機能により、これまでより遥かに使いやすい3DによるTV番組の電子プログラム予約(EPG)サービスなどの新サービスの展開が促進される。

3) 今後ブロードバンドネットワークが発展しTV放送とゲームの世界が融合することで、ゲームプレーヤーが自分自身のキャラクターをゲームの中に挿入したり、他のプレイヤーと相互に文字チャットや音声(VoIP)で会話したり、プレーヤーが見逃したエピソードを高速でダウンロードしプレイできることなどが可能となり、まったく新しいエンターテイメントの世界がもたらされる。

 なお、英国PACE社は、日本でいえば PerfecTV や WOWOW のような衛星放送や、ケーブルテレビのセットトップボックスを製造してきたメーカーである。米国ではあまり浸透していないようだが、ヨーロッパ、ラテンアメリカ、 オーストラリア、アジア圏にアナログタイプのセットトップボックスを650万台、デジタル・セットトップボックスを250万台出荷している。
 また、単なるセットトップボックスの提供だけでなく、センタ - エンドシステムの提供や、システムの運用など幅広いサービスを提供しているのが特徴である。


生き延びろ! ドリームキャスト。第1弾は英国のセットトップボックスメーカーPACE社へ技術統合


Last-modified: Sun, 24 May 2009 23:45:30 JST (3100d)