マウスの表面はスライドパッド、Appleの新マウス「Magic Mouse」を触ってみた

このページをDeliciousに追加 このページをはてなブックマークに追加 このページをYahoo!ブックマークに追加

マウスの表面はスライドパッド、Appleの新マウス「Magic Mouse」を触ってみた

■トピックスの内容

■ はじめに

 2009年10月21日、アップルは、iMac、Mac mini、MacBookの新モデルを発表するとともに、新しい操作概念を持ったマウス「Magic Mouse」を発表した。「Magic Mouse」は、マウス特有の半卵形を極力フラットな構造とし、その上に、アップルのノートパソコン「MacBook」シリーズに登載されているスライドパッドとした構造を持っている。
別の言い方をすると、マウスの表面の左右ボタンや、スクロールホイールを取り去った特徴的な形状を持っている。これは、触ってみないと使い勝手がわからないということで、早速アップルストア渋谷店に行ってみた。

hero_2_20091020

■ マウスとしては普通に使える

 アップルストアで新型 iMac の前に並ぶこと10分。
 ようやく自分の番が回ってきた。
 早速、マウスを左手に持ち変えて (マウスは昔から左手で操作する癖がある) 触ってみた。

hero_4_20091020

 先に触れたようにマウスには左右ボタンはない。しかし、これは左右ボタンが使えないと言うことではない。普通のマウスの持ち方で、左ボタンのあたりを押し込めば左クリックしたことになるし、右側を押し込めば、右クリックしたことになる。押すことにより、マウス全体が数mmしずみ込むような操作感で、“左右クリック”のフィードバックは悪くない。というか、Mac のマウスは結構前からこの操作感だ。

 机の上での滑りもいい。精度も高い。
 操作したのは、たまたま 27インチのモデルだったのだが、一つ考えさせられたのは、27インチ画面は広いと言うこと。27インチ = 2560 x 1600 という画面は高精度のマウスといえども移動にはそれなりに手間がかかるなあという感想だった。もっとも、OSの設定画面から、このあたりの動作についても変更は可能だ。

hero_1_20091020 lasertracking_20091020

■ スライドパッドは便利か?

 さて、普通のマウスとして使えることがわかったら、次はスライドパッドとしての機能だ。

 Webページを開いて、指をマウス表面の上から下へとなぞってみる。反応は結構よくて、加速度がついて、Webページがスクロールされる。ざっとページ数をみたり、目当ての内容があるかどうかを確認するには便利だなと感じた。

 続いて、マウス表面で、指を下から上へとなぞってみた。すると、Webページがずずずっと上に上がっていく感じ。こちらは、何度かやってみたが、上から下へはなめらかに動かせるのだが、下から上へはなかなかうまく動かせない。これは、センサのせいもあるかもしれないが、むしろ自分の指がそういう操作性に慣れていないのだとすぐに感じることになった。なかなか微妙だ。

 その他にも、指二本でマウスの端をなぞると、ページをフリップするなどの動きをつけることができるらしいのだが、何度かやってみた結果としてはうまく操作することができなかった。このあたりはまた別の機会に試してみることにしよう。
gestures_list_20091020

■ まとめ

 パソコンを操作する上で、キーボードと同じくらい使い込むことになるマウスの操作性や生産性というのは、ある程度使い込んでみないと分からない。というわけで、たかだか5分、10分触ったくらいで、結論を出せるわけもないのだが、ひとまず言えるなあと感じたのは、普通のマウスとしては十分使えると言うことだ。次に、Webページの縦スクロールに限定して言うと、真ん中にホイールや、トラックボールがついているタイプのものよりも操作感が自然で、快適な印象だ。それ以外の操作については、徐々に慣れていくかもしれないし、返って、従来のマウスよりも疲労感が増したりするリスクもある。

 どちらになるかは、再度実機を使い始めたらレポートしたいと考えている。


マウスの表面はスライドパッド、Appleの新マウス「Magic Mouse」を触ってみた


Last-modified: Sun, 24 May 2009 23:45:30 JST (3684d)