PDA・モバイルソリューションフェア 2004:東芝の Windows Mobile 2003 Second Edition 搭載 VGA 機「GENiO e」実機レポート

このページをDeliciousに追加 このページをはてなブックマークに追加 このページをYahoo!ブックマークに追加

PDA・モバイルソリューションフェア 2004:東芝の Windows Mobile 2003 Second Edition 搭載 VGA 機「GENiO e」実機レポート

■トピックスの内容


第一報でもお伝えしたとおり、8 月 31 日に開催された「PDA・モバイルソリューションフェア 2004」において、かねてより噂のあった東芝製 Windows Mobile 2003 Seconde Edition (以下、SE)搭載機が国内初お披露目となった。今回、わずかな時間ではあるが実機に触れることができたので、レポートをお伝えしたい。

すでに東芝は、海外で「Pocket PC e800」という VGA 液晶を搭載した Pocket PC を発売しているが、今回のイベントに出展されたものは参考出展ということもあり、正式な名称は記されていなかった。会場で配布されていた資料にも「GENiO e」と記されているだけだったが、おそらく正式発表時には“e800”シリーズの名を冠することになると思われる。実際、展示機と海外版 e800 シリーズとの大きな違いは、筐体正面左上に“GENiO e”の文字が印刷されている点くらいだろう。

実機に触れた第一印象は、「思っていたほど大きくないな」というものだ。以前、「Windows Mobile FAN Festa」で海外版の e800 に触れてはいるはずなのだが、その時ほど大きいという印象はない(もちろん、ほかの Pocket PC に比べると大きいのだが……)。さほど大きくない筆者の手にも持ちやすいと感じた。また、スクロールボタンやホールドボタンが標準搭載されており、アプリケーション操作全般において、非常に使いやすい(ただし、スタイラスは伸縮式ということもあり、あまり使い勝手の良いものではなかった)。

VGA 液晶はやはり非常に美しく、表示サンプルとしてインストールされていたワード / エクセルファイルも、ズームを最小にしてもはっきりと文字が認識できた。500kbps 程度のサンプルの動画ファイルも入っていたので、Media Player でフル画面再生してみたのだが、こちらはなぜかスムーズに再生されなかった。e800 シリーズと言えばマルチメディア系に強いという噂を聞いていただけに、これは意外だった(もちろん、ファイル側の問題ということも考えられるし、ハードをチューニング中だからという可能性もある)。なお、デフォルトアプリケーションの起動、切り換えに関しては、以前ハードウェアレビューを行った「POCKET LOOX v70」よりも快適に感じた。

ちなみに、会場で配布されていた資料によれば、液晶は半透過型 4.0 インチ VGA、CPU は PXA272 プロセッサ 520MHz、、メモリは RAM 128MB / ROM 64MB(うち 24MB をFlash ROM DISK として使用可能)、無線 LAN および Bluetooth 搭載(有り / 無しを選択可能)、バッテリは 1320mAh で、CF Type II と SDIO NOW!対応の SD スロットを搭載となっている。プロセッサなどのスペックを見る限り、どうやら e800 の後継機種とされている「Pocket PC e830」と同じもののようだ。

広報担当者によると、発売は今秋とのことで、「10 月には発売したい」というコメントを得られた。もしこの通りのスケジュールで発売されれば、国内では「POCKET LOOX v70」、「Axim X30」(現時点ではまだ出荷されていないが……)に次ぐ 3 台目(VGA 液晶搭載機としては 2 台目)の SE 搭載機となる。今から発売が楽しみな機種と言えるだろう。


PDA・モバイルソリューションフェア 2004:東芝の Windows Mobile 2003 Second Edition 搭載 VGA 機「GENiO e」実機レポート


Last-modified: Sun, 24 May 2009 23:45:30 JST (3105d)