究極のコピー防止: Windows XP の「WPA」って知ってる?

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究極のコピー防止: Windows XP の「WPA」って知ってる?

■トピックスの内容

今年後半発売されるマイクロソフトの新OS「Windows XP」では、新しいコピープロテクト技術が採用されているのをご存知だろうか?

この新しいコピープロテクトの技術は「WPA = Window Product Activation」と呼ばれる技術で、かつての「Director」のプリンタポートに接続するハードウエア・キーを除けば最強のコピープロテクト技術となる。いや、むしろ、ハードウエア・キーよりも厄介になると考えられている技術だと思ったほうがよいだろう。

この技術は、簡単に言えば、購入した製品の Product Key と、それを最初にインストールした PC のハードウエア情報のペアで、1度しか OS をインストールさせないと言う技術だ。この技術により、マイクロソフトにハードウエア情報が登録されていない場合には、30日で OS が動かなくなる。

技術の詳細は、下記のいくつかの記事を参照していただければよいと思うが、この「WPA」が導入されると、特にヘビーユーザーになると、ちょっとした拡大解釈の元で行っている不正コピーや、パソコンの買い替えなどに注意が必要になる。

例えば、自作パソコンを持っていて、それ用に「Windows XP」を購入してきたとしよう。半年後、新しい自作マシンを組み立てて、そこに、元々利用していた「Windows XP」をインストールすることはできない。もう一度、新しいパッケージを購入する必要があるのだ。これまでであれば、古いパソコンを、RedHat Linux などにしてしまえば、元々のマシンで使っていた「Windows XP」を新しいマシンでも使えるのではないかと思っていたわけだが、今度は技術的に不可能となる。他にも、マシンを2台持っていて、片方に「Windows Me」を、もう片方に「Windows XP」を入れていたとする。これを、入れ替えて逆にすることも、おそらくは出来なくなる。

詳細は、製品の登場まで分からないが、収益増加の鈍化が見込まれるマイクロソフト社の次の成長手段は、「正当なライセンス料を得ること」。まるで、JRや私鉄各社が「キセル乗車防止」で、自動改札の設定を厳しくしているような印象を受けた。

法律や、企業の論理としては正しいが、個人ユーザーとしては非常に不満に感じられることも多くなると思われる。あなたはどう思いますか?


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Last-modified: Sun, 24 May 2009 23:45:30 JST (3127d)