JR東日本が「モバイルSuica」における不正クレジットカード利用の実態を報告

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JR東日本が「モバイルSuica」における不正クレジットカード利用の実態を報告

■トピックスの内容

JR東日本は、携帯電話向けサービス「モバイルSuica」において、過去1年間におけるクレジットカードの不正利用額が 990万円、65枚が不正利用されたことが確認されたという。
モバイルSuicaは、Suicaの機能をFelica対応携帯電話(おサイフケータイ)上で実現するサービスだ。携帯電話で「モバイルSuica」サイトにアクセスし、会員登録を行っていく。この時、合わせてクレジットカード情報を登録できる。Suicaの利用料金を、そのクレジットカードから引き落としていくわけだ。

今回のモバイルSuicaにおける不正クレジットカード使用は、このクレジットカード情報登録時に、不正に入手したクレジットカード番号を登録し、利用するというもの。モバイルSuicaでは、Suicaの番号と電話番号、利用者名などがひも付くために容易に不正利用者が特定されそうなものだが、実際には、JR東日本と各キャリアの間での情報交換がなく、被害が出るまでは分からないというのが現状のようだ。

今回の不正利用は、モバイルSuica自体のセキュリティ問題と言うよりは、わずか16桁で利用できてしまう「不正クレジットカード」の問題で、従来から発生している問題だ。これまでもカード偽造による実店舗での被害、キャッシング、オンラインショッピングと不正カードの利用場面が広がってきたが、これがさらに電子マネーの世界まで及んできたということだろう。電子マネーの場合、オンラインショッピングと異なり、匿名性が高まったことで、一気に被害が拡大しかねない背景があるだけに、JR東日本やクレジットカード会社には早急な対応を望みたい問題だ。


JR東日本が「モバイルSuica」における不正クレジットカード利用の実態を報告


Last-modified: Sun, 24 May 2009 23:45:30 JST (3767d)